ノンフィクション

人体はこうしてつくられる――ひとつの細胞から始まったわたしたち

人体はこうしてつくられる――ひとつの細胞から始まったわたしたち ジェイミー・A. デイヴィス

ひとつの細胞から人体となり、老いて死することについての科学的分野である発生学をまるで、旅をするかのように書き綴ったもの。 細胞同士は互いにコミュニケーションを取りながら、自らがその器官になるべく場所を決め、形となっていく。その成り立ちが見事なまでの仕組みとして人体には備わっている。 発生学は、一般人には馴染みが薄いが、ひとつひとつの細胞に愛おしさを感じさせ、自らの肉体を癒すきっかけをくれる。多少難解な言葉もあるが、読み飛ばしながらでも、興味深いことがたくさん書かれている。

プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年

プリズン・ブック・クラブ--コリンズ・ベイ刑務所読書会の一年 アン・ウォームズリー

カナダの美しい自然の描写に四季の移り変わりを感じながら、受刑者たちと一緒に読書会に参加しているような感覚になりました。 著者は強盗に襲われたトラウマがありながら刑務所の読書会に参加していて、すごい勇気だと思います。 読み終わってしまって寂しいです。。

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「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由

「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 汐街コナ

逃げることって大事なんですね。 自分の中に会社を作りたいという目標と今の仕事を頑張らないといけない状況、 この2つが共存出来ず今も追い込まれているので、今すぐ仕事を変えるべきなんですが、 なかなかそうなれないのって何でかな?と思っててこの本を読みました。 理由は、この本に書いてあるとおり自分よりも他人を大事にしてたり、過去の選択にこだわりすぎたりと、 もっと他人の声をシャットアウトして自分を見つめる時間が必要かもと思いました

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デリヘルドライバー

デリヘルドライバー 東良美季

たまに読みたくなる性風俗もの。これはタイトルのとおり「デリバリーヘルス」という女性を性的なサービスのためにホテルや自宅に送迎する形式の風俗店で女性の送迎をしている人たちのインタビューをまとめたもの。幸か不幸か自分はデリヘルのお世話になったことはないのだが、どういう人たちがどういう経緯を経てそのような仕事に就いているのか、また毎日何を思って仕事しているのかに興味があって。それなりに面白かったけども…こういう作品を読むと自分がいかに平凡な人生だったのかとも思う。それが良いのか悪いのかは分からないけれど。

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言葉のフーガ自由に、精緻に

言葉のフーガ自由に、精緻に 吉田秀和

およそ600ページのだいぶの音楽評論集を時間のある時に少しずつ読んでいく。バッハの『ロ短調ミサ曲』について、モーツァルトの『変ホ長調交響曲』について、ドビュッシーの『前奏曲集』について、そしてグールド、アルゲリッチ、ポリーニについてなどなど。最後にはマネについて。音楽も絵画も移ろい行くものを捕まえたいという欲求から生まれるのだ。 もうひとつ、この本の文字の形、つまりフォントが変わっていてとても洒落ている。

本屋な日々 青春篇

本屋な日々 青春篇 石橋毅史

出版業界紙「新文化」元編集長による書店人ルポ。副題に青春篇とあるようにロッキング・オンのような懐かしい熱さを感じる。北書店の佐藤さんの熱いかと思いきや適当な感じが面白い。居酒屋トーク的なインタビューを何度も読み返す。

ガウディ伝 - 「時代の意志」を読む

ガウディ伝 - 「時代の意志」を読む 田澤耕

ガウディが生きた時代のスペインで何がありどのように天才が誕生したのか。 ガウディの伝記、スペインの史実、延いてはカタルーニャ人を読む。 他のガウディ本のように芸術的観点だけではなく、ガウディの生涯を、ガウディを取り巻く環境と時代に沿って追っていく。 今なおバルセロナで根強く残るカタルーニャの問題に続く民族の歴史、対立も言及する一種の歴史本でもある。

歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド

歴史・時代小説 縦横無尽の読みくらべガイド 大矢博子

笑いすぎて、腹が痛い。 今まで心にしまっていた大切な本が載っていたり。好きな作家さんの知らない名作が紹介されてあったり。意外な関連本に思わず、コレもか!とメモったり。大騒ぎしながら読みました。最後はチョット詰め込み過ぎの感じですが、あれもこれもと思う愛が感じられました。 紹介してあった本、少しづつ読んでいきたいと思います。 既刊本にいい本が沢山! 新刊にもいい本が沢山!読むのが大変です。

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医者の本音

医者の本音 中山祐次郎

医師として、ほとんどがうなづける内容。医師という特殊な職業の人間の日常について真面目にかつユニークに描いている。最後は「命」「死」について読者に大きな宿題を与えてしんみりした読後感に浸れる。

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孤高の人

孤高の人 瀬戸内寂聴

湯浅さんの人柄に引き込まれていく。 彼女が見ていたものと、その彼女をみていた瀬戸内寂聴さん。 もう少し経験と知識を身につけて、もう一度読み直したい

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