宝島社の本

アイドル、やめました。

アイドル、やめました。 大木亜希子

私よりずっと年下の女の子たちが、自分を他人に評価され続ける仕事の中でひねくれず、自分にできることを探し続けている。 涙が出そうだった。

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これは花子による花子の為の花物語

これは花子による花子の為の花物語 木爾チレン

物語の主人公は煌びやかな人たちでなければならない、なんてのは幻想だ。 日陰に生きる人たちも立派な主人公なのだから。 心に傷を負ってしまった人、デジタル空間を漂流するだけの人、スクールカーストの下位にいる人、引きこもっている人、『みんな、物語を諦めないで』 ゲームアプリのメッセージから展開するこの物語は、デジタルネイティブのぼくたちに何かしら刺さる要素を含んでいる。 素性のわからない人と繋がることは時として、危ないかもしれない。けれど、そんな世界でしか繋がれない人もいる。 止まってしまった物語を再び動かすには、何かキッカケが必要なんだ。 たった1件のメッセージがその人の物語を変えることだってある。 とうとうマッチングアプリに登録してしまったぼくは、花子同様にどこかの誰かと繋がるキッカケを静かに待っている。 おゝい、物語が動き始めるキッカケはどこにあるんだ。 ぼくはまだ物語を諦めてはいない。

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盤上に死を描く

盤上に死を描く 井上ねこ

詰将棋とミステリーをうまく組み合わせた作品。将棋好きとしては、読んで良かったと思える作品です。佐田のイケメン要素がもうちょっとあっても良かったかもですね。

はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話

はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話 川口淳一郎

やっと読み終えた。 当時、展示も見に行ったほど。 「人知をこえた何か」のはやぶさに対する想いの一部だけでも知ることができたかな。もっともっと知りたくなるとても良い内容でした。最初から最後までうるうるしっぱなし。 希望を想いを持ち続けることの大切さを思い出させてくれました。勇気がわいた!!

ホテル・カリフォルニアの殺人

ホテル・カリフォルニアの殺人 村上暢

アメリカのモハーベ砂漠に聳え立つホテル・カリフォルニア。外界から閉ざされたその空間に迷い込んだトミーこと富井仁は、奇妙な殺人事件に巻き込まれる。連夜のパーティで歌を披露する歌姫の一人が、密室で死体となって発見されたのだ。音楽に関する知識で事件解決に乗り出すトミーだったが、やがて不可思議な状況下で新たな惨劇が…。果たして、繰り返される殺人事件の真相とは?

連続殺人鬼カエル男ふたたび

連続殺人鬼カエル男ふたたび 中山七里

刑法三十九条について、このシリーズでは考えさせられる。 その答えは、とてもじゃないけど簡単に答えは出ない。 そして被害者は加害者だけでなく、心無い世論の声とも戦わなくてはいけない。マスコミ含め。 「世の中で本当に残虐無比なのは実際に手を下した犯人よりも、こうした有象無象の匿名者ではないのか。被害者側に多大な心痛を与えた名無しの卑怯者たちには何の罰も科せられないのだから、見方によってはこちらの方が数段悪質とも言える」 そんな文章が印象的だった。 これは、イジメにも通じるものがあると思った。 傍観者は時に罪だ。 …それはさておき。 勝雄の事を思うと、切なく感じました。 あと、さゆりさん…何者なんだ、一体⁉︎ ラストがもう絶対続編決定で、「何だ、この終わり方っ!」と思いました。 勿論、続きも読みます。