文学

TENGU

TENGU 柴田哲孝

小さな視点から大きな視点へ。 小さな心の動きから大きな運命へ。 過去と現在を取り混ぜながら、男達の欲望と愛がテングと呼ばれているモノと関わっていく。 練りこんだ内容と結末に敬意を評したい。 大きな主題を私達は突きつけられる。

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素

工学的ストーリー創作入門 売れる物語を書くために必要な6つの要素 ラリー・ブルックス

ストーリーを構成する要素について書いた本。これを読む前に「本を読むときに何が起きているのか」という読む側の視点で書かれた本を読み、両方読んだら面白そうだと思って買った。 自分が小説を書くことはないと思うが、知っておくと、本を読んでいるときに考えるポイントが増えて面白いかもしれない。 また、自分の人生をストーリーとして捉えて、この本に書かれている要素と照らし合わせてみるのも面白そうだと思った。

営繕かるかや怪異譚

営繕かるかや怪異譚 小野不由美

古い家屋での怪異の話。怖いから引っ越すのではなく「なぜそこに出るのか」の理由を知り、「もう出てこなくていい」ように家屋に少し手を加える。 読後表紙を見返すと新たな発見があるかもしれません。

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庵堂三兄弟の聖職

庵堂三兄弟の聖職 真藤順丈

遺族の依頼で解体した遺体から様々な日用品へ加工・細工するという「遺工士」庵堂家の三兄弟。 芸術的な遺工職人だった父の跡を継いだ長男・正太郎、汚言症を患い周りとトラブルが絶えない三男・毅巳、そして一人実家を出て東京で働く次男の久就の物語。 全編にわたり死体解体の描写と三男の「汚言」による罵詈雑言が並ぶ作品なので、非常に不快に感じる人もいるかもしれない。 それでもその先にある「かつて生きていた人」と「遺された人」の悲しみの納め方、みたいなものと、一見バラバラでめちゃくちゃな三兄弟の静かな絆が次第に胸に迫ってきます。 飲まず食わずでハイになりながら作業に没頭する正太郎のスピードで駆け抜けるように一気に読みました。 いろんな意味で稀有な作品。 常識に囚われず読んでみてほしいです。

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庵堂三兄弟の聖職

庵堂三兄弟の聖職 真藤順丈

ホラー大賞を取った作品という事でしたが、怖くはないです。ホラーと言えばホラーなのかも知れませんが、内容は読みやすかったです。次男の癖みたいなものは、必要なかったのではなかったのでは?と、私はおもいましたが。

クロストーク

クロストーク コニー・ウィリス

読みやすくてとても楽しめた。丁寧に描かれるブリデイとCBとのやり取りに何度もキュンとした。楽しいとは言いつつもこの分厚いSFラノベ大作を読むにはなかなか根気が必要ではあった。けれどもけれども、 ここまで読んだ甲斐があったーー!! と感激する最高の終わりに大満足。久々に素晴らしい読書体験が出来ました。 メイヴのこれから先の物語も書いてほしいなぁぁ

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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし 太田紫織

シリーズ10作目 薔子さんの友人が10年前 両親殺害事件を起こし自殺した 誰もが彼女は控え目で礼儀正しくいい子だったという 事件を調べるため 薔子さんは櫻子さんと正太郎を事件の家へと連れて行く これがキッカケで 櫻子さんと正太郎の仲に亀裂が入るのだが 櫻子さんが変わっているのはわかっていたことなのに 正太郎は言わずにはいられなかったのだろうか 櫻子さんとばあやさんはどこへ行ったんだろう

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宝島

宝島 真藤順丈

沖縄の戦後の歴史を友情、恋愛、家族愛、民族愛を交えながら語りかけてくれる物語。出てくる人達をみんな愛してしまい、読むのがとまらない。地平線を経た沖縄の悲しい過去、戦後米軍を駐軍させたことによる被害、悲しみ、憤り。それをみんなで乗り越えながら伝えていこうとする沖縄の人たちの力。あっという間に読み終えながら、歴史、政治、外交、いろんなことについて考えさせられる。

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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 狼の時間 太田紫織

シリーズ9作目 花房と正太郎の直接の電話のやりとりから 自殺志願者たちの集まりに行くことになった正太郎 うまく止めなければ 自分も死ぬ羽目になる危険がある だけど櫻子さんを守りたい一心だった ドラマ化された時に見た花房と小説の中の花房が一緒ならば 正体はわかっているんだけど どのように話をもってって暴くのかちょっと楽しみ

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蘇我の娘の古事記

蘇我の娘の古事記 周防柳

大化改新から壬申の乱を越えて、語り部のごとく民族、飛鳥、大和と百済の時の流れを、まつりごとと家族の愛を、伝えて生きる娘コダマ。古事記が本当にこうして編纂されたかどうかはともかく、この辺りの時代の面白い小説が少ないなか、とてもいい本だった。

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マチネの終わりに

マチネの終わりに 平野啓一郎

とても素敵な 大人の恋愛に浸る事が出来たのに、 ラストが不完全燃焼。 想いを募らせて、お互いが すれ違った経緯を知った上で、 それについて、どう語るのか、 そこまで書いて貰いたかったなぁ。 残念。

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盤上に死を描く

盤上に死を描く 井上ねこ

詰将棋とミステリーをうまく組み合わせた作品。将棋好きとしては、読んで良かったと思える作品です。佐田のイケメン要素がもうちょっとあっても良かったかもですね。

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