岩波書店の本

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読了

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読了

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『ぞうさん』の人と言われればピンとくるか。 平易な言葉で世界の本質をグリグリ掘り起こしている感じ。パラパラ読んでいるとウッとくるものがあったりする。 『毒ガス』『スミレ』『今日も天気』などが気に入った。

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大好きなブッツァーティによる、これぞファンタジーというお話。大人になり失ってしまった子供の心と感受性を、少し取り戻せたような気持ちになりました。 『シチリアを征服したクマ王国の物語』は、ブッツァーティ自身による挿絵の可愛さも手伝って明るく賑やかな感じ(結末はさておき)だけれど、この『古森のひみつ』は少し不気味でしっとりとしています。森にいると感じる、あの畏れのような感情が、ありありと蘇ってきました。

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おさるのジョージシリーズ。 Eテレで見てもそうだけど、ジョージのお話はどれも大人がとっても優しい!どんなに失敗しても良いところを見つけてハッピーエンドにしてくれる。子育てを教わるような絵本。 本作も顰蹙をかうような失敗をするが最後は素敵なハッピーエンドに。

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舞台観劇後に読了。久々の岩波文庫、かなり読みやすくなってる♡ Lea MicheleやJonathan Groffがブロードウェイで演じ、gleeのプロデューサーに見初められた伝説のSpring Awakening‼︎‼︎白井晃さんの演出が見事でした。がやはりミュージカル観たい‼︎四季じゃないやつ‼︎

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一気読み!中学の時に毛利さんの本を読んで大きな影響を受けた覚えがあるけれど、この本を読みながらも自分が考えてたことと近いな、と思い、それは毛利さんの影響を受けてこれまで思考してきたからなんだろうと気づく。ユニバソロジの考え方は自分にはすんなり入った。なぜなら自分の教育分野における取り組みもUniversalをテーマにしているからだ。教育にもこの流れが来ているということは人類が生き延びるために必然なんだろう、と毛利さんの本を読んで再認識した。

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P170 自動車のもたらす社会的費用は、具体的には、交通事故、犯罪、公害、環境破壊というかたちをとってあらわれるが、いずれも、健康、安全歩行などという市民の基本的権利を侵害し、しかし人々に不可逆的な損失を与えるものが多い。このような社会的費用の発生に対して、自動車の便益を享受する人々は、わずかしかその費用を負担していない。逆にいうならば、自動車の普及は、自動車利用者がこのような社会的費用を負担しないでもよかったからこそはじめて可能になったともいえるのである。

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私の仕事の取引の相手で、ひょんなことから『尚歯会』について話しが及んだことがきっかけで本について、あるいは幕末について、もしくは歴史について、さらに思想について、お話しを伺う方がいます。その方の本を読まれる幅の広さ、深さ、そしてそれを自分の知識として培うところまでいかれている方です。職業を伺ってびっくりの方でした。そんな方にオススメいただいた本で、まったくの初めて読む方なのですが、これまた物凄い方でした。この著者の知識の広さ、深さ、そして物事を冷静に俯瞰するチカラは尊敬できます。スゴイ本を読んでしまった、というのが最初の感想です。 例えとして良くないのですが、いわゆるマッチョな、態度で示せ、とか男気、断固たる決意、とかの短絡思考よりも、私は冷徹な(だからこその男気だと思うのですが...)思考と論理の積み重ねの結果の決断や、その後の紆余曲折を経た上での自身の決断を変える決意を持てる覚悟とかに、よりシンパシーを覚えます。ただ、短絡なマッチョの人を惹きつける魅力も、誇りとかプライドという単語が持つ強さが魅力的に見え、さらに必要な場面もたくさんある事も分かりますが。 日本が太平洋戦争(という呼称を私は使ってよいと今の私は考えます、いろいろあると思いますが)に敗北したのはある欠点、それは「科学的精神の欠如」があったからだ、そしてそれは「鎖国」というものが生み出したのではないか?との考察に至った著者の論文のような本です。序文にそう書いてありましたし、実際鎖国をしたことによっての影響を考察するのかと思った最初の章を読み始めてびっくりしました。それは鎖国が始まるずっと、ずっと前の事から理解していく思考の積み重ねで、それはとてつもなく広く、深く(距離的にも、そして時間的にも)読め手に見せてくれます。歴史という過去のことは比較的俯瞰しやすいことだとしても、現存する資料をあたりながらのここまでの俯瞰をした歴史的考察は(もちろん私のごく浅い読書暦では、ということですが)初めてでしたので、驚愕でした。 「鎖国」当時の世界的状況を理解するために、(それが理解できないと何故鎖国をするに至ったのか?を理解できないだけでなく公平ではないと考えているようです)ヨーロッパの歴史からはじまります。そしてポルトガルとスペインによる大航海時代が始まったことでの『世界的視圏』の成立(地球は丸くて、そして未開の地に対してキリスト教の布教という立場をとって異教徒への接触の仕方、中でも『十字軍的思考』の重要性)にどのような事実とその当時の権力者と実践者である冒険家の「科学的精神」の発露が見られたのか?を積み重ねて見せてくれます。その広さと深さが圧倒的でした。私は世界史を全く勉強した事がなかったので知らないことばかりでしたが、とても楽しく読めるとても読みやすい文章です。この『十字軍的思考』と『未知なる土地への冒険心』と『権力者による理解と公共性』とが重なり合ったことで大航海時代が生まれ、そして『世界的視圏』が成立できる土壌が出来上がるのです。東周りに進んでいったものと(代表的なのはバスコ・ダ・ガマ)、西周りに進んでいったもの(コロンブス)が東洋で出会うことによって(いわゆるマゼランの世界1周)成立した『世界的視圏』を私も理解する事が出来たと思います。 ここまでが前半なのですが、ほとんど世界史の知識を持たない私には、途中の分からない人、物、出来事、など調べながらの読書だったのでとても時間がかかりましたが、面白く読めました。こんな風に歴史を学べたら、とても楽しいと思います。ただ、私が知らなさ過ぎる為に時間がかかったので、普通に知識がある方なら、とても上手く要約されていると感じたかも知れません。 そしてキリスト教の日本における布教にともなって観察者(信頼に値すると考えられるため)の文献をあたりながら、日本が国を閉ざしていった過程を細かく見ることが出来ました。日本にももっと早く『世界的視圏』を受け入れる機会がちゃんとあったこと、それを自ら固辞した事、それが権力者の保守的な面から起こっていることを、ひとつひとつ検証していきます。和辻さんはその最初の歴史的事実として「刀狩り」を指摘しているのですが、この辺りは是非読んでいただくと面白いと思います。ある意味世界史と日本史の15~16世紀の授業を面白く受けた感じです。こういうものが世界史や日本史であるなら、本当にもっと勉強したくなります。 結論にはきっと様々な異論もあったと思いますし、私も100パーセントの同意をするものではないのですが、ここまで物事を細かく積み重ね、その上での結論に少々の強引さや割り切りはあって良いと思います。そして事実を含んでいると私には思われたのですし、こういう俯瞰をさせてくれる本が読めてとても楽しかったです。 みんなが知ってるフランシスコ・ザビエル(本書ではジャビエルと表記されていました)よりも、私には同時に日本の土を踏み、そして日本で生涯を終えたコスメ・デ・トーレス(本書ではトルレス表記)という人物にとても興味が湧きました。また有名な武将なのでしょうけれど私が知らなかった高山右近と小西行長、また和田惟政という人物も、そして当然ルイス・フロイスも興味あります。 世界の中の日本に興味のある方、そして保守的なものの閉鎖性を権力者が行使することで生まれる弊害に興味のある方にオススメ致します。 この本をご紹介していただいた方の職業は「裁判官」でした。お話ししたりするようになってからは随分経って知ったので、本当にびっくりでした。 2009年 2月

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小さな子どもの言い間違い等を元に、改めて言葉について考えた本。これを読みながら、言語学者から見ると子どもの言葉はこう映るのか、と新鮮に感じた。 「ワンワン」という言葉を犬以外の動物に使ったり(過剰拡大)、逆に自分の家で飼ってる犬に限定してしまったり(過剰縮小)、それらは子どもが新たな言葉を吸収していく過程なのだなと、妙に納得。

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つい先日、岩波文庫が創立90周年を迎えたとか。 神田に古本屋を起こした男の綴る、おおらかで思慮深く、時として激しい、そんな言葉の数々。 時々、チラリと漱石の影が見られたりするのだが、それもまた面白い。

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侯爵夫人からお手紙を頂いたとしたら、こんな感じ?背景の歴史や人物像も知るとすごく楽しい…

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イラスト集というよりは取材集といえるほど、人間の表情や時代の特徴を捉えて過不足なく一枚の絵にしている。表情なんてシンプルだけどほんとリアル。うまいよなー。趣味なのか芸者のスケッチが多く、今よりも性に開けっぴろげだったのかと想像したり。面白いし何度か見たい本なのに不思議となにか物足りない。自分にその時代の知識が少ないせいかもしれない。もっと知識がある人にはたくさん想像膨らんで飽きない本になると思う。

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こちらもジョージは知りたがりを発揮して、いろいろとやらかしますが、最後は良かったねと親子でニッコリ出来るお話。

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ここ一週間の雪ちゃんのイチオシ。会社の先輩に頂いた「蚊のフレデリック」のシリーズ。ウンガロのデザイナーもしていた作家で、色彩豊か。

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P121 短歌形式には呪力がこもるが、俳句形式にはこもらない。(中略) 短歌形式と俳句形式のこんなちがいは、おそらくその発生の事情に起因している。短歌形式は和歌の一体としてはるかな昔に起源を持ち、しかも雅へと上昇して俗(日常)と断絶した。ところが、俳句は元々、相手に開かれた唱和としてはじまり、滑稽化を強めて俗の要素を濃厚にした。

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あの日本の、辛い寒い暗い怖い部分。

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読書好きはボルヘスくらい読んでおくもんだ的な圧を勝手に感じ「伝奇集」などはハードカバーで持ってたりするんだけど正直に言うといまいちこの高名な大作家の作風に馴染めず…同じ南米の作家でもマルケスとかリョサは好きなんだけどな。 というわけで手を出してみましたのは伝奇集と並ぶ名作と言われているこちらの短編集。正直なところさっぱりわからないのが何編かあったけどまぁ面白いもののほうが多かったかな。 高い知識に基づく精緻なプロットって煽りにはあったから読みこなすにはこちらにも教養が必要ってことだろうね。その意味では俺にはちょっと荷が重い作家かもしれない。しかし、伝奇集も久しぶりに再読してみようかな、とは思った。

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「エネルギーにあふれた反応のいい身体と、文脈力のある知性。この二つの柱があれば、コミュニケーション力は万全だ。」「コミュニケーション力は、沈黙の感知力に支えられているのである。」 知徳体のバランスと、一定のテンションを保つことが必要。