ノンフィクション

死体格差 解剖台の上の「声なき声」より

死体格差 解剖台の上の「声なき声」より 西尾元

法医学教授が自ら多数行なってきた法医解剖から、死と生のもう一つの観点を提供する。「最後のお風呂」、幼子の遺体の解剖、さまざま「死に方」など、率直な思いが綴られており、心を揺さぶられた。

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私が愛した渥美清

私が愛した渥美清 秋野太作

仕事上少しだけ縁のあった世界のことでしたので夢中で読了しました。今もって権力を持つ人を大胆にチャカしていて驚きです。小さな会社でチャカして廻っている私はそのせいでクタクタですが、筆者もきっとストレスを得ているのではないのでしょうか。それとも達観されているのでしょうか。ともかくも私の好きな渥美清さんでした。

レンタルなんもしない人のなんもしなかった話

レンタルなんもしない人のなんもしなかった話 レンタルなんもしない人

レンタルなんもしない人 交通費のみで様々な依頼に答える。 しかし、何かするのではなく何もしない。 まさに空気のような存在。 それでも多種多様な依頼があり、依頼者は満足して いるので面白い。 普通に生活していては経験できないことをたくさん 経験できて少しうらやましい。

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聖地サンティアゴ巡礼 増補改訂版

聖地サンティアゴ巡礼 増補改訂版 NPO法人日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会

ジプシーは素晴らしい場所には1日しかいない、それはその場所を日常ではなく永遠にするため。巡礼で大切なのは宗教ではなく、ここで神の何かを感じるかです。そしてあなたは巡礼者と出会っても、名前や出身地、職業、歩く目的など何も聞く必要はありません。ただあなたが声をかけていいのは、足の具合や体調を聞くことだけです。

太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者

太陽王ルイ14世 ヴェルサイユの発明者 鹿島茂

官僚制度と宮廷の二つと円の中心としての王、それを可能とする為に、貴族とブルジョワジーの力を集約する装置としてのヴェルサイユ。 美術や建築、そして、宮廷儀礼がいかに緻密な計算に基づいて構築され、王への権力の集中に利用されていたかについての説明が、非常に面白かった。 こうした着眼点を踏まえて、初めてルイ14世の歴史上のインパクトがわかる。

こころに残る 家族の旅

こころに残る 家族の旅 小川奈緒

家族旅行って、今だからこそかもしれないけど、味があっていいなと思う。 喧嘩するとか、別行動するとか、旅先だけどいつもと同じことをするとか、家族次第でどんなやり方もアリなのである。 正解がない、でも自分達はこれがいいと思える、そんなスタイルの旅ができるのが、家族旅行の良さだなと思った。

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文明が衰亡するとき

文明が衰亡するとき 高坂正堯

ローマ、ベネチア、アメリカの繁栄と衰退を分析し、日本が生き残る道を思索する。 個人的には、通商国家ベネチアの繁栄と衰亡の話が現代日本と重なる面が多くて興味深かった。 いまの日本では衰亡論はもはやトレンドと言っていいレベルであちこちで語られているが、一昔前に書かれた文明衰亡論を読んでみるとまた気づきがあって面白いと思うので、おすすめ。

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長宗我部

長宗我部 長宗我部友親

「ちょうそかべ」ではなく「ちょうそがべ」、関ヶ原後、家康も少領くらい与えてもと思いますが、何か理由があったんだろうなあ、。

誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち

誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち 黒川祥子

普段の生活の中では知り得ないことが、読書を通じて分かることがある。虐待や虐待を取り巻く環境について、表面的には知っているつもりでいても、当事者の気持ちを深く考える機会はなかなか持てないものだと思う。 どのような事情があって暴力を振るってしまうのか、暴力を受けた子にはどのような影響が出てくるのか。 本の中に出てくるのは、あくまでも著者が関わった範囲での何人かの人たちではあるが、実際にどのような生活を営んできたのかをリアルに知ることができたように思う。 読みやすく、ペラペラとページをめくることのできるオススメの本。