平凡社の本

男と女の台所

男と女の台所 大平一枝

台所や料理を通して見る様々な人の生き方、暮らしみたいな本。 たしかにリビングや寝室より、台所はかなり如実にそこの住人の暮らしが反映する、反映してしまう場所だなと思う。 最後のフランス人がらみの2人の話が印象に残っている。

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魯庵随筆 読書放浪

魯庵随筆 読書放浪 内田魯庵

生後一ヶ月にして上野戦争の銃弾を浴びた魯庵にとって、銀座はモダーンな気になる街である反面、「薄つぺら」な街でもあったようです。読書とは最新の時代に触れるためのもの、古書を珍重するは死んだ読書と書く一方で、「古きを生命とする」集古会の面々と古書に耽溺しています。最新の街並みや書籍も楽しみつつ、その浅さも見通し、江戸文化との行き来を意識的にしているスタイルに共感を覚えます。せっかく本を読むのだから現代にも過去にもとどまりたくはないな。「東西愛書趣味の比較」は古今東西ペルシャにまで及ぶメディア史で圧巻。

旅する絵描き

旅する絵描き 伊勢英子

絵本”ルリユールおじさん”の作者伊勢英子さんが、パリでルリユール(本の修復士)の仕事に出会い、その仕事ぶりや生きざまに惹かれていく様を、手紙形式で綴っています。 絵本のエスキスが収められていて、本文とあわせて、絵本が出来上がっていくまでの過程を垣間見ることができて楽しかった。

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物は言いよう

物は言いよう 斎藤美奈子

当時の著名人の発言や雑誌の一文など、FC(フェミコード)に照らし合わせてチェックしていく。 「当たり前、こんなこと言っちゃだめ」と思うものから「これは別に、構わないんじゃ」と思うものまで…しかしそれも斎藤美奈子氏の鋭い視点なのだとおもう。そういう見方もあるのかー、と思わされた一冊。

世界植物記: アフリカ・南アメリカ編

世界植物記: アフリカ・南アメリカ編 木原浩

エッセイか写真集かカテゴリに迷う本です。写真がメインなので写真集かな。 タイトルの通り、アフリカ、南アメリカを旅して、そこに生きている私達には馴染みのない植物を撮影した、写真がメインの植物本です。 本のサイズが大きいので写真も大きくて見やすいです。植物を美しく撮影した美術本というよりは、過酷な場所に生きている植物をありのままに撮ったような感じでした。それでも形、生き方、生えかたなどがとにかくかわった植物が沢山見られて見応えは抜群です。 エッセイの分類に入れようと思ったのは、本のなかに植物の分類だけではなく、写真家さんの生々しい苦労や興奮が書かれていたからです。旅日記のようで大変楽しく読めました。 写真と相まって、こんなところが地球にはあるのだ……このひとはそこを旅したのだなあという感慨が浮かびます。 今後、アフリカ南アメリカだけではなく別の地域の本も出るといいなと思います。 2015.12.08

商業空間は何の夢を見たか 1960~2010年代の都市と建築

商業空間は何の夢を見たか 1960~2010年代の都市と建築 三浦展

~~~~~ 商業建築は、公共建築的なシステムに対する反システム的な建築であるだけでなく、「未来的イメージ」を「提案」できる「システムを」「挿入」するものであり、かつむしろ公共建築よりも「人間の生活にかかわり合うこと」によって「格別の情報量」を持っているのだから、商業建築こそが、公共性、社会的責任を担おうと言っているのである。 ~~~~~ 商業施設の未来はどうなるのか、 不安が大きく無いといえば嘘になるが、 商業施設が果たすべき都市における役割を考える際に心に留めておきたい言葉だ。

串田孫一 緑の色鉛筆

串田孫一 緑の色鉛筆 串田孫一

いい意味でうたがう心が思考につながっていると感じた。 子どもとのエピソードたくさんあった。やさしい人だったんだろうな。

果てしのない世界め

果てしのない世界め 少年アヤ

漢字とひらがなのバランスが良い感じだった気がする。 内容は特別良い感じではなかった気がする。

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青春短歌大学

青春短歌大学 秦恒平

表紙より 木に花咲き( )わが妻とならむ日の四月なかなか遠くもあるかな 前田夕暮 虫食い箇所へ、必ず漢字一字を埋めさせる。クイズのようであるが、それだけではない。その時学生諸君は歌人となり詩人となり、詩歌の世界を想像し理解し解釈して、まさに創作しなければならない。