光文社の本

月と太陽の盤

月と太陽の盤 宮内悠介

宮内悠介さんのミステリー小説。ハラハラ・ドキドキするようストーリーではないけど、人物がしっかり描けてて、落ち着くミステリーだなーと思いました。

不老虫

不老虫 石持浅海

農林水産省で防疫に従事する酒井恭平は 上司から極秘任務を命じられる 「サトゥルヌス・リーチ」という未知の寄生虫が日本に入ってくるかもしれないから アメリカから招いた専門家のジャカランダの手伝いをするというものだった サトゥルヌス・リーチ 別名 Eternal Youth Wormを日本に持ち込む方法や その寄生虫の性質、処理方法を考えると危険な寄生虫だというのが容易にわかるのに それに取り憑かれた人達は犠牲者を出すことを厭わない 実際にあってもおかしくないことなのかもしれない

引導

引導 坂岡真

ずっと楽しく読ませてもらっている時代物を息抜きと言っては失礼ながら久しぶりに。相変わらず許せない悪があり最後に正義がそれをぶった切ってすっきり終わる...はずだが全体を貫く大きな流れが終章に入って大きく動いたところで終わってしまい次作をいち早く読まねばならないことに...面白かったけれども単体でなるべく完結するようにしてもらいたい…。

ひとんち 澤村伊智短編集

ひとんち 澤村伊智短編集 澤村伊智

短編8篇。 個人的に長編の方が好きです。長編の方がらしさを感じます。 だからといって短編が劣っているわけではありません。 十分気持ち悪かったです。いやーな話が8個も。。。「死神」が嫌すぎて良かったです。 日常のほんの少しの隙間にある、黒い隙間を覗き込まないように生きていきたいです。引っ張り込まれないように気をつけなくては。

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さよならは明日の約束

さよならは明日の約束 西澤保彦

主人公たちの"推測"だけで展開されていく謎解き。 あー、なるほど?!というワクワク感も、えー、そっち?という少し騙された感じも、どちらも楽しめました。私にこの謎解きは無理かなーwww

Blue

Blue 葉真中顕

「青」=「ブルー」と呼ばれた男の子の一生を、時代の流れと共に追う。 平成元年に生まれ、平成の最後に死んだ。平成の社会問題を一身に背負った人生だった。 時代の流れと共にというのが趣旨なので仕方ないけれど、流行の説明はちょっと空々しいかな。

其角忠臣蔵

其角忠臣蔵 小杉健治

読書中。「松浦の太鼓」などの忠臣蔵モノにも登場する宝井其角。其角の目から見た赤穂事件かと思ったら、そういうことでもないらしい。

象の白い脚: 松本清張プレミアム・ミステリー

象の白い脚: 松本清張プレミアム・ミステリー 松本清張

1969年頃、ベトナム戦争時代。 隣国ベトナムでの東西戦争に翻弄された時代のラオスの様子が緻密に描かれていて、松本清張と言う人の取材力に驚かされる。今や十数人しかいないと言われている少数民族ピー・トング・ルアンの話なんかも出て来て、ちょっと前に私も読んだベルナツィークの『黄色い葉の精霊』なんかもちゃんと読んで、相当研究しているのが分かる(ストーリーの中ではさして重要でもない要素にも関わらず)。これはミステリーと言う物語じゃなくてノンフィクションなんじゃないの?と錯覚するし、ラオス人の気質や国を動かす上層部のお役人の体質の描写は、最近のラオスの話ですか?と思ってしまう。もちろん、パテトラオなんかは今は鳴りを潜めているし変わっている部分もあるけれど。もちろん私自身この国の本当の姿なんてごくごく一部しか知らないけれど、うんうん、そうだよね、ラオスってそう言う部分あるよねと頷いてしまう。 日本の原風景が残るのんびり癒しの場所、資本経済の影に我々が失った大事なものがある場所、そんな陽なお花畑でない、陰なラオスの顔を知りたい人にオススメ。

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恋愛制度、束縛の2500年史 古代ギリシャ・ローマから現代日本まで

恋愛制度、束縛の2500年史 古代ギリシャ・ローマから現代日本まで 鈴木隆美

「恋愛」に制度!? 現代を生きる自分には、正直ピンとこないタイトル。 古代ギリシャから現代日本に至るまで、「〜だと思わなくちゃいけない」という 心理的束縛が存在し、恋愛の制度化という罠が常にあることに対して著者は警報を鳴らしている。 "正しい"「恋愛」は、人生を豊かにするうえで欠かせないドラマ。 恋愛感の歴史的展開やヨーロッパと日本の比較から、自分なりの「恋愛」の答えを再確認してみては?

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