新紀元社の本

幻想と怪奇 1 ヴィクトリアン・ワンダーランド 英國奇想博覧會

幻想と怪奇 1 ヴィクトリアン・ワンダーランド 英國奇想博覧會 牧原勝志(合同会社パン・トラダクティア)

新創刊第一弾の特集は《ヴィクトリアン・ワンダーランド 英國奇想博覧會》。アンソロジー形式で、ディケンズら大御所から、キム・ニューマンらの新鋭、井上雅彦ら日本人作家まで、選りすぐりの短編で愉しませてくれる。どれも面白いが、切り裂きジャック事件を下敷きにしたべロック・ローンズ『下宿人(オリジナル版)』がとてもよかった。マダム・タッソー館の扱い方が絶妙。キム・ニューマン『ジキル博士とハイド氏、その後』は予想の斜め上をいく。古典ではアーサー・マッケン『失踪クラブ』が逸品。次号は人狼特集とのこと。期待してます!

武器と防具

武器と防具 戸田藤成

日本の武具についての本。いわゆる日本刀に限らず、槍や火縄銃、鎖鎌や忍具についても言及があるのが面白い。

剣技・剣術〈3〉名刀伝

剣技・剣術〈3〉名刀伝 牧秀彦

日本刀についての本。細かな知識よりは日本刀を楽しむための入門書に近いかな。入門書にしてはちょっとボリューミー。

武器屋

武器屋 Truth In Fantasy 編集部

読み手は「武器屋」を訪れた「客」というテイで話は進みます。武器屋の店主が客に語り掛ける文調で進むので、堅苦しく説明されるよりは読みやすいと思いました。紹介される武器は、人間史において活躍してきた実際のものばかりです。

武器事典

武器事典 市川定春

人間の想像力は、並外れているのを見せつけてくれる本。刀剣、短剣など大きな種類から、製作された時代、語源等、仔細説明されているところがスゴイです。