幻冬舎の本

チックタック~約束の時計台~

チックタック~約束の時計台~ 西野亮廣

壊れていないのに 11時59分で止まっている不思議な時計台 住み込みで働くチックタックと孤児院で暮らすニーナはとっても仲良し 孤児院には門限があるので 夜中の12時の鐘を聞いたことがないニーナと 一緒に聞く約束をした 寂しいけど優しい話でした

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天皇のお言葉

天皇のお言葉 辻田真佐憲

お言葉の背景がきちんと説明されているので どんな思いでの発言か想像しやすく 辞書的にお言葉を集めた本とは別物 政治的な思想が盛り込まれてない フラットな立場で書いてあるのも良い たくさんの人に読んでほしい

とめどなく囁く

とめどなく囁く 桐野夏生

父親より年上の資産家と再婚した塩崎早樹はかつて海釣りに出かけたまま失踪した夫がいた過去があった。 ある日元義母よりその夫を目撃したとの情報が入る。 死亡認定も出し、新たな人生を歩み始めた早樹であったが、区切りをつけたはずの過去が迫ってくる。そして新たな事実が次々と判明し失踪の謎に肉薄していく。 知っているようで実は全く知らない夫婦という赤の他人の恐ろしさ、地獄の淵から甦る「人間失格」的な独白に底なしの救いのなさと哀しみを感じた。 舞台となる逗子の母衣山はおそらく披露山をモデルにしたのであろう。

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蜜蜂と遠雷(上)

蜜蜂と遠雷(上) 恩田陸

読みたいと思っていた本が、文庫本で出ていたので即購入。クラシックの知識が全くなくても、その世界にグイグイ引き込まれ、夢中で読めました! 実際にピアノの曲を聴きながら、もう一度じっくりと読みたいと思った。

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私がオバさんになったよ

私がオバさんになったよ ジェーン・スー

裏を返せば「仲良くしましょう」は、みんなの和を乱す者、その和から外れた者を許しませんという閉鎖性の表れ。 仲間意識の高い集団は逸脱者に不寛容。その視線が集団外に向かうと戦争になる。 女性が自己決定権を持つ性差別のない社会を目指すなら、片方のことだけじゃ解決できない、男性、女性、両方の置かれた立場を慮っていかないと達成できない。 今の日本は一見すると「優しい」人が増えていますが、その寛容さは無関心と表裏一体かもしれない。大切なのは他者への敬意と開放性をベースにした寛容。仲良くする必要はない。尊重するだけでいい。それによって機会の均等は約束される。

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悲観する力

悲観する力 森博嗣

自分が思っていたことを肯定してくれた。 楽観的すぎるのもいけないし、悲観的すぎるのもいけない。 楽観しながらも悲観する。 悲しむ方向ではなくて、マイナスを想定して準備する。

カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん

カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん 松原始

ヒッチコックの映画や大都市でゴミを漁る姿から忌み嫌われるカラス。 そんなカラスの数少ない専門家の研究生活を覗き見することができる。 もちろん、カラスだけじゃなく、その他の動物の調査の様子も沢山あるからご安心を! そして都会の片隅に生きるカラスを、迷惑な存在ではなく、隣人として感じられるかも。 あぁでも、食べるのだけは無理だなぁ。

起業成功の教科書

起業成功の教科書 野﨑武成

とにかく今の自分に響く言葉だらけでした。サラリーマンでありながら、起業を志す自分みたいな若者にとっては、野崎さんの一言が身にしみました。読んだ人と意見交換したいですね。

実験思考

実験思考 光本勇介

CASHやSTORES.jp生みの親である光本さんの本書。そもそも価格¥390、kindleだと¥0だったり本の値段を読者に委ね定価販売より儲かるか公開実験したり発想から面白いです。 すべてのビジネスは「実験」であり、実験なら失敗しても、それはひとつの「検証結果」なので、むしろ「価値」になる。と述べており、打席に立ち続ける重要性を説いています。その実験を因数分解すると、性善説を信じ利益の最大化を図ること、違和感をスルーしない、思考停止の時代、半歩先など、いくつものキーワードが浮かび上がります。またその思考法を軸に、最終章では「こんな実験をやってみたい」と複数のビジネスアイデアが出てきますが、どれも面白いし、読み終わると著者が話してきたビジネス着眼点の共通項が、サマリーのようにスッと頭に入ってくる読後感の気持ち良さ。 本書、とにかく読みやすく、人柄が文体から読み解け、有名起業家の深い考察力から考える切り口が知れる一冊になっています。この値段で、このセンスに触れることができ満足度が高かったです。おすすめ。

盗まれた顔

盗まれた顔 羽田圭介

やっと読み終わった…。 掴みは悪くなかったんだけど、毎回毎回同じ書き出しで(閉塞感を演出してるんだろうけど)読み続けるのが辛く、度々中断し、二週間以上かかった。 WOWOWでドラマ化されてるから、再放送の時にはどう料理されたのか見たいと思う。

THE TEAM

THE TEAM 麻野耕司

【メモ】 ・「適材適所」が大事。 ・西洋は「悪くなった臓器を取り除く医学」、東洋は「悪くなった臓器同士を繋ぐ血管を良くする医学」が発達。東洋の方が関係性という考えが根付いてる。 ・これからは「個」の時代が来るのは間違いない。そのうえで、その「個」を繋ぐ「チーム」について知っておくことは大事だよ。 ・手前味噌ってなんだ? ・共通の目的があって初めてチームになる。 ・例がすんごいわかりやすい。文章も読みやすい。専門用語が少ない。エリート以外の人やまだ社会に出ていない人でも読めるようにしたんだろうなぁ。ありがたい。 ・目標をちゃんと達成できるか?よりも、ちゃんと設定できているか?の方が大事。与えられた目標ではなく、自分たちで目標を決めることが大事。 ・インターンしてたとき「この会社売り上げどうこうより組織崩壊の方が大問題でしょ」と思って、ずっと組織のこと考えてたのを思い出した。 ・目標設定には3種類ある。 (A) 行動レベルの目標 (B) 成果レベルの目標 (C) 意義レベルの目標 ・ここに書かれていることって個人の活動にも当てはまるのかな。特にAimのところ。どうかな。 ・「何をやるべきか?」だけでなく、「何故やるべきか?」がわかれば、新たな「何をやるべきか?」が見つかる。新しいアイデアが生まれるってこと。 ・新しいアイデアが生まれることをブレイクスルーって言うんかな。 ・今の時代は意義目標をすべてのメンバーが意識することが大事。 ・チームの目標を他人事に捉えている場合じゃないな。もっとチームの一員だっていう当事者意識がないと、どんだけ目標設定しても無駄だなぁ。そういう当事者意識ってどうやったら生まれるんだろう? ・私の今いるチームの目標、正直よくわかってない…というかたぶんないな。業務に忙殺されてそれどころではないんだと思う。うーん困った。 ・チームは4つに分けられるよ (1) サッカー型 (2) 野球型 (3) 柔道団体戦型 (4) 駅伝型 ・それぞれで最適なメンバーは違う。 ・私が働いてる会社はたぶんサッカー型。部署は柔道団体戦型…かな……?違うか。サッカー型か。 ・私が大学時代インターンしてた会社は野球型。 ・この本めちゃくちゃ整理されてるな。デザイン思考を感じる。 ・人員の流動性が高まってる。らしい。正社員が絶対じゃなくなってくるかもなぁ。うーん、ここらへんの話はなかなかイメージしづらいな。 ・ルールづくりは大事。ただ全てをルール化するのは非効率。コミュニケーションで補う範囲(臨機応変に対応する範囲)も必要。絶妙なバランスが大事。 ・相手の「経験」「感覚」「志向」「能力」といった特徴を掴むと円滑にコミュニケーションがとれる。 ・モチベーションタイプ(思考や行動に対する欲求) (1) アタックタイプ (2) レシーブタイプ (3) シンキングタイプ (4) フィーリングタイプ ・私はアタックタイプとフィーリングタイプのハイブリッド。強いて言えばアタックタイプ。でもレシーブタイプであることをめちゃくちゃ心がけてる。確実にシンキングタイプではない。(笑) ・今までこういう診断系は絶対「レシーブタイプ」だったけど、「ありがとう」と言われて嬉しかった記憶ないな… いや嬉しいけども… 「ありがとう」と言うことはすごく気をつけてるけど、「ありがとう」より成果を見てほしいタイプかも。変わったんだね。 ・心理的安全 (1) 無知だと思われる (2) 無能だと思われる (3) 邪魔だと思われる (4) 批判的だと思われる ・心理的安全ってめっちゃ大事よな。 ・みんなで一緒に意見をまとめるとき、大事なのは「選択基準」と「優先順位」だよ。 ・「意思決定者は反対や孤独を恐れずに、1人で決めよ。しかし、メンバーは意思決定者を孤独にするな。」たしかに…。メンバーは、意思決定者の決定を、正解にする努力が必要。逆に、意思決定者が嫌いな人はそのチームにいる必要ないな。 ・影響力の根源 (1) 専門性 (2) 返報性 (3) 魅了性 (4) 厳格性 (5) 一貫性 ・就活してるときに、自分がどういうときにモチベーションが上がるのか知っておいた方がいいよって言われたことあるけど、結局わからないまま終わったな。考えていこう。 ・エンゲージメント(チームに貢献しようとするモチベーションのこと)を高める4P - Philosophy 理念・方針 - Profession 活動・成長 - People 人材・風土 - Privilege 待遇・特権 ・自分の中でこの4Pの優先順位をつけておくことで、モチベーション高くチームで活動できるかどうかを見極めることができる。就活の時は Profession→People→Privilege→Philosophy の順番で重要視してたかな。具体的に言うと 職種→周りの人→会社設備→企業理念への共感 ですね。 ・当事者意識を埋め込むためのポイント (1) 人数 - 少ないほど高まる (2) 責任 - 責任範囲を明確にするほど高まる (3) 参画感 - 自分とは関係ないところでいろいろ決まってると低くなる ・自分に都合のいいメンバーを「参照点(=基準)」にするのではなく、チームで「基準」を明確にすることが大事。 【感想】 新卒社員である私は、「無能だと思われるんじゃないか」とびくびくしながら先輩社員に質問にいく日々を過ごしています。同期が優秀だと余計に恥ずかしい。そんな悩みを抱えていたときにこれを読んだので、心理的安全の話が一番印象に残りました。 正直新卒は心理的安全が確保されにくい気がします。社会人として過ごしてきた時間が圧倒的に足りないから、社会人にとっては当たり前でも新卒にとっては「新たに知ること」だったりします。自分にとって当たり前なことをまったく知らない人がいると、ついつい攻撃したくなる。その気持ちはわかるけど、新卒としては苦しい…。 その感情を、こういうロジカルな本にはっきり書いてくれてありがたいなと思いました。 私の所属部署は決して心理的安全が確保されていない部署ではないけれど、新卒というだけでびくびくしてしまいます。来年入る新卒社員にいち早く心理的安全を提供できるチームであるために、まずは私個人が心理的安全を提供できる人になろうと思います。 「言っちゃいけない事を言わない」というのは、明日からでも実践できるからね。実践していこうと思います。 それと、これは常日頃から考えてるんだけど、自分のことをよく知ることは大事だなぁと改めて思った。他の人と円滑に活動するときに自分がどういう人間なのか知ってもらう必要があるけど、自分自身がどういう人間なのかわかってないと伝えられない。どんなときにモチベーションが上がるのか、下がるのかは自分で知っておく必要があるなぁと思った。

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麦本三歩の好きなもの

麦本三歩の好きなもの 住野よる

特別ポリシーとかはないんだけど、自分の好きなルールで毎日を送っている不思議ちゃんの話。 自分が受け止められないようなことも、しっかり受け止めて、ちゃんと流していけるそこが素晴らしい三歩ちゃん。 住野先生は、こんな女の子本当は好きじゃないのかな? どうだろ? 私も好きじゃないからなぁ。 (一般的にこういう子に嫌いって言うと非難を受ける)まぁ。チョット羨ましいのかな?

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天下一の軽口男

天下一の軽口男 木下昌輝

上方落語の祖とも言われる米沢彦八の物語。 こちらを原作とした舞台が上演されると聞き、 先に舞台版を観劇したのですが、 どちらも趣が全く違って。 舞台が彦八の半生といった感じで、 原作は正に一代記。 大衆の為の笑いを目指した彦八の物語が 換骨奪胎され、 更に大衆の為の舞台になったのだなぁと しみじみ思いました。