小学館クリエイティブの本

ショコラ・エブリデイ―ミミミとラララの冒険譚

ショコラ・エブリデイ―ミミミとラララの冒険譚 岡崎京子

岡崎京子さんにしては珍しい(?)、ファンタジー色の強いお話です。 主人公の双子、ミミミとラララが家出という冒険に出かけるところから話は始まります。 そして、謎の屋敷に辿り着き…。 オバケや不思議なテレビ、怪しい屋敷、喋るネコ…出てくるものはファンタジーなものばかりですが、語っている内容はやっぱり「少女」であって、どれだけファンタジーになろうと「岡崎京子」は変わらないなぁと思いました。

性悪猫

性悪猫 やまだ紫

1960年代末にデビューし、成人女性向けマンガという今では当たり前のジャンルを切り拓いた女性漫画家、やまだ紫。彼女がガロで連載し、その凄みを展開したのが本作。 いわゆる「ネコ漫画」とは一線を画した内容。鋭く繊細な感性で紡ぎ出される一語一句は、詩的で美しくもハッとさせられる。 猫の日常の中にある様々な喜びや葛藤は、そのまま人間の私たちのそれと重なる。 歳を取ってフとした時に読み返したくなる、そしてこどもたちにもプレゼントしたくなる大切な一冊。 あと山田紫が描く猫、可愛いし凛としてるし素敵。

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光る風

光る風 山上たつひこ

杉並区図書館は借りられます。震災含めて山上たつひこ先生未来人なの?ってくらい47年前に戻って連載してきた話。「虚像との愛撫」という表現の凄まじさ。

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召喚ですか!? ハッカドール(1)

召喚ですか!? ハッカドール(1) ハッカドールチーム(DeNA)

マンガ側の作画者および編集者が頑張って捗らせている苦労が感じられた。無論原作提供者も努力をしているのだろうが、いかんせん経験不足は否めなかった。 肉やルーを入れただけではカレーにならないように、キャラクタの機能やビジュアルだけでは物語が進行しないので、マンガ版は必死にジャガイモやヨーグルトなどの具材を足して食べられるようにしているような苦労が感じられた。 近似する魔法少女のフォーマットにねじ込んで登場して問題解決するようにしているが、魔法少女のフォーマットであれば「アイテム収集」のビジュアルや「魔法の国を救済する」などの大目標や「捗らせない」競合者が見えてこないので物語進行の見通しの悪さが気になる。