新書

聖地巡礼 - 世界遺産からアニメの舞台まで

聖地巡礼 - 世界遺産からアニメの舞台まで 岡本亮輔

「聖なる巡礼者/俗なる巡礼者」という二分法を丁寧に解体し、「宗教が自明のものでなくなった現代世界において、聖なる場所や聖なるものがどのようにして社会の中に姿をあらわすのか」(p.v)考察した1冊。 聖地は以下の4つの類型に分けられる。(a)制度的聖地、(b)共同体的聖地、(c)イベント的聖地、(d)個人的聖地である。 著者は、多様な価値観や世界観がフラットに存在する現代社会を背景に、個人と個人が何かを共有できる可能性をもつものとして、聖地に可能性をみる。 宗教と社会が新しい関係を結ぶ中で、記憶ー場所ー共同体といった概念が今後どうなっていくのか(べきなのか)、考えさせられます。

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未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 河合雅司

これは恐ろしい本。今の日本は少子高齢化社会といわれているけども実際にどうなっているのか、を具体的な数字を元に説明したもの。その事実を踏まえてこれからどうするべきか、の提言もきちんと書かれているところがよい。しかし女性の過半数が50歳以上になるのが2020年と言われたらそれはもう未来ではなくて再来年の話だしオリンピックで浮かれている場合ではないな、という気がする。作者の提言は一言で言うとコンパクトな社会に変革しましょう、ということで確かにそれ以外の選択肢はない気がする。若い世代にも内容を伝えたいということでかなりコンパクトにまとめられており読みやすくてそれも良かった。 読み返したいのでKindleで買いました。

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寂しさの力

寂しさの力 中森明夫

芸能界や各業種で成功している人は寂しさをバネにしている と言うことを具体的に説明している 引き込まれて一気読みしてしまった 母の為に必死で書いた本だからかとても読みやすかったです

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名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

名画で読み解く ロマノフ家 12の物語 中野京子

ロマノフ朝の歴史が、その前史であるリューリク朝、またヨーロッパの大国たちや日本とも絡めつつ、非常に分かりやすく説明されています。 もっと早く、学生時代の、世界史を学んでいる時に出会いたかったなと思いました。 とはいえ、大人になった今でも存分に楽しめました。

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逆説のスタートアップ思考

逆説のスタートアップ思考 馬田隆明

本書では、スタートアップとはどういう思考パターンを持って意思決定しているのかを教えてくれる。 成功するスタートアップというのは最初から誰の目にも明らかな素晴らしい製品を作るのではなく、最初は一見不合理で反直感的なうまくいかなそうなアイディアに挑戦する。 そこから急激な成長を遂げた企業の示す「不合理に見える合理性」ともいえる行動原理を理解することは同様の成長を目指す上で非常に重要になってくる。 彼らが狙っているのは博打打ちやまぐれ当たりではなく、世界の不確実性を利用して短期間で急速な成長をすること。 著者自ら「これを読んでおいて」とぽんと渡せるような形を目指したというだけあって、副読本も不要でまとまっていて読みやすい本でかつ無駄なく網羅的な内容だった。

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反省させると犯罪者になります

反省させると犯罪者になります 岡本茂樹

悪いことをした時、教科書通りの「反省」や「謝罪」をさせることは、本人の感情を抑圧することになり、結果的に悔い改めるどころか犯罪者にしてしまう。だからこそ、負の感情も含めてありのままを受け入れることが大切、といった内容。 本心を話した後初めて自分の過ちに気づく、ありのままの感情を出せることが大切、といったことには納得。 ただ、子育てや教育の場で、そんなにうまくいくものかな、とも思う。ダメなものはダメ、という類の説教をしてしまう自分は犯罪者予備軍なのだろうか。

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外国語上達法

外国語上達法 千野栄一

うちの教授の指定図書。 指定図書は全部読む勢いで読めと言われたので早速一冊呼んでみた。 シンプルに、読みやすいし面白い。 千野先生の語り口が軽妙で、ご本人のエピソードも織り交ぜられているので、まるで目の前でお話されてるかのような錯覚に陥った。 本当に頭のいい人は難しいことも本当に軽々と書いてしまう。 30年近く前の書籍ではあるが、現代でも十分通用する指南書だな、と感じた。 語学習得に苦手意識を抱いている人にこそ、ぜひ読んでもらいたい。

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教養としての聖書

教養としての聖書 橋爪大三郎

旧約、新約それぞれから3つずつ解説をしていく講義をもとにした本。 聖書そのものを読んでから読む方がいいのかもしれないが、読んでなくてもこんなことが書かれているのか、ということを知るキッカケ、読み始めるキッカケ、としても良いと思う。 ぜひ、そのあとは、聖書を、はじめから順々にでなくても、好きなところからでかまわないので、読んでみることをお勧めします。

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きまぐれ歴史散歩

きまぐれ歴史散歩 池内紀

いただき物の本でずっと積まれたままだったので、整理を兼ねて読了。 非常に小気味よい紀行。 歴史の勉強になりつつ、作者の情景が目に浮かんでくる。 この作家どっかで見たことあるなぁ、と思っていたら、ファウストの邦訳を拝読していたことに気づく。ファウストの時にも思ったが、ドイツ文学の先生だけど、書く文章が巧い。 中でも個人的に笑ったのは、秩父の話が出てきて、唐突な あの日見た 花の名前を 僕達はまだ 知らない。 というポスターを見たという部分笑。 池内先生は何のことだろうなぁと感じていただろうなぁと思いつつ、そのことを想像したら思わず笑ってしまった。 蛇足だが、個人的に気になったのは、こんなトリビア。 ●法隆寺金堂が火鉢を炊きっぱなしで燃えた。 ●北海道はアイヌの「この国に生まれた者」を意味するカイという言葉を使い、「北にあるアイヌの人々の暮らす国」という意味をこめて、探検家松浦武四郎が北加伊道と付けたことに由来。 ● ウィリアム・メレル・ヴォーリズという、アメリカから来た英語教師が聖書の内容を教えてクビになった。その時にメンソレータムの日本販売権を獲得。それを近江兄弟社が販売していたが、会社更生法による再建の際に販売権を失う。そして、愛称のメンタムの名で現在近江兄弟社が販売しているという話。 ●GUNZEは旧何鹿郡の「郡是」となるようにと、GUNZEが名づけられた。

物流は世界史をどう変えたのか

物流は世界史をどう変えたのか 玉木俊明

フェニキア人、ローマ帝国、漢、ハンザ同盟、オランダ、東インド会社、大英帝国、そしてアメリカ。覇権国家の陰にはそれを支えた物流システムがあった。世界史の中の物流の歴史を概観していく一冊。 覇権を取った側の話よりも、それに敗れ去った勢力の話の方が面白かった。 永楽帝没後の明が選択した「海禁」政策が、その後の中国の対外発展、文化吸収の芽を摘み、西欧の列強に以後、数百年屈する事になるキッカケとなったと云う部分は、特に興味深く読めたかな。

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人生を面白くする 本物の教養

人生を面白くする 本物の教養 出口治明

人生は面白くないとダメですね。その為には教養は欠かせません。暗記ではない本物の教養。岐路に立つ日本にあって、これからのことを自分自身で考えてみる。まさに、出口塾!

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