社会

ヒトは「いじめ」をやめられない

ヒトは「いじめ」をやめられない 中野信子

 結束力・団結力が強固な集団ほどいじめ発生リスクを孕んでいるということが、とてもわかりやすく書かれている。とくに脳の発展途上にある子供は、理性や道徳のみでは歯止めが効かず、深刻化しやすい。続く後半は具体的な対策例が挙げられている。  どうやら人は、いじめ(バッシング)によってドーパミンを放出し、快感を得ているらしい。  子供に対してはどう教え諭すか、大人の自分自身はどういう心がけが必要か、ただ「いけないこと」として言い聞かせるのでは、これまでと同じ。誰も(サイコパスは除いて)が加害者になり得る可能性があるならば、時々自分を客観的に、偏りのない視点で振り返る必要があると感じた。

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LIFE SHIFT

LIFE SHIFT リンダ・グラットン

2019/8/2 自分がすでに新しい時代の中に入っていることがわかった。残り短い人生をどう生きるか。

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人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点

人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点 木暮太一

価値と使用価値の違いや自己内利益といったキーワードを用いながら、働き方(生き方)について分かりやすく説明されていた。 どのような生き方が自分に合っているのか、これまでの自分の経験と照らし合わせながら自然と読み進めていた。 自分の仕事を見つめ直すチャンスをくれる本。

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うしろめたさの人類学

うしろめたさの人類学 松村圭一郎

日本に生きる、精神に異常をきたした人は家族や病院、施設に押し付けられ、多くの人が日常生活で関わる必要のない場所にいる。構築人類学。壁に向かって正座した女性が社会から孤立しているのは、彼女だけの選択の結果ではない。私を含め、彼女の姿を視線の隅で捉えながらも、関わらないという選択をした多くの人々がそれらを一緒に作り出している。贈与論。女性の家事は贈与である。最近はそれに経済性を求めてしまった。物乞いにお金をあげるのに抵抗があるのは、それがお金だから。それがもしガムとかパンとかなら抵抗は少ない。彼らは僕らに対してお金の対価分の何かをした訳では無いからお金を払う必要がない、という交換のモードに入ってしまっている。みんなに与えられる訳では無い、そう思うかもしれない。だが彼らは5円でも快く神の御加護をと言って受け取ってくれる。あるいは、与えることは彼らのためにならないと言うかもしれない。それはそもそもためになるかどうかは与える側が決められるものでは無い。そういう様に思って与えない自分を正当化する。物乞いに抵抗なくお金を与えているエチオピア人の姿をみて、何故自分はお金をあげることに躊躇するのか、と問うことができる。これが人類学のセンス。経済と非経済というきまりに縛られている。著者は格差へのうしろめたさからお金を与えている。俺が途上国のような生活を羨ましくも思った感情は、完全なる自分を正当化するための彼らの現実の排除だったのかもしれない。白目があるのは人間だけ、それは瞳の動きで感情を晒すため。エチオピアの食べろという文化は、お互いが情に満ちた贈与、共感の関係にあるという確認作業。割り勘か奢るか。人との言葉やもののやり取りを変えれば、感情の感じ方も、人との関係も変わる。震災があって、自分が平穏な生活を遅れていることへのうしろめたさ。

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結婚・事実婚・同棲に迷ったときに読む本

結婚・事実婚・同棲に迷ったときに読む本 黒澤計男

法律婚による法律効果 親族関係、同じ氏、成年擬制、婚姻費用、日常家事の連帯責任、夫婦財産制、離婚による財産分与の請求権、配偶者相続権、子が嫡出子、貞操義務、婚姻破綻時の慰謝料支払い義務 夫婦財産制 結婚=夫婦の財産の融合ではない 配偶者への相続権=ミニマム50%? 相続人が配偶者ときょうだいの場合、配偶者が3/4

絶歌

絶歌 元少年A

わざわざ難しい言葉を選び 例えがとても多く表現されている作品だと感じた (『まるで〜のようだ』など。) " 私は賢いのだ "、と率直に書いているわけではないが そう言いたいのかな、と思わされる 内容としては 言い訳、正当化しているだけのような気がしてならない。 犯罪を犯す人の考え、理由などを知る資料としては 使える? 複雑な気持ちになる作品でした。

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断片的なものの社会学

断片的なものの社会学 岸政彦

広い地球で、この瞬間にこの場所でこの私によって拾われたこの石。そのかげかえなさと無意味さに、いつまでも震えるほど感動してた。私たちが毎日かわしている何気ない会話は、エリックドルフィーが音楽について述べたのと同じように、空気の中に消えていって二度と戻ってはこない。誰にも隠されていないが、誰の目にも触れない。四角い紙の本は、それがそのまま、外の世界に向かって開いている四角い窓だ。よそもの。みんな楽しそうなフリをしているが、ほんとうは苦手なはずだと思う。でもせっかく沖縄に来ているのだから楽しまないとという、真面目な気持ちでやっているのだろう。

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子どものまちのつくり方 明石市の挑戦

子どものまちのつくり方 明石市の挑戦 泉房穂

タイトルが気になり読んでみたら、一時期話題になったパワハラ市長の本でした。思いの強い上司と事なかれ主義の部下が一緒に働くとパワハラになってしまう。どちらにとっても不幸なことです。それはさておき、この本で紹介している明石市の取り組みは素晴らしい。

データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則

データの見えざる手: ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則 矢野和男

社内報でおすすめされていたので読んだ本。とてもよかった…! 「どうやって幸せに生きるか」という問いは、哲学・宗教学・社会学・脳科学・経済学・スポーツ科学…といろんな分野において探求されているところ、人の動きのビッグデータを分析することによって一つの説を提案している本書には、なるほど、となった。 個人的には、エントロピーの観点から一人の人間の動きを分析した点が新規性あってすごく面白いなぁと思いました。

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