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池上彰の世界を知る学校

池上彰の世界を知る学校 

ニュースを理解するのに役立つ、欧米、ロシア、中東の歴史を分かりやすく書かれています。立教大学の講義をもとにしており、テレビの池上彰さんの説明を聞いてるようで読みやすいです。

移民国家アメリカの歴史

移民国家アメリカの歴史 貴堂嘉之

移民神話から始まるアメリカの歴史、近代国家は個人や私的な団体から合法的な「移動手段」を収奪することによって誕生した。これは神話時代との整合性と矛盾することになりその姿はアメリカの持つ理想主義を掲げる民主国家と強欲な略奪国家の二面性と相似する。 本書では日系移民についても多く割かれているが、今日に至るまでの苦難の歴史と権利を勝ち取っていくたくましさには 胸を打たれる。しかし母国である日本での受け止められ方は下記の通りであった。忘れず心に刻む。 「四四二部隊出身で、日系人として初めてアメリカ連邦議会下院議員となったダニエル・イノウエが1959年に来日し、当時の岸信介首相と面談した際のものである。 イノウエが『いつか日系人が米国大使となる日が来るかもしれません』と水を向けると、岸首相は次のように語った。『日本には、由緒ある武家の末裔、旧華族や皇族の関係者が多くいる。彼らが今、社会や経済のリーダーシップを担っている。あなたがた日系人は、貧しいことなどを理由に、日本を棄てた「出来損ない」ではないか。そんな人を駐日大使として受けいれるわけにはいかない』。イノウエにとって、思いがけない屈辱的な言葉であった」(ETV特集『日系アメリカ人の「日本」』 2008年9月28日放送)」p.199

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理科系の作文技術 (中公新書 (624))

理科系の作文技術 (中公新書 (624)) 木下是雄

盛り込むべき内容をどう取捨し、それをどう組み込むか。 明快、簡潔な表現で。 心情はいらない。 はっきりという。ぼかさない。 【準備作業】 •理科系の文書では、主張が先にあって、それを裏付けるために材料を探すということはない。構成材料が揃ってから書き始めるもの。 •とは言っても主題の選定、材料の探索は必要。 •文書の役割の確認 読者は文書に何を期待しているか。 •1文書に主題は1つ •目標規定文(主題に関してどのようなことを書くかという意志) 文章を書き始める前に結論を出す。 一貫して明確な目標に基づいて書く。 •書き出す前に主題を温める。思いつくままにメモ。 【文書の組み立て】 •先行重点 表題、論旨に必要事項をまとめる、 •(転)で、立場を変えて自分の論を見直す。 •外観から細部へ さらに細部は機能や性質別に順序を決める。 •どういう順序で描書くかを思い定めてから書く。ぶれない。修正が必要なら最初から。 •文章の構成案の作り方 構成表を作る(アウトライン) 【パラグラフ】 •パラグラフとトピックセンテンスを意識 パラグラフ:1つの主題(トピック)に関する分の集まり トピックセンテンス:パラグラフの要約 【分の構造と文章の流れ】 •逆茂木型の文はよくない 1つの文の中には2つ以上の長い修飾語は書かない。 修飾節の中の言葉には修飾節をつけない。 文または節はなるべく、前とのつながりのある言葉で書き始める。 •文を読み終わって初めて意味が分かる、というのはよくない。 •脇道の数は少なく、短く •飛躍のない文章を。 論理の鎖の輪 10章はまとめ また読む 【はっきりと言い切る】 •自分の見解をはっきりと主張する 日本人は、自分の説以外にも他にも可能性があることを意識しがち。 結果ぼかした表現になり、わかりにくい。(であろう。と思われる。) •文化の違い 欧州:たくさんの民族、契約社会 →自己主張、くどいほどの説明 日本:島国、同調圧力 →ぼかした表現にして相手の意向を問いかけ、相手が決めたような形にして、実は自己の意見を通すのがよしとされる。 •はっきりした表現は日本語ではないと言えるが、理科系の文書でははっきり書くべき。 •ステートする 明確に記述する。 一句一句に責任を持つ 【事実と意見】 スミスの犬は羊を殺す→意見 私はスミスの犬が一匹の羊を殺すのをみた→事実 •意見:判断。人によって評価は違う。 •事実:証拠をあげて裏付けできる •事実以外が悪いわけではない。 推論、判断、確信、仮説、意見 私は〜と考える、という形で書く •意見は事実に基づいて論理的に導き出したもの。 【分かりやすく、簡潔に】 •コツ 書きたいことを1つ1つ短い文にまとめる それらを論理的以前と並べる(つなげる) いつでもその文の主語を意識する •紛れのない文 黒い目の綺麗な女の子 •コンマを入れる •修飾語は修飾すべき語に密接させる。 •順序を変える •表現を変える •簡潔にというが、短ければなんでもいいというわけではない。必要要素はもれなく書く。 •固い漢語や難しい感じは最低限にする •受け身の文を少なく 【見直し】 •議論の飛躍はないか 論理の輪、脇道 •書き落としはないか 実験や試料の前提条件 •まだ削れるところはないか 途中の計算 •表題、節の分け目、節 •図表のキャプション、スケール、単位 •記号の説明、単位のもれ 【講演】 読むのではなく、話す 読む文と聞く文は違う。 •原稿を作って、練習して、簡潔なメモを見て話す。 話の構成 最初に、こういう目的でこんな研究をしてこんな結果を得られたからそれを報告します。ということを話す。 残りの9分を序論、方法、結果、考察に四等分する。 • • •

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ビジネスマンへの歌舞伎案内

ビジネスマンへの歌舞伎案内 成毛眞

ビジネスに役立てようと歌舞伎鑑賞することはないのだが、歌舞伎好きの母のお供で何度か観に行ったことがある。衣装の色使いが独特で美しく、そこにすっかり魅力された。 歌舞伎って一見するとなにやら高尚で難解そうで敷居が高そうだけど、そんなことはない。イヤホンを借りれば筋書きや舞台衣装やら、装置やら解説してくれるので、初めてでも大いに楽しめる。私は毎回借りている。観劇代も高そうだが、コンサートで豆粒くらいにしか見えないのと違って、案外舞台に近いのでコスパは高い。そんなわけで次の歌舞伎鑑賞の前にこの本を読んで予習しておこうと思いKindleで購入した。なかなか参考になった。

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動物化するポストモダン オタクから見た日本社会

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 東浩紀

社会の成員が同じ方向を向くことで、成立していた近代国家。 けれど、それを支えていたイデオロギーや経済の生産性というような大きな物語が機能しなくなると、ぼくたちには途方もない情報だけが残された。 そんな社会でオタクを含めたぼくたちは、データベースから引き出された無数の情報の断片に仕掛けられたポイントに萌えるらしい。 確かにそうかもね!

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承久の乱 日本史のターニングポイント

承久の乱 日本史のターニングポイント 本郷和人

サブタイトルの「日本史のターニングポイント」というコピーに興味を惹かれたので。正直言うとかなり地味な乱という印象で世間知らずの朝廷が源氏の断絶に調子にのって兵を挙げたらあっけなく潰されました、的な記憶しかなかったので何がターニングポイントなのかと。まずは鎌倉幕府とは何か、という定義で元々は東国の武士たちの互助会のようなもので自分たちの権益だけ守れたら良く国全体をどうこうしようという意志はなかった、という説明があり、故に別に頭目は源氏の正統でなくてもよく実力者が務めればよいという構造だったので得体の知れない豪族だった北条氏が権力を握ったのだということが分かる。しかし権力を握るまでの時政、義時親子の日本史でも稀に見る陰険さが凄まじい。そして乱を起こした後鳥羽上皇が経済力でも武力でも当時においては日本一であったということが説明される。つまり時勢の読めていない貴族が起こした乱ではなくじゅうぶんに勝ち目があると踏んだ権力闘争であった、ということで結果として朝廷側が敗北したのはなぜか、その結果はどういうことになったか、という内容です。小説ではなく感情を廃して簡潔にまとめられてるので読み易く非常に面白かったです。

家族という病

家族という病 下重暁子

一人暮らしから実家暮らしへと戻ったときから感じている違和感は何なのかを知りたいと思い読み始めた。著書では、家族だからこそ発生してしまう気持ちに対して、これといった解決策が提示されているわけではない。しかし、読み進めると自分と似たような著者のエピソードがあり、家族に対してこう感じてしまうのは自分だけではないという一つの安心を得られた。また、著書に書かれていた ・家族に期待をせず、自分にだけ期待する。 ・家族も一個人として相対していく。 これらを自分の生活で実践していく中で、家族との良い付き合い方を模索したいと思った。

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独学術

独学術 白取春彦

著書の勉強の仕方のポリシーがつまった本。 資格取得のようなお勉強には不向きなやり方ですが、教養を深めるような勉強には向いていると思います。 若いうちにこういう勉強法を習得しておくと、人生豊かになるだろうと感じます。

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国家の品格

国家の品格 藤原正彦

目先の結果を求めるような諸外国の考えでは日本独自の良さは消滅する 武士道やわびさび 独自文化を残せる教育体制を求めたくなる

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はじめてのイタリア語

はじめてのイタリア語 郡史郎

0098 2019/03/09読了 5.6年前にイタリア旅行してイタリア語も勉強したいな〜と思ったときに保存した本をやっと読んだ。 イタリア語欲はもう無くなったけど…。 フランス語もそうだったけど、男性名詞・女性名詞でつまづいたんだよな。 イタリア語も方言みたいなものはあるけど、方言じゃないっていうのが気になる。

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