文学

後宮に星は宿る 金椛国春秋

後宮に星は宿る 金椛国春秋 篠原悠希

最初から衝撃なスタート。お金持ちで世間知らずで病弱虚弱な、ちっぽけな男の子。彼が持っているのは情け深いさと、巡り合わせの縁の深さだけ。 まさか後宮に潜り込み、遥か高みにいる皇后の叔母に自分の存在を知らせ、その代わりに油断ならない敵(?)に正体を知られて… この巻はまだ序章。今後どうなっていくのか楽しみ。

冬空トランス

冬空トランス 長沢樹

可愛すぎる名探偵・樋口真由と、弱小映画研究部長・遊佐渉のコンビが、謎を解き明かしていくシリーズの3冊目。今回は、二人がが3つのトリックに挑戦する。観覧車、校舎、放送室という密室で事件が起こるのだが、その日常性に比してトリックそのものが少し非現実的な感じがした。ただ、楽しみはこの二人の関係がどう進展するかにもあり、次に期待したい。

風神雷神 風の章

風神雷神 風の章 柳広司

扇屋に養子に入った、ボンヤリした子供が、いつしか、絵の才能を存分に発揮し世間に認められるようになる。俵屋宗達の話である。苦節何年という言葉はこの天才には無い。衣食住に事欠くことは無く、絵に没頭して生きる。養父はその才能を認め、受け入れる。なんと、羨ましい話しだろう。芸術に対する葛藤はあれど、それを色濃く記してはいない。天才俵屋宗達この時代に有り。という感じです。雷の章読まないと!展開が気になる。

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ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3

ストレイヤーズ・クロニクル ACT-3 本多孝好

考えてみれば、これまでも人類は数々の試練を乗り越えてきたわけで、現代が最良の状態とは言えないまでも、少なくともこの地球上ではあらゆる種をさしおいて我が物顔に闊歩している。たぶん、大いなる勘違いをしながら。 そんな人類に警鐘を鳴らすかのように、人類に危機が迫る小説はいくつかある。ある時は、地球外生命の到来。ある時は、突然変異による新人類の登場。 この小説では、人間が作為的に人間を進化させ、人類のさらなる飛躍を画策する。そのようにして作られた人間(?)が与えられた超人的な能力で自らの運命に立ち向かう。

しかたのない水

しかたのない水 井上荒野

フィットネスクラブに通う人達の物語。毎日通う人達の少し病んでる部分が見えてくる、それがつながる感覚が楽しかった。

謎手本忠臣蔵〈中〉

謎手本忠臣蔵〈中〉 加藤廣

まさかの中巻があったとわ。上巻、下巻を古本で購入したが‥ 慌ててネットにて中巻購入。 内匠頭の朝廷への配慮‥ どうかな?飛躍しすぎとも感じるな‥ では下巻へ

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