晶文社の本

異教の隣人

異教の隣人 釈徹宗

興味深い皆さんが話題に出されていたので手にとってみた。日本の特に関西を中心にいろんな宗教施設や団体を僧侶でもある宗教学者を中心としたメンバーが訪問し対話する、というもの。とりあげられている宗教団体はイスラム教、ジャイナ教、ユダヤ教、台湾仏教、シク教、ベトナム仏教、ヒンドゥー教、正教会、韓国キリスト教、コプト正教、朝鮮半島の巫俗、で他に外国人墓地、修道院、ペルーのカトリックの祭、日本人ムスリム、ブラジル教会、ムスリムのファッション、ラマダン明けの祭、タイ仏教の終末ケア、イラン人の商人、在日クルド人、春節を祝う人達、なども訪れる。共通していることは異郷にあって同一の宗教体験を共有できることが人々の心を強くしている、ということ。文章は記者が手がけていて読みやすく、日本にもこれだけいろんな宗教が入っているのか、という驚きもあり非常に興味深かった。

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cook

cook 坂口恭平

料理のレシピ本というより、料理日記のような感じ 鉛筆のようなもので書かれた手書きのメモがとても親しみやすくて、疲れている時など全て文字にそれが出ているのでリアルに伝わってくる。 なにより、とても美味しそうだし、作る事をとても楽しんでいてこちらまでニコニコしながや読み更けてしまった。

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病気をしない暮らし

病気をしない暮らし 仲野徹

こちらはよく売れた人間がなぜ病気になるのかを説明した本の二匹目の泥鰌として出されたものらしい。タイトルのとおり、病気になりにくくするために日常どういう注意をすればよいか、という作品。前作と異なってこちらは専門用語も少なく非常に分かりやすく自分にもほとんど理解できたと思います。風邪とインフルエンザの違いや、どうして風邪に対する解決策がないのか、またどういう注意をするとよいか、についてが特に良かった。いや、知らなかったな。これは。他にアルコール依存の問題や癌についてなど興味深い内容でした。こういう内容を非常に楽しく読めるというのは意味があるなと思いました。

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毎日ワールド・ミュージック1998‐2004

毎日ワールド・ミュージック1998‐2004 北中正和

14年前の本だけど、世界中のワールド・ミュージックの紹介とそのアルバム。キューバのソンやフィンランドのヨイク、明るく爽やかな風のようなマリの音楽やボスニア・ヘルツェゴビナ、パレスチナの歌や地中海音楽。任意のページをめくり、アルバム全て買えないので、YouTubeで検索して聴いて楽しむ。目と耳でワールド・ツアーに出かけよう!(CMみたいだな)

鯨

鯨 チョン・ミョングァン

母子二代にわたる途方もなく脂っこい大河ドラマ。この長大な物語の荒波を渡り切った後だけに見ることができる景色は、曲者ばかりが跋扈するキテレツな躁状態からは思いもよらない、底なしに深い静かな祈りだった。まさかそんな角度から心をえぐってくるとはー!

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こわいもの知らずの病理学講義

こわいもの知らずの病理学講義 仲野徹

お恥ずかしい話、病理学って何?というレベルの私。正直に言うと半分くらいしか理解できなかったと思う。人間の体はどうやったら病気になるか、半分くらいは癌のメカニズムを平易に説明されているのだが用語がちんぷんかんぷんでなんとなく雰囲気が推測できる、くらいの理解度だったと思う。それでも基本的なところはなんとなくわかったし、昨今巷に出回っている怪しげな説に惑わされない、または惑わされそうになったときに何を参照すればいいかがわかった、と思う。非常にお話が上手く気さくな先生だったけどもほんとはもの凄く偉い方なんだなとわかったのも良かったです。さ

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謎床: 思考が発酵する編集術

謎床: 思考が発酵する編集術 松岡正剛

読了。「自分の頭の中にあるものの面白さをどうやって人に届けたらいいのか」「話が飛ぶと言われても自分の中では一気通貫の話を最後まで語りたい」といった内的な部分と「インターネットってこんなものだったっけ?」「他メディアの首長がそこの権威でのしていくのがインターネットだったんだっけ?個人の発信はどこにいくのか」といった気持ちを「持ち続ける」ことにも意味があるだろうと思える一冊。もちろん、本読んで、いろいろとりこんでとりこんで進んでいく、ということなしには語れないのだが。

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レンタルなんもしない人のなんもしなかった話

レンタルなんもしない人のなんもしなかった話 レンタルなんもしない人

なんもしない人。 依頼を取捨選択するにしても、やはりある程度の賢さは必要だなと感じた。 自分の知らないこと、それは大げさなものではなくてごくごく平凡なことでも、自分の行動範囲では今まで知らなかったことが溢れているので、依頼によってそれを経験できることは大きな収穫だなと思う。 読み進めて行くうちに、なんもしない人よりもなんもしない人に依頼してくる人、その理由が興味深いし、面白い。惹かれる。人間って面白いな。

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書店に恋して: リブロ池袋本店とわたし

書店に恋して: リブロ池袋本店とわたし 菊池壮一

リブロ池袋店閉店時の店長によるリブロ史、リブロ本は数多く出ているのだが、著者は元々書店畑ではなく百貨店からの入社なので経営に対しての冷静な視線が面白い。 東京時代の20年間は池袋店の新刊台?入口壁面のあの場所が大変参考になり、今の出版状況を一目で把握できるありがたい場所だった。

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樹海考

樹海考 村田らむ

樹海には人を引き寄せる魔力がある。樹海死体マニアのKさんを深く取材して欲しい。

無窓

無窓 白井晟一

建築の知識は無くても読めます。美意識やイズムにまつわる随筆集です。指針としたい本の一つです。