幻冬舎の本

銀河で一番静かな革命

銀河で一番静かな革命 マヒトゥ・ザ・ピーポー

地球の終わりを告げる通達がくる。 訳の分からない不満を蓄積させた男女の明日が変わる。 変わらないけど、変わっていく。 作家はアンダーグランドを牽引しているらしい。よくわからない。 登場人物達から一番遠い人のように思える紹介文だ。 どういう根拠なのか、全くよくわからない。 しかし、異才なのだ。それは本を読んで分かった。 ああ。明日地球終わりだよと言われても。「いいよ」と言えそうだ。 こんな終わり方も、いいじゃないかと独り言ちた。

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天皇のお言葉

天皇のお言葉 辻田真佐憲

お言葉の背景がきちんと説明されているので どんな思いでの発言か想像しやすく 辞書的にお言葉を集めた本とは別物 政治的な思想が盛り込まれてない フラットな立場で書いてあるのも良い たくさんの人に読んでほしい

とめどなく囁く

とめどなく囁く 桐野夏生

父親より年上の資産家と再婚した塩崎早樹はかつて海釣りに出かけたまま失踪した夫がいた過去があった。 ある日元義母よりその夫を目撃したとの情報が入る。 死亡認定も出し、新たな人生を歩み始めた早樹であったが、区切りをつけたはずの過去が迫ってくる。そして新たな事実が次々と判明し失踪の謎に肉薄していく。 知っているようで実は全く知らない夫婦という赤の他人の恐ろしさ、地獄の淵から甦る「人間失格」的な独白に底なしの救いのなさと哀しみを感じた。 舞台となる逗子の母衣山はおそらく披露山をモデルにしたのであろう。

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秀吉の活

秀吉の活 木下昌輝

就職、結婚、転機…キャリアとライフステージと言う珍しい観点から、迷い悩む"凡人"秀吉の生涯を描いた意欲作。 いかに単に"生きる"のではなく"活きる"のか。 戦国武将と言う生き方にうんざりし、引退に憧れながらも、信長の死によって逃げる事が出来なくなり、天下人の責務を果たしつつもを徐々に歪んでいく悲哀。 秀吉の非常に現代的な描き方だが、こう言う一面もあった人なのだろうなぁと思わせる説得力がある。

キラキラ共和国

キラキラ共和国 小川糸

ツバキ文具店の続き。 大切な人の死と向き合う辛い事も、鳩子さんをはじめとして周りの人々の穏やかさで優しく描かれている。出てくる食べものも、相変わらず美味しそう。

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わたしを支えるもの すーちゃんの人生

わたしを支えるもの すーちゃんの人生 益田ミリ

食品を製造している友人も、すーちゃんと同じく『食べることは信じることなんだ』と言っていて、ほんとそうだよなぁと。 いい話がたくさんだった。それだけにスナップエンドウの描写が…。あ、でもひょっとして、地這いスナップエンドウってあるのかな?

実験思考

実験思考 光本勇介

CASHやSTORES.jp生みの親である光本さんの本書。そもそも価格¥390、kindleだと¥0だったり本の値段を読者に委ね定価販売より儲かるか公開実験したり発想から面白いです。 すべてのビジネスは「実験」であり、実験なら失敗しても、それはひとつの「検証結果」なので、むしろ「価値」になる。と述べており、打席に立ち続ける重要性を説いています。その実験を因数分解すると、性善説を信じ利益の最大化を図ること、違和感をスルーしない、思考停止の時代、半歩先など、いくつものキーワードが浮かび上がります。またその思考法を軸に、最終章では「こんな実験をやってみたい」と複数のビジネスアイデアが出てきますが、どれも面白いし、読み終わると著者が話してきたビジネス着眼点の共通項が、サマリーのようにスッと頭に入ってくる読後感の気持ち良さ。 本書、とにかく読みやすく、人柄が文体から読み解け、有名起業家の深い考察力から考える切り口が知れる一冊になっています。この値段で、このセンスに触れることができ満足度が高かったです。おすすめ。

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盗まれた顔

盗まれた顔 羽田圭介

やっと読み終わった…。 掴みは悪くなかったんだけど、毎回毎回同じ書き出しで(閉塞感を演出してるんだろうけど)読み続けるのが辛く、度々中断し、二週間以上かかった。 WOWOWでドラマ化されてるから、再放送の時にはどう料理されたのか見たいと思う。

蜜蜂と遠雷(下)

蜜蜂と遠雷(下) 恩田陸

新婚旅行に持って行った一冊。 クラシックをよく知っていたら、もっとこの小説を楽しめるんだろうな。 感動は周りの人達を成長させる。人の心を動かす力はとても魅力的だ。 「人を感動させたい」=「人を成長させたい」でもあるのかなと物語を読んで見て思った。 求めていく気持ちをしっかりと自分の中で持っていること。とても大切なことのように思う。

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