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本の未来を探す旅 台北

本の未来を探す旅 台北 内沼晋太郎

現在進行形の台湾出版事情を理解する良書、「田園城市」ヴィンセント・チェンさんのインタビューは台湾出版界の流通形態がよくまとまっており、理想主義ではなく現実を見据え出版をまっとうな商売として成り立たせるべく積みあがるアイデアにこうゆうやり方もあるのかと膝を打つ。 「台湾の書店が取次を通して出版社から本を仕入れる場合、いちばん安くて本体価格の6.5掛け、普通は7掛けに、ほとんどの場合は5%の営業税がかかるのがスタンダードです。たとえば本体価格が1000円の本だとして、出版社の取り分は450円(45%)、取次は200~250円(20~25%)、書店は300~350円(30~35%)ですが、そこから割引をする分だけ書店の利益は減ります。 直取引の場合も、出版社は通常、書店に本体価格の65~70%で卸します。ただ誠品書店と博客來の2大販路は別格で、出版社は誠品には委託でおよそ55%、博客來には60%ほど(8割方が買取)で卸します。(それぞれ5%の営業税を含む)。」P.96 取次の取り分が20~25%とは! 先週話題となったアマゾンの買い切り問題も博客來の掛け率及び買取率が参考となるのか。

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