岩波書店の本

リニア新幹線が不可能な7つの理由

リニア新幹線が不可能な7つの理由 樫田秀樹

JR東海のリニア新幹線の問題点をまとめたもの。最近、ニュースを聞かないので、諸々クリアして順調に進んでいるかと思っていたのですが、何も進んでいないらしい。トンネルが多いので、掘ったときに出る残土をどう処理するかが問題になっていたけど、あちこちでダメ出しをくらって後退しているそうだ。 残土処理を含めて7つも問題がある。残土以外に水涸れ、住民立ち退きとか、わかりやすいものもあるのですが、ウラン鉱床という難問もある。ルートとなる岐阜県にはウラン鉱床が点在しているそうで、もし当たりが出たら、面倒なことになる。まあ、ほとんど聞いたことのない、報道されていないことなので、勉強になりました。

笑いの力

笑いの力 河合隼雄

期待していた内容とはちがった。 でも「笑い」について、もっと知りたい学びたいと思わせてくれる内容だった。 ユーモア、大事。

不如帰

不如帰 徳冨蘆花

快活な海軍の若者武男と陸軍中将の娘浪子は幸せな新婚生活を送っていたが、浪子は結核にかかってしまう。それを知った千々石が二人の仲を引き裂くべく画策する。明治を代表する悲恋小説。 文語体で慣れるまでやや読みにくかったが、100年以上前に書かれたとは思えないほど話に入り込むことができた。やはり純愛、悲恋といったテーマは現代にも通じる。

愛と偶然との戯れ

愛と偶然との戯れ マリヴォー

マリヴォーによる恋愛喜劇。 結婚の障害となるものが「親」から「自分」に変わっていったあたりの話。なので登場人物たちも自分の家柄や身分から出てくる自尊心によって自ら結婚に壁を作っている。その壁を壊すほどの愛がここには描かれるわけだが。

岩波茂雄文集 第3巻 1942-1946年

岩波茂雄文集 第3巻 1942-1946年 植田康夫

つい先日、岩波文庫が創立90周年を迎えたとか。 神田に古本屋を起こした男の綴る、おおらかで思慮深く、時として激しい、そんな言葉の数々。 時々、チラリと漱石の影が見られたりするのだが、それもまた面白い。

ビゴー日本素描集

ビゴー日本素描集 清水勲

イラスト集というよりは取材集といえるほど、人間の表情や時代の特徴を捉えて過不足なく一枚の絵にしている。表情なんてシンプルだけどほんとリアル。うまいよなー。趣味なのか芸者のスケッチが多く、今よりも性に開けっぴろげだったのかと想像したり。面白いし何度か見たい本なのに不思議となにか物足りない。自分にその時代の知識が少ないせいかもしれない。もっと知識がある人にはたくさん想像膨らんで飽きない本になると思う。

イギリス現代史

イギリス現代史 長谷川貴彦

1940年代より現在まで国家としてのイギリスの歩みをたどる。 イギリスで起きたことは日本でも起こるなんてことを何かで聞いた読んだ?ことがあったけど「1987年総選挙は保守党が勝利して、サッチャーは三期目の政権を担うことになった。しかし、この選挙までに保守党の支持は、南東部などの田園都市のなかでも、最も豊かなイングランドの地域に限定されるようになっていった。総選挙のあと、サッチャーは「社会などというものは存在しない」という有名な台詞を『女性自身』誌で述べ、自助を解く個人主義的原理を鮮明にして、教育、医療、行政に関する改革を進めていった。 教育における改革では、1988年の教育改革法は、イギリス帝国の植民地政策を批判するような「自虐史観の偏向教育」を「是正」するために、ナショナル・カリキュラムで全国の授業内容を画一化、全国共通学力テストを実施して学校別の評価を公表し序列化するという新保守主義と新自由主義の色彩を色濃くあわせもっていた。」P141 3 サッチャーの退場 既視感・・・・

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性食考

性食考 赤坂憲雄

好き過ぎて、食べてやりたいとか。そんな類の小説が売れたりと、「何となくわかる」モヤモヤ感を、色んな例出して書き出したら、これだけの分量になったのかな?と思ったら、買ってた(笑)

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まど・みちお詩集

まど・みちお詩集 谷川俊太郎

改めて、とてもいい。まどさんの詩を読むと、こんな見方もあったのか〜と世界へのまなざしが広がり感動する。こんな素敵な視点を自分も持ちたい、そう思うと日常のあらゆるものを見るときに慈しみの目を持ち愛おしい世界をめでるような思いで暮らせるようになる。まどさん、ありがとう。

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古森のひみつ

古森のひみつ ディーノ・ブッツァーティ

自分自身の子ども時代はいつ終わったんだろう?と考えずにはいられない。できればどこかに残っていてほしいと思う。そして、自分の影に愛想をつかれるような生き方はしたくないなあ。よかったね、大佐。

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ひとまねこざるびょういんへいく

ひとまねこざるびょういんへいく マーガレット・レイ

おさるのジョージシリーズ。 Eテレで見てもそうだけど、ジョージのお話はどれも大人がとっても優しい!どんなに失敗しても良いところを見つけてハッピーエンドにしてくれる。子育てを教わるような絵本。 本作も顰蹙をかうような失敗をするが最後は素敵なハッピーエンドに。