文学

アンと青春

アンと青春 坂木司

和菓子のアンより面白い。 正直二作目には期待しないのがいつもなんだけど 二作目の方が面白いです。 読んで良かった。

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最後の証人

最後の証人 柚月裕子

やはり、次も柚月裕子さんを読みたいと思った。 一気に読ませる作家さん。 佐方貞人 検事やめっちゃったんだ。何があったんだろう? 国家権力による飲酒運転の隠蔽→検察審査会の無力さ→罪の連鎖。 本作からは離れるが、刑法39条には異論がある。責任無能力者であっても罪を犯したら罰せられるべきだと思う。その方法は違っても。

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スマホを落としただけなのに

スマホを落としただけなのに 志駕晃

帯の衝撃のラストが気になり過ぎて前半がもどかしくなかなか読み進まなかったが、中盤から一気に読み終わるまで入り込んでしまった。 確かに衝撃のラストだった。 デジタルが話の中心にある中で、そういう落ちに持っていくのかという点も面白かった。

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戦の国

戦の国 冲方丁

2020年の大河ドラマ明智光秀に決定に触発されて、光秀関連の小説を読みあさっている中の一冊。 光秀を含む、戦国武将6人の短編集。 それぞれ、適度に濃く、適度に軽い。 記憶に残ったのは、上杉謙信の短編。 信仰の持つ力の大きさが印象的だった。 天下を取るという大望を目指すことができるのは、それに伴う屍の山、血の川を、自身が生み出すことに耐えうる者だけ。もはや狂気。 それは自身の大望に対する信仰であるとともに、犠牲にする者達から自身への信仰を形成することが重要。 現実社会でも、人が実際に死なないという違いはあっても(間接的に死ぬこともあるだろうが)、同じなんだろう。月並みだけど。 大望のためなら、なんでもやれる。そういう人が、エネルギーに満ちて生きられる。 まず大望があるかないかが、大きな違いなんだろう。 そんなことを思った。

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刑事の子

刑事の子 宮部 みゆき

最後の最後まで真相が分からなくて、全てがわかった瞬間は快感だった!犯行声明が送られてきたり、順とハナが拘束されたりと、ハラハラドキドキの瞬間が満載で楽しかった!

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モロッコ水晶の謎

モロッコ水晶の謎 有栖川有栖

ABCキラー。楽しい。あの様式が不合理であるというのは確かか。ワイドショーで連日放送されたら、まさか自分が巻き込まれるなんてことないだろうと思いながら、普段全然見ない電柱の地区名とか気にしちゃうんだろうな。表題作、大胆。犯人の人柄を考慮すれば納得できるのですが。

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台湾生まれ 日本語育ち

台湾生まれ 日本語育ち 温又柔

「母語」と「国語」の複雑な関係性、著者は始めは嫌悪していた台湾語、中国語、日本語が混ざり合う母親の「ママ語」からそのすべての言語が「母語」であると「発見」する、為政者の都合により変化する言語、その中で生きるとはそういう事なのだろう。 「そもそも中国語と台湾語と日本語とひとつづつ数える必要はないのかもしれない。三つの母語がある、というよりもひとつの母語の中に三つの言語が響きあっている、としたほうが自分の言語的現実をぴたりと言い表せるのではないか。考えてみればわたしは、中国語や台湾語を外国語として、というよりは、自分のニホンゴの一部のように感じている。わたしはもう、母たちの声を「和訳」しない。むしろ、記憶に向かって耳を凝らし、日本語として発せられたのではない音をたぐりよせる。」P.244 白水社Uブックスによる増補版。

ベルリンは晴れているか

ベルリンは晴れているか 深緑野分

日本人の作家が書いているというのが信じられないくらい、描写が生々しく生と死が克明に描かれている。タイムラインがかなり前後するので注意が必要だけど、最後の手紙を読むだけでも価値あり。ドイツの話でありながら、その話を通してあたかも戦後間も無くの日本のことを話しているかのよう。

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かがみの孤城

かがみの孤城 辻村深月

登場人物の心理描写がとても繊細で、こっちまで心が締め付けられるような感覚でした。 ここまで鳥肌が立った本は初めてです。いろんな本を読んでみたいときっかけになった本でもあります。感謝です。

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死神刑事

死神刑事 大倉崇裕

4つの短編。 死神と言われる儀藤刑事は、見た目冴えない男だ。そして、鋭い推理力と行動力のある、正義感溢れる男だ。 こんな特殊任務絶対ないだろうと思いつつ、あったら素晴らしい! 事件が解決した時相棒は、儀藤刑事を死神なんて思わない。去っていく姿は、カッコイイのです。 小太りだけど。 驚いたことに、映画版「名探偵コナン」の脚本家だった。

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