文庫

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城 フランツ・カフカ

主人公"K"の行動が全て徒労に終わり、600ページを越えながらも何も発展しない物語を読み終えた読者は、共に永遠に"城"へは辿り着けない。 読後に味わう感覚がある種の不条理なのかも。

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ガール 奥田英朗

女だから起きる理不尽なことはたくさんある。 作者はどうしてこんなに女の人のことがわかってるんだろう。 明日もがんばって働こうと思える一冊。

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秘密 東野圭吾

直子の選択と決断は、一生隠すつもりのものだったけれど、それを偶然知ってしまった夫。これからの2人の人生を思うと切ない。でもそれぞれの幸せを見つけて欲しいと思う。

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反社会学講座 パオロ・マッツァリーノ

大学の講義で扱われる社会学は内容がお堅いもので面白味に欠けるものが多い。そんな中、この本は読み手を飽きさせないように皮肉をたっぷり込めた構成となっている。だからといって適当な論理を振り回して記述している訳ではなく、しっかりとしたデータを示しながら各々の話題を掘り下げていっているので、信憑性という面もそれなりに確保はされているように見受けられる。とはいえ、これが今後の生活に何か役立つ内容かと言われたら決してそんなことはなく、趣味若しくは雑学程度に気軽に読み進める分には良作なのではないかと思う。

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将棋の子 大崎善生

最初、ここまで個人情報を公開してもいいものか、死者に鞭うちまくりじゃんと憤った。しかし、著者のエッセイを読んで考えた。将棋世界のコアな方々は、勝ち組も負け組も、一蓮托生、呉越同舟の共同体構成員ではないか?と。であれば、仲間を思いやる気持ちの現れなんだろうか。一種の宗教みたいだけど、世の中もまあ似たようなもんだ。

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アキラとあきら 池井戸潤

池井戸ワールドにどっぷりつかりました。 ドキドキ。イライラ。スッキリ。 あきらとアキラの幼少からの姿が丁寧に描かれていていることで、盛り上がりにおける「あきらとアキラ」の行動が理解出来ました。

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決定版 2001年宇宙の旅 アーサー・C. クラーク

中盤まで伏線部分が長くてだれるかと思ったけど、機械との緊張感あふれるやりとりが始まるあたりから加速度的に物語が展開して行く。 こんなに想像力を掻き立てられ、引き込まれる小説もなかなか無い! 楽しい貴重な旅を経験できました。

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烏は主を選ばない 阿部智里

前巻終了から少し時を遡ったところから物語がスタートします。 主人公は若宮と、その近習の雪哉。 若宮にも雪哉にも十重二十重に謎があって、最後に一気に明かされるのだけれど、とても見事。ほんの少しのきっかけで全て気づいた雪哉と、最初から雪哉の秘密を知って黙っていた若宮。 どうして最後にこんな別れ方になってしまったのだろう。二人は何を間違えてしまったのだろう。 切なくなる終わり方です。 二人の運命がどこかでまた交わりますように、理解し合い分かち合えますように、と願わずにはいられない。

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烏に単は似合わない 阿部智里

まさかそうなるの?!っていう箇所が2箇所。 一つは、このタイトルにある「烏」。もう一つは結末。 出てくるお着物や調度品の名前が平安時代だけど、異世界ファンタジーです。 舞台は女の子ばっかりの宮殿なので、ドロドロしたり掴み合いの喧嘩になったりいろいろだけど、浮世離れした子や気風のいい子やに100%お嬢様とかキャラがはっきりしているから面白い。 それにしても、秋殿の姫は最後が格好良すぎるわー

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帝都物語 荒俣宏

風水とか式神とか怨霊とかさっぱり興味もないし知らなかったけど、 これ、普通に読んでいるうちに何となく知識がついてくる。何となくでいい人は大体で読めばいいし、知りたい人は読み込めば良い。 この本を読む限りでは、別に気持ち悪くも怖くもなく、面白い。

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名もなき毒 宮部みゆき

人の心に棲む毒。そしてそれが蔓延というか伝染していく世の中。薬品ではない、まさに名もなき毒と、一方にある確かな希望。たとえ分厚くとも一気に読んでしまう、さすが宮部みゆき!

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人間失格 太宰治

以前読んだのは中学生頃だったろうか。 その頃は主人公の苦悩がちんぷんかんぷんだったのに、 今読み返すと主人公の人間への不信感、恐怖心が痛いほど理解できる。。 悲しい成長を遂げてしまった。。

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沈黙の春 レイチェル・カーソン

「農薬が危険」なんてことは今の時代当然の認識だとおもうんだけど、昔はそうでもなかったのかな?そうすると100年後には「洗剤なんて危険なもの使ってた昔の人は何を考えていたんだろう」とか言われてしまうのだろうか?

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植物図鑑 有川浩

無性に野菜の余りで天ぷら作りたくなりました。 出てくる料理がどれも美味そうです。

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