河出書房新社の本

吉田秀和

吉田秀和 河出書房新社編集部

なぜ今、吉田秀和なのか?分からないけれど、僕のクラシック音楽の趣味や嗜好や生活や行動は彼によってほぼ出来上がったので、本屋で見つけて速攻で買いました。つまり、丸谷才一氏曰く、われわれクラシック音楽愛好家は吉田秀和によって創られた。 追伸 西洋史の堀米さんとの対談の中で、ひとつ、誤植見つけた。でも、この中にも出てくる、武満徹や東野芳明との対談もすごく面白くて、禅問答みたいで、つい見逃しちゃったんだろう。

マーラー

マーラー 吉田秀和

「マーラーはむずかしい、私には。」いきなり、こんな言葉で始まる。好き嫌いを通り越した体験の記録としてのマーラーを聴き記す。そう、マーラーは「私の時は、いずれ、来るだろう。」と言ったという。

グレン・グールド

グレン・グールド 吉田秀和

吉田秀和さんがいろいろなところに発表したグールド讃。1日違いで実演を見逃して、ついに録音とビデオで、グールドが示そうとした『あれ』を探っていく。バッハのゴルドベルグ、ベートーヴェンの初期のピアノ・ソナタ、モーツァルトの幻想曲とフーガ。吉田秀和さんとグールドの世界を訪ねるのはなんと幸福なことだろう。

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1:1:1で、おいしい和食

1:1:1で、おいしい和食 石原洋子(料理)

毎日の食卓に出したいおかずが、覚えやすい比率を切り口に紹介されてるので、さっと読むだけで身につく。 基本の1:1:1を使うメニュー、そこに酢を足すメニュー、だしを足すメニュー、割合を少し変えるアレンジメニューなど、展開の仕方がよい。

実話怪談 でる場所

実話怪談 でる場所 川奈まり子

著者自身、または身近な人が実際に体験した話の怪談集。 場所も日にちも特定可能な話が多く実話系を謳う怪談集としては珍しく誠実な読み物として読んだ。 真実味が高い分、怖いというよりは不思議な事もあるものだなぁという感想が強い。 そして何より淡々としている著者が魅力的である。

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台風一過

台風一過 植本一子

「台風一過」植本一子著河出書房新社、この日記文学シリーズも4冊目。うちの本棚にも4冊目が並ぶことに。YouTubeおすすめで動画が出てくるの場面での下の娘さんが小声で耳打ちする言葉にはっとするというか心が揺さぶられる。挟み込まれる写真の光線の具合が良いな。

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〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。

〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。 レンタルなんもしない人

『「なにが嫌いか」で自分を語ったっていいじゃないか』 わかる、わかる。 引き受けた依頼が肌に合わず、途中で切り上げてしまった話も面白かった。『「夢」というワードを口にする人に対する偏見が僕にはあるかもしれないと思った。』わかる、わかる。

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夢も見ずに眠った。

夢も見ずに眠った。 絲山秋子

淡々と静かに進んでいくのだけど、どこかですれ違いそして、後半にかけてのぐんぐん雲が晴れていくような雰囲気がすごい。こういう夫婦関係も素敵な気がした。