学芸出版社の本

公共R不動産のプロジェクトスタディ: 公民連携のしくみとデザイン

公共R不動産のプロジェクトスタディ: 公民連携のしくみとデザイン 馬場正尊

日本の基礎自治体の数は1700あり、そのうち約1300が事実上の破産状態にあるそう。福祉や医療費の増大でますます公共施設への再投資は厳しい。今後急速に民間へ開放されると言う。 日本中に余剰公共空間が溢れ、地域金融機関は融資先の低迷、つまりモノとカネは揃っている。地元の有力企業にはヒトもいる。あとはそれらをマッチングし動かす潤滑油的な存在を待つ状態。 ここにはすでに素敵な実例がたくさん掲載されています。

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シェアをデザインする: 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

シェアをデザインする: 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場 猪熊純

すでに真っ只中の人口縮小社会において、シェアは必然的な考えとなって来ています。 行政は税金をなるべく使わず、市民が自主的に良い事業を始めてくれることを歓迎し、公共性を行政が担保してくれる時代は終わりに近づいて来ました。 地方でコミュニティは未だ守るべきものとしてありますが、ある程度の流動化は必要で、バランスの問題であり、持続性としてもリスクが減ります。シェアはリスクを軽減させるという手段です。 そんな興味深い議論が行われた5年前の記録です。

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RePUBLIC 公共空間のリノベーション

RePUBLIC 公共空間のリノベーション 馬場正尊

アイデアの引き出しが増えた 「公共」という言葉の意味を考えさせられる1冊。行政の方には「この空間は誰のためにあるのか?」ということを常に問い続けて欲しい。 個人的に公園でのナイトシアターやミニビアガーデン、持ち寄り図書館をやってみたい。少子化の時代における学校のあり方を考えて行く必要がある アーティストは純粋にアーティストだけを目指す時代は終わった。それでもアーティストは続けるべきである。

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まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方

まちづくりの仕事ガイドブック:まちの未来をつくる63の働き方 饗庭伸

建築学科の人にぜひ読んでほしい一冊。新しい仕事の幅が広がるはず。また、建築学科出身の先輩や社会人の先輩としての仕事に対する姿勢やその仕事の特徴が書かれていて人生の勉強にもなる。就活前にまた読もう! 個人的にはエリマネ、鉄道、都市再生、計画・事業コンサル、地方都市の公務員が気になってます

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ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる

ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる 山崎満広

持続可能なまちづくりの一つの成功例。「柏の葉スマートシティ」にポートランド もでが導入されている。 トップダウン式ではなく、市民とのワークショップを何度も開催し、意見を組み上げるボトムアップ方式でのまちづくりである。 一見遠回りに見えるが、そこに住む人たちが主体性を持つことが持続可能なまちづくりにつながると感じた。 魅力的な図書館の設置等も、ワークショップなどを通じた市民参加型から成功している事例は多い(cf.『つながる図書館』)。 『革命 仏大統領マクロンの思想と政策』の中で、マクロン大統領も「アンガージュマン(社会参加)」の重要性を呼びかけている。 これからの時代、全国一律ではなく、それぞれの地域に応じたまちづくりが必要である。そのためにも、市民の主体性を引き出すことが行政には求められる。

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日本一のローカル線をつくる: たま駅長に学ぶ公共交通再生

日本一のローカル線をつくる: たま駅長に学ぶ公共交通再生 小嶋光信

たま駅長。今は他界された猫の駅長だ。元々たまも窮地にあって、小嶋光信の手で救われたといって過言ではない。わかやま電鐵も廃線の危機から、彼の手で救われた鉄道会社だ。決して大掛かりなことはしてないけれど、既存電車の改修を経て貴志駅は立派な駅舎ができている。 赤字路線のローカル線、今日でさえも引き継ぐことなく廃線という所もある。廃業まで至らなくとも経営が破綻して、立て直さなくてはいけない……そうした交通会社は数多にある。常識にとらわれない形で復興させてきた小嶋光信のはじめての著書がコレ。 この本、サイン本を買ったのだが、そこには『忠恕』という言葉が入っていた。おもいやりの論語だと知る。本書がきっかけで、以前レビューしたコミックの『アイリス・ゼロ』の核テーマは『忠恕』ではないかと思う。蛍たかな&ピロ式両先生の作品を支持するのに、小嶋光信社長が教えてくれた言葉が、『アイリス・ゼロ』を漢字2文字で凝縮されてるように思えるのだ。