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カツカレーの食べかたを巡って諍いとなり、同棲相手の秋恵を負傷させた貫多。秋恵に去られる事態を怖れた彼は、関係の修復を図るべく、日々姑息な小細工を弄するのだ... 続き

コメント

遂に逃げられ〈秋恵もの〉完結! カツカレー注意!

人一倍プライドが高くて、人一倍自分のコンプレックスに敏感な貫多。

どうしようもない性根に気付いていながら、その癖自分本位な貫多。

ダラしなくて、とことんダメなんだけど、それでも見捨てられないのは、自分の内面のどうしようもない部分を投影しているからかもしれない。

カツカレーの食べ方を揶揄されたとしても、女を蹴ることはないけれど、秋恵の貫多に対する態度に苛つく自分がいる。

秋恵はとうとう、貫多を見捨てたけれど、それでも一読者として、ぼくはこの男をこれからも見ていくだろう。

だからとりあえず、さよなら秋恵さん。

これからはぼくたちがこのどうしようもない男を見守るよ。

読者

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西村賢太の本

芝公園六角堂跡

芝公園六角堂跡

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ぴあーす

2017年以降に読んだ本をストッ…

「日乗」は時たまパラパラ捲っていたけど、そういえば長らく北町貫多の作品を読んでなかった、と思っていたところにこの四篇の存在を知って購入。 すっと入ってきた。 貫多の心の惑いも、再び火が灯る感じも、それでいてくよくよと考え続ける移ろいも。 貫多作品には暴力やべらんめえ口調の罵詈雑言がつきものだった、と思い出したのは著者解説を見てのことだった。 たぶん「日乗」(一冊目)での、西村賢太さん自身の静かな心の揺れ動きや、だらしなさまで含めたところの矜持の部分に目の馴染みがあったから、内面心理描写中心の本作も入りやすかった、と勝手に考えている。 そんなわけでやっぱり面白い。 芥川賞受賞以降のほとんど作品も二冊目以降の日乗も読めてなかったので、貫多の心の惑いの証拠を確かめるべく、少しずつ読み拾っていこうかなと思います。

約1か月前

一私小説書きの日乗

一私小説書きの日乗

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ぴあーす

2017年以降に読んだ本をストッ…

再読。 テンポ、江戸っ子口調、淡々とした筆致、締切に苦悩しながら仕事をこなしていく様。そして日々の飲み食いが面白い。自分の立場からは日常の気楽さとかたやの虚しさを感じるが、氏の中では晴も雨もないからりとした日乗なんだろうな。江上剛の解説が的を射てる。寝そべりながら拾い読みしたい。

4か月前

無銭横町

無銭横町

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Eiji Kobayashi

こヴィ。編集者・ライター

年に一度は貫多の声を聞かないと。

3年前

小銭をかぞえる

小銭をかぞえる

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うっちー

自動車業界勤務のひよっこ生産技術…

相変わらず読書後の不快感がすごいある。 でも、また読みたいと思う。

約4年前

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