理論社の本

ノホホンむらのねこたち

ノホホンむらのねこたち さとうあや

ノホホンむらに住みたーい! 作者のさとうあやさんは、神奈川県・相模原市緑区(旧藤野町)在住。 ノホホンむらは、旧藤野町がモデルなのかな? ノホホンむらに引っ越してきたノアールくんがご近所さんにご挨拶に行くと、美味しいものを作ったり、面白いことをしているねこたちと出会います。 旧藤野町は、地元の資源を使って地域や人をつなげる持続可能な社会=トランジション・タウンをめざしている地区でもある、と書いてありました。旧藤野町のことは、話には聞いたことがありましたが、いいよねー。

ホームランを打ったことのない君に

ホームランを打ったことのない君に 長谷川集平

男二人がどうすれば野球の試合でホームランを打てるかを語り合う絵本。男二人の内、少年の方は試合でホームランを狙って結果を出せず、もうひとりの少年と仲が良い社会人の男は高校野球でレギュラー経験があり、少年にどうすればホームランを打てるかを語るが、その男もホームランはまだ打ったことはないと。話を聞いたあと少年は「ぼくは神に選ばれてない気がする」とへこんでしまいますが、社会人の男が少年を励まして、どっちが先にホームランを打てるかを競争しようと提案します。ホームランというゴールにたどりついていないのですが、この絵本は男と男の友情を書いてるなと。

温かなお皿

温かなお皿 江國香織

短編集。南ヶ原団地A号棟が好きだった。読んだ後に、目次を見ていても、これも良かったしこれも良かったかな。と、思う。全て情景が温かい。

はるかニライ・カナイ

はるかニライ・カナイ 灰谷健次郎

沖縄に生きる人たちのようすが終始描かれています。大人たちは必死に生き、自らの哲学をもって子どもたちに語りかけます。そして子どもたちは無邪気に、ひやりとする傲慢なことを言ったり、賢しくなってみたり、していて可愛くないようすもあります。 心のまま振る舞って空まわり、素直でないのが子どもだし、大人が求める素直がわからないの子を可愛らしく思う私は、可愛くないことを言う子どもたちに共感します。灰谷健次郎先生…さすがです。 人として、大切にしたいものを確認できる本です。

水の森の秘密―こそあどの森の物語〈12〉

水の森の秘密―こそあどの森の物語〈12〉 岡田淳

ついにこそあどの森シリーズが完結してしまった。 説明するのが難しい。 私にとって1番大切な物語であることは間違いない。 本当に不思議なくらい穏やかな世界がこの中にある。 この本を読んでいるとき、私は「隠れている」という気持ちになる。こそあどの森が、現実から私を匿ってくれているというか。 この本以外ではどこでも経験できないような気持ちになる。うまく説明ができない。 一生手放せない物語。

バカなおとなにならない脳

バカなおとなにならない脳 養老孟司

お勉強だけが全てじゃない。 知識を詰め込むだけでなく、自分の思ったように体を動かすことができること、アウトプットできること、も、頭の良さの1つなんだなぁ。と読んでて、色々と動きたくなった。 まぁ、答えの半分ぐらいは、「農業しなさい」に終わっていたように思う(笑)

こんな私が大嫌い!

こんな私が大嫌い! 中村うさぎ

「まずは自分を好きになりましょう」ではない解決法。 子供向けなのでさっくり読める。 ちょっと落ち込んでいたので、図書館で借りてみた。

太陽の子

太陽の子 灰谷健次郎

もう一度読み返したい 戦争経験者の優しいおとうちゃんが自殺するシーンが頭に残っているけど、ほんとうか?

裏庭

裏庭 梨木香歩

10/2018 移動図書館 数々の教訓が、優しい言葉でそこここに散りばめられている 梨木さんのファンタジーは抵抗なく心にすっと入ってくる ずっと手元に置いておきたい一冊

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天狗ノオト

天狗ノオト 田中彩子

読み応え十分な良作。 何がテーマという感じもしないけど、引き込まれる重たさがあった。 大人と子どもとか、自然との関わりとか、伝承とか、歴史から続く今であることとか、目に見えないものに対する価値観とか、偏見とか、人間関係のすれ違いとか。 そういう、普段すぐに忘れてしまいそうな、でも実は大事なことがたくさん詰まってる感じ。 子どもの目線から見たそれぞれが、大事なところだけ凝縮されたような。 あっと思わされることが多いお話だった。

月のナイフ

月のナイフ 吉岡忍

短編集。やや難解。けれど、自由な一人称がそれぞれの主張を言いたい放題晒していて、それは読んでいて気持ちが良かった。同時に自分にはできないと気付かされる。子どもにはもう、戻れないのだ。160723

虎と月

虎と月 柳広司

中島敦の『山月記』の後日談。虎になった李徴の息子が、真相を探るために旅に出る、といった話。 それなりに楽しくは読めるけど、対象年齢はやや低めでちょっと物足りなかった。

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ショート・トリップ

ショート・トリップ 森絵都

旅をテーマにした40の超短編は、心が疲れて逃げ出したくなった時に、いつでも未知の世界に連れて行ってくれる。 本を開けば、ヘンテコな登場人物やちょっと理不尽でクスリと笑えるエピソードが待ち構えていて、時間に追われる日々の中、たった3頁の不思議な旅に出ることができる。 ちなみに、カバーはシンプルだが、本体は紺のベロアに金の箔押し文字で、ちょっと“特別”な感じがしてとても気に入っている。

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