テクノロジー

あなたの知らないところでソフトウェアは何をしているのか? ―映画やゲームのグラフィックス、データ検索、暗号化、セキュリティー、データ圧縮、ルート探索……華やかな技術の裏でソフトウェアがしていること

あなたの知らないところでソフトウェアは何をしているのか? ―映画やゲームのグラフィックス、データ検索、暗号化、セキュリティー、データ圧縮、ルート探索……華やかな技術の裏でソフトウェアがしていること V. Anton Spraul

一般の人向けにソフトウェアが実現している機能を解説している本。とはいえ、さらっと読んでわかった気にさせてくれるほど易しい内容でもないと思う。序盤から暗号化やウェブセキュリティなど決してキャッチーとは言えないが重要なテーマを扱っている。 スマートフォンの普及から手のひらの上で起きる魔法のような技術を理解したくなった人にとって、少しディープで手強いけど理解しがいのある内容を取り上げた本だと思う。

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現場で困らない! ITエンジニアのための英語リーディング

現場で困らない! ITエンジニアのための英語リーディング 西野竜太郎

実際に仕事でみかける文書やサイト別に語彙や文章構造を解説してくれている。対象は、APIドキュメント、コミットメッセージ、仕様書、アプリレビュー、Q&Aサイトなどなど。当たり前だけどそれぞれ使われる表現や文章構造は全く違うわけで。日本語では当然このスイッチは出来ているけど、英語でも出来る必要があるし自分は今どのタイプの文書を読んでいるのか強く意識することは大切と感じた。そしてその思考はそのままライティングにも役立つものだといえる。

悲劇的なデザイン

悲劇的なデザイン ジョナサン・シャリアート

間違いが起きた時に責任を求められるのは最後に実行した人間になりがちだが、本来は、様々な箇所で問題が重なった結果なので人間だけに責任を求めていてはいけない。ダメなデザインは、人間に失敗をさせてしまう。 実際に起きた事件と共に、デザインの課題を探っていく。 では防げるかというと、そう簡単には防げない。お金を貰ってる以上、ビジネスの課題解決が優先されることが多くある。しかし、例え変えられなくても、どうにかしようと試みることはデザインに関わる人たちの責任範囲。 人の命を救うのは医者や看護師だけの仕事ではない。デザイナーもまた、素晴らしいUIでもって救える命がある。

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アンドロイドは人間になれるか

アンドロイドは人間になれるか 石黒浩

ロボット、アンドロイドを通して「人間とは何か」を探り問いかける本。 わたし個人の意見だが、 「人間の本質が分からない人間は、完全無欠なアンドロイドは作れない」 「未知で不完全な生命体である人間が、完璧なロボットなんか作れる訳が無い」 と思っています。

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生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来

生まれながらのサイボーグ: 心・テクノロジー・知能の未来 アンディ・クラーク

人間は生まれながらのサイボーグであり、道具は私たちである、というのが著者の主張。過激な表現であるが、人間は身体という道具に加え、身体外部の存在をも取り込みながら「拡張した心」に従って人間存在を拡張していくという意味でのことであり、一般に想像されるそれとは違う。 とはいえ人間の脳は、他の動物と異なり、極めて可塑性に富んでおり、身体にとどまらず非生物的機器や環境を自らの一部として取り込んでいくことで進化してきたとして、例えば外部記憶装置としてのメモやノートに始まる多数の証拠をあげながら、人間が生得的に「サイボーグ」であり、今後はテクノロジーの進化でさらにそれが進んでいくことを示唆する。 人間とは身体にとどまらず、自らが直接的にコントロールできる諸部分の総和であるというデネットによる人間の定義を数多くの議論から説得的に論じている。 原著は2003年の発行なので、ネット社会の発展やスマホなどの普及については述べられていないが、かえって著者の描くかなり楽天的な未来像と現状のギャップが見えて来るという意味では有用であるかもしれない。

ツールからエージェントへ。弱いAIのデザイン - 人工知能時代のインタフェース設計論

ツールからエージェントへ。弱いAIのデザイン - 人工知能時代のインタフェース設計論 クリストファー・ノーセル

今あなたが欲しいと思っている、考えているサービスはアシスタント型(支援)だろうか。それともエージェント型(代行)だろうか。 ここ最近、メッセンジャーアプリが世界中で利用され、それ故にchatbotが少しずつ台頭してきた。様々なサービスが登場しているが、UIをチャットにしただけのアシスタント型が大半だ。AIは技術面に注目されがちだが、何をさせるかのサービスデザインも不可欠。しかし、デザインに関してはまだまだ未開拓。 本書はAIサービスのデザインを開拓する。 アシスタントとエージェントの違い。エージェント型の在り方を考えるフレームのsee-think-doなど。解決する課題全体の中で、AIの在り方を少し俯瞰しながらデザインすることが、今後のAIサービスを考える上で必須。

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デザイン入門教室 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~

デザイン入門教室 確かな力を身に付けられる ~学び、考え、作る授業~ 坂本伸二

たまに読みたくなるデザイン入門。立場にもよるが、大事なのはセンスではなく基本ルール。 仕上がってくるものを無条件に通すことなく、より良くする質問、感じる違和感の言語化はビジネスでも必要になってくる。 空間の取り方、写真と文字の関係など、before/afterを通じて、考える力を養うことができる。忘れて頃にまた読もう。

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