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時は江戸時代中期。大坂の生國魂神社の境内には、芝居小屋や見世物小屋が軒を連ね、多種多様な芸能が行われていた。笑話の道を志した米沢彦八は、役者の身振りや声色... 続き

コメント

「宇喜多の捨て嫁」が非常に良かった作者の作品だったので手にとってみた。宇喜多の〜、が重苦しくダークな作風だったが本作は上方落語の始祖を扱ったこともあり軽妙な作品に仕上がっている。
主人公が笑いを追求しようと思った動機、江戸と大阪の芸風の違い、芸人同士の足の引っ張りあいや話芸の追求など、どれも素晴らしく巧みに描かれていて素晴らしい。
力のある作者ということが分かったので他の作品も読んでみたいと思った。これはおすすめ。

江戸時代の街の中にタイムスリップしたように、鮮やかに町人の暮らしが描かれています。

読者

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木下昌輝の本

まむし三代記

まむし三代記

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Ataru

●Twitter:https:/…

斎藤道三の祖父、父、道三本人の三代記の体を取ったフィクション。日本全国を立ちどころに滅ぼすこともできるという武器「国滅ぼし」を三代の親子がいかに用いたのかを解き明かしていく。 みたいな感じの内容なんですが、語彙が少なく、文章が稚拙で、構成は強引。伏線の張り方も雑なので「国滅ぼし」が何なのかは中盤くらいで勘付いてしまいます。読むには値しませんでした。本当に綿密に時代考証が行われた、司馬遼太郎や井上靖的な斎藤道三小説があれば読んでみたいです。ありましたっけ?

約2年前

秀吉の活

秀吉の活

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Hodimachion

Just started

就職、結婚、転機…キャリアとライフステージと言う珍しい観点から、迷い悩む"凡人"秀吉の生涯を描いた意欲作。 いかに単に"生きる"のではなく"活きる"のか。 戦国武将と言う生き方にうんざりし、引退に憧れながらも、信長の死によって逃げる事が出来なくなり、天下人の責務を果たしつつもを徐々に歪んでいく悲哀。 秀吉の非常に現代的な描き方だが、こう言う一面もあった人なのだろうなぁと思わせる説得力がある。

2年前

金剛の塔

金剛の塔

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Toru Omae

欧米ミステリを中心に読んでいます…

西暦578年、飛鳥時代の創業という世界最古の会社である金剛組の歴史を小説仕立てにしたもの。冒頭、聖徳太子の声が現代人の耳に届いたりしていたのでファンタジー仕立てだと嫌だな、と正直なところ思ったのだがそれは杞憂だった。流石に手練の作者だけあって寺社建築のために百済から渡ってきた創業者の話から、戦国時代に寺が焼かれてしまう話など過去の要所要所を経て現代の話に至るところを荒唐無稽にならずまとめてある。高温多湿な上に地震の多いこの国でいかにして何百年も倒れない五重塔をたててそれを維持してきたのか、ただ単に建てたときの話でなく、維持してきたところも網羅してスカイツリーの構造にも繋がる技術なのだ、ということまで網羅しようと思うとこの形態しかなかったのかも知れない。時空を超えて現れ聖徳太子の声を伝える木札とスカイツリーのストラップ、というものが登場し重要な役目を果たすことに違和感を持たれない方にはおすすめできると思います。

約3年前

決戦!関ヶ原

決戦!関ヶ原

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付喪神

基本、何でも読みます

2019/05/31 読了 『歴史・時代小説縦横無尽の読みくらべガイド』からの選書。関ヶ原の色々な切り口が面白い。お気に入りは木下昌輝の「怪僧恵瓊」。対する葉室麟の「孤狼なり」が三成側の解釈。映画「関ヶ原」のシーンが頭の中を駆け巡った。

約3年前