文芸

アンサーゲーム

アンサーゲーム 五十嵐貴久

結婚式の夜 ホテルから拉致された新郎新婦 目を覚ますと別々に入れられた真四角の部屋のようなところ 画面に現れたピエロから アンサーゲームのことを告げられる 間違えていいのは10問中2問だけ 2人の答えが一致すれば正解ということだけど 簡単なようでとても難しいと思う 人の感じ方や捉え方で 答えは何通りにもなる場合があるから 相手の事を全て知ってるわけじゃないし 100%理解できるわけじゃないから そう考えると愛してるとか信頼してるというだけじゃ乗り切れないのかもしれない

海のある奈良に死す

海のある奈良に死す 有栖川有栖

有栖川有栖4冊目 タイトルは惹かれる 途中まではワクワクした うーん、解決が好きじゃない 期待が高かっただけに残念 短編集の方が好きかも

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准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき

准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき 澤村御影

怪談奇談はある方向から見れば大概は人間が起こした犯罪である 本物はほんの一握り 人はわからないことに恐怖を感じるから納得のいく「解釈」をすれば安心する 民俗学を教えるイケメン准教授の高槻先生はそう言う 確かにそうかもしれない そんな先生と共に行動するようになった生徒の深町くんは小学生の頃 不思議な体験をした 同じように不思議な体験をした先生と 一緒に互いの経験を調べようという事になった 怖い経験が必ずしも怪談ではなく犯罪紛いのことであるとしても どっちみち経験したくないことには変わりないなぁ

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白銀の墟 玄の月 第二巻

白銀の墟 玄の月 第二巻 小野不由美

重苦しい展開が続く第二巻。 まさかの◯◯、◯す! これはさすがにミスリードだと思うのだけど、どうでしょう。 三巻、四巻もう出てるから結果は、読めばわかるんだけど。 泰麒は『風の海 迷宮の岸』では、思いっきりドッキリ仕掛けられたから、今度は自分がドッキリ仕掛けようとしてるのかな。。 何れにしても、スッキリしない状態なので、次の巻にさっさと進みたいと思います。

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変半身

変半身 村田沙耶香

いつからかわからないのだけど、確かに幼い頃、今生きているのは、生かされているのは「期限付き」なのであって、何か悪いことや失敗をすると、「えーと、じゃあ終わりね」と宣告されてしまうものだと、和式トイレにしゃがんでお腹を一人さすっていたのを思い出す。 とうぜん今はどうしてそうなっていたのかわからないのだけれど、その時は「そう」としか言えない、身体で諒解していたわけで、信じるというのはそういうものだ。 村田沙耶香『変半身(かわりみ)』。どう言えばいいのか、言葉に窮する。とてもラディカルだけど、心地よいのは何故なのか。「本当」というベールを何枚も何枚も脱ぎ捨てて、別のベールを被っては信じるの繰り返し。どうしようもない人間が「ポーポー」叫び倒す。その先にあるのは全く同じ構図で、タマネギの皮よりタチが悪い。 村田沙耶香の小説は『コンビニ人間』しか読んだことはないけれど、残酷さをさらりとむきだしにするから、とてもある意味で倫理的な現象を読者に換気する。自分が倫理的な存在なのだと気付かされる。 『コンビニ人間』も『変半身』も人間についてのはなしだ。小説はだいたい、人間についての話だけれど、正確にいうと、人類、ヒトについての話だ。どこか生物学的で、文化人類学的で、種としてのヒトを扱っている。だから、村田沙耶香の描く人間は強い。次々に別のものを信じていくしかないどうしようもなさは「弱さ」ではない、むしろそこにあるのは種としての「強さ」だ。 ひょっとしたら、僕が語ると次々に出てくる「本当」にクラッシュして、皆が手を繋いで海に飛び込む人間を描いてしまうことになるかもしれない。けれど、種としての人間はそんなことをしない。だから、村田沙耶香のこの小説は、「人間を脱ぎ捨てる」にも関わらず、とってもヒューマニズムな小説で、面白い。 ちなみに『人間が終わる』ということについて僕は別の方向があるのではないかと思っていて、それは中沢新一とかそっち側に何かあるんじゃないかと思っている。備忘録ついでに。

あたしの一生: 猫のダルシーの物語

あたしの一生: 猫のダルシーの物語 ディー・レディー

これからもずっと大切にしたい一冊となりました。あたし(猫のダルシー)とあたしの人間が共に生きる17年と4ヶ月の日々。お互いが寄り添うことでこんなにも温かく心強い。あたしの人間のことをずっと考えているダルシーの愛、涙が溢れてしまいました。〝どこまでがあなたで、どこからがあたしなの?〟江國さんの訳も素敵です。猫はもちろん、動物と一緒に暮らしている人にはオススメ。オススメはなんか違うなぁ、、絶対に読んで欲しいです。

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いつかの岸辺に跳ねていく

いつかの岸辺に跳ねていく 加納朋子

幼なじみっていいなってしみじみ思う 引越しの多かった自分にとって 自分をわかってくれる存在がいるというだけで羨ましい限り 周りに変な子と言われながら足掻き続けた徹子 自分をわかってくれる存在の護を信じて 最初から助けを求めていたら もっと楽に生きれたのに 最終的には護の機転がきいたんだけど 未来は変えられると希望が持てる話でした

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店長がバカすぎて

店長がバカすぎて 早見和真

軽いノリの本。イノセントデイズからこの本までは、かなりの守備範囲である。たまには、いいけど、次は、シリアスな物も、欲しくなる。甘いチョコレートの後には、辛くて硬い草加せんべいが食べたくなる。

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カナダ金貨の謎

カナダ金貨の謎 有栖川有栖

私的にはミステリーと言うよりは関西の街が出てくるのが面白くて、読んでる感じ。読みやすいので軽くサラッと読みたい時はアリスシリーズを選んでます。ただトリックは物足りない気がいつもしてる。

medium 霊媒探偵城塚翡翠

medium 霊媒探偵城塚翡翠 相沢沙呼

大したことない主人公に、なんでかわかんないけど美人のドジっ子ヒロインがグイグイ来るタイプのお話。 あー、こういうミステリ作品苦手なんだよね。 という方におすすめ(笑)。 さまざまな仕掛けに満ちた、手の込んだ一作。話題になるのも納得の出来栄え。

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マンハッタン・ビーチ

マンハッタン・ビーチ ジェニファー・イーガン/中谷 友紀子

第二次世界大戦の混乱の中にあるアメリカで女性潜水士を目指す主人公アナと、彼女の人生に影響を与えた2人の男の物語。 1人は母とアナ、障害のある妹を残して5年前失踪した父エディ。 そして父の雇い主で、その行方を知っているはずの男、ギャングのボスであるデクスター。 父の行方探しと、当時は前例のない女性潜水士を目指すアナの挑戦と成長という2つのテーマを主軸に、なぜ人は時に大切なものを見失ってしまうのかという問いが繰り返される。 著者は、当時のニューヨークの街や裏社会のディティールを、3人それぞれの視点で音が聞こえ匂いまでしそうなくらい丁寧に描き込み、読者を深く深く物語の世界に誘う。 それは、まるで潜水士がひとりで海底に降りていくような、忘れがたい、誰とも分かち難い幻想的で不思議な体験だった。

さすらい猫ノアの伝説

さすらい猫ノアの伝説 重松清

小学校の教科書のような物語。 国語、道徳 懐かしい気持ちと、ワクワクする気持ち そういう不思議な猫に もしかしたら、支えられてきたのかなぁ。

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玉瀬家、休業中。

玉瀬家、休業中。 まさきとしか

0163 2019/12/03読了 表紙に惹かれて読む。 個性の強い家族の話。 家族でも知らないことや分からないことは多いよなあ。むしろ家族が一番分からないのかも。 働くことや幸せは人それぞれだなと思った。 終わり方にびっくり。最後まで気になるノーリー…。

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