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宮廷神官物語 四 榎田ユウリ
天青の素直さが眩しいくらい。無鉄砲で向こう見ずで短慮なときもたくさんあるけど、鶏冠に叱られてちゃんと反省する。真っ黒な宮中の中にあって真っ直ぐでいられるのは天性のものなんだろうなぁ。自分が大変なことになるのはわかっていたのに。あの選択は偉かった。 曹鉄のご両親の秘密はついに明かされなかったけれど、天青が村に戻ったらもう少しわかるのかな。 鶏冠!もう本当に…最後の方はもう…なんて言えばいいんだろう。鶏冠に迎えに行って欲しい! |
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この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた ルイス・ダートネル
生存のために祖先たちが蓄え築き上げた仕組みの上に今の人類の繁栄があることを改めて思い知る。 この手ひとつで一体何を作り出せるだろうか。 |
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FACTFULNESS10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 ハンス・ロスリング
『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』は著者が提唱している造語で、データや事実に基づいて正しく世界を読み解いていこうという考え方のことを指しています。 イントロダクションで登場するチンパンジークイズ、みんなはどれくらい正解しているのか知りたい。ちなみにわたしは2問正解、11問不正解で、正答率は15%とチンパンジーの半分以下でした。しょんぼり。 400ページ近い大ボリュームだけど、平易な文章で、図表も多いのでわかりやすい。 既に相当話題になっているけど、まだまだ売れそう。今年のベストセラー本になりそうですね。 |
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みたび! 女のはしょり道 伊藤理佐
やっぱり面白い |
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How Google Works 私たちの働き方とマネジメント エリック・シュミット
仕事について違うジャンルの業界でも驚くべき速さで物事が動いていく時代になったと感じる 革新的アイデアと行動力、改善を繰り返すことで進化している事を実感する |
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珠玉 彩瀬まる
「本物」という言葉が頻繁に出てきて、歩やジョージを悩ませ縛り付ける。 リサと繋がる真珠がストーリーテラーなのが奇抜だったが、これにもちゃんと仕掛けがあってーー。 後半、歩がジョージに思いを伝える台詞が好きだ、こんな言葉がひとを救うのだろう。 |
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夢探偵フロイト -てるてる坊主殺人事件- 内藤了
2/22読了 |
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トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ ジェイソン・ファン
食べる回数を整えて、体内のインスリンが少ない時間を作る。 糖を避けて、食物繊維をとる。 |
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ニムロッド 上田岳弘
技術が進み勿論仮想通貨もその技術の一端なのだけれど、仮想通貨は私にとって不可思議な魔法の様に見える。 サクリサクリと綴られる日々に、自分は皺が寄っているんだなと自覚する世界観だった。 どちらかというと自分は田久保さん側なんだろう。 |
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ミレニアル世代のお金のリアル 横川楓
まさに、知っている人と知らない人で大きく差がつく大事なお金の話。 ミレニアル世代のリアルな心境を少しでも感じれればな。と、手に取った一冊。 とっても読みやすく、もっと若い時にこの本と出会ってたら、もう少しお金が貯まってたかも。 著者が何回も訴える"後悔"の警告。 「行動しなかった後悔は、行動した後悔より深く残る」 若い時からの準備は大切で、若い内なら多少の失敗も取り返せる。 なんて、冷静に振り返れるようになった分、成長した証かな。 |
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天才はあきらめた 山里亮太
山ちゃんの、「負」を努力のエネルギーに変換できる能力には敬服する。 努力は人を裏切らない。ホントにその通り。でもその努力を持続するのはすごく難しい。それができる山ちゃんはやっぱり天才だ! ねじり鉢巻に半纏を着て、机にかじりついて必死にペンを走らせてる。壁には半紙に毛筆の汚い字で「必勝!」とかいた張り紙が貼ってある、という漫画みたいな受験生の姿が浮かんできた。そして若林正恭氏の「解説」を読んで、それは当たらずとも遠からず、だったことに笑ってしまった。 山ちゃんとは関係なく、新人のお笑い芸人さんが大学生ノリみたいな芸でテレビに出てるのを見て、なんでこんなんでテレビに出られるの?って思うことも時々あるけど、ここまで来るのも大変なことなんだ、と本を読んで改めて知った。 若林正恭氏の「解説」も読み応えがあります。 |
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七姫物語 東和国秘抄 ~四季姫語り、言紡ぎの空~ 高野和
元は電撃文庫さんで6巻まで出ていたのですって(あとがきで知りました)。 いろんなことが秘密すぎるのに、全然モヤモヤしない。この世界の仕組みも、側にいる人たちにも、この主人公自身にも謎があって謎だらけ。少しずつ解き明かされていく感じが好きだなー。 ヒカゲはいつかもう少し喋るだろうか…衣装役さんの名前は明かされるのだろうか。 |
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死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相 ドニー・アイカー
謎は内側ではなく外側で作られると思った。一気読みしました。 |
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緑と楯 ハイスクール・デイズ 雪舟えま
校内トップの秀才である緑は、夫婦喧嘩の絶えない荒んだ家で安らげない日々を送っていた。 そんな彼が、「自分とは縁のない奴」と思い一方的に嫌っていたのが、男女問わず惹き込む魅力がある皆のアイドル的存在、楯。 ひょんな事から楯に惹かれていく緑が、自分の変化に戸惑い悩みながらも楯と親しくなっていく、そんな恋愛小説。 ジャンルとしてはBLになるのだろうけど、好きな人のちょっとした表情に喜び、不安になり、どうすれば好きになってもらえるかと煩悶する様子は普通の恋愛小説と変わらなかった。人が恋で悪戦苦闘する様を見てにやけたい、ラブコメ好きにはうってつけかと思われる。 時代設定は何気に2050年代の未来なので、SF的要素も所々あったり、物語の味付けに一役買っている。緑と楯は作者の他の作品に何度も登場している二人なので、今作が気に入った人は既刊本もおすすめです。 |
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ライアー×ライアー(10) 金田一蓮十郎
金田一さんの作品は本当に暇な時に読みたくなる。 小学生の時、意味わかってなかったけどハレグゥとかはまってたなー。 |
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忘れられた巨人 カズオ・イシグロ
記憶の中で木霊し、反響する愛、復讐、不安、疑念。忘却を捨て去った人間が真実にたどり着くとき、そこにあるのは何か。 |
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第160回芥川賞受賞 1R1分34秒 町屋良平
試合に敗れてからの脳内描写が写真のドットを一つ一つ説明するみたいで、それも緻密じゃなくてただ細かい。主人公の脳味噌がこちらにも浸透してくる。 短い本だがガッツリボクサーの私生活に踏み込んだ時間だった。 |
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La Vie en Rose ラヴィアンローズ 村山由佳
外の世界の男によって夫の呪縛から逃れ、もはや新しい男も必要としなくなる。そんなストーリー。 村山由佳の官能的な文章は好きで、ダブルファンタジーや花酔ひ、アダルトエデュケーションなども読んだ。 ただこの本はなんていうか… 世間にはこんな絵に描いたようなモラハラ夫も実際いるんだろうけど、私世代の感覚からしたらあまり現実味がない。 ここまでされて我慢しないでしょ普通。って感覚。 もう少し上の世代なら共感できる物語なのかもしれない。 |
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国家と教養 藤原正彦
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勉強 秋山夕日
ユーモアもありとても読みやすい。著者の人柄がとても出ている本のように思う。 何か目新しい情報は特になかったかなと思うけど、やっぱり教員は人柄なんだと思った。 教え方もあるとは思うが、その先生の人格によって勉強する気持ちになるのだと感じさせてもらった。 |