筑摩書房の本

自公政権とは何か

自公政権とは何か 中北浩爾

大学の恩師の著書。 選挙制度と政党の関係から連立の枠組みの論説に加え、90年代以降の日本の政治における連立の歴史をわかりやすく論じている。 とてもわかりやすく、リアリティのある内容でとても面白い。

江戸絵画の不都合な真実

江戸絵画の不都合な真実 狩野博幸

最近流行りの伊藤若冲、曾我蕭白、岩佐又兵衛、長沢芦雪、それに北斎と写楽を加えて、彼らの迫力ある作品と決して上手くは行かなかった人生を探る。因みに僕は若冲が好きです。

パブロ・カザルス 鳥の歌

パブロ・カザルス 鳥の歌 ジュリアン・ロイド ウェッバー

スペイン内乱を生きたカタロニア生まれのチェリスト、カザルス。カタルーニャ民謡をカザルスがアレンジした鳥の歌。カザルスのひととなりを短いエピソードで綴っている。そういえば、かつて御茶ノ水にカザルス・ホールという素敵なコンサート・ホールがあったっけ。まだ、あるのかな。

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世界のことば アイウエオ

世界のことば アイウエオ 黒田龍之助

アイスランド語、アイヌ語、アイルランド語・・・から始まってルクセンブルク語、ルーマニア語、レト・ロマンス語、ロシア語で終わる目次を見てるだけで楽しくなります。100つの言語について語った短いエッセイ集。 アイヌ語の日本語からのかけ離れぷりにびっくりしました。あんなに近くなのに。第四の人称があるとのことです。

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ある若き死刑囚の生涯

ある若き死刑囚の生涯 加賀乙彦

1968年、走行中の横須賀線で手製の時限爆弾が爆発し死者1名重軽傷者29名となった「横須賀線爆破事件」、事件の犯人である当時24歳であった青年死刑囚の刑執行までの内的心情を表した獄中記。彼が本当に事件を悔いているのかと言えばこの記から受け取ることはできなかった。どこか事件は他人事でひたすら短歌制作に励む日々に、昨年公開の「教誨師」で古舘氏演じる死刑囚と同じやるせなさを感じる。 もっとも死刑囚は刑を執行されることで罪を償うことになるのだから そのような心情になるのもやむ得ないのか。死刑制度の抱えるジレンマ。

沙羅乙女

沙羅乙女 獅子文六

0128 2019/07/31読了 今までに読んだ獅子文六作品の中で一番衝撃的…。 ドタバタ劇はいつものことだが、ハッピーエンド?なのか?ハッピーにならないなんて…。切ないままだった。 今だから戦争がどうなっていくかわかるけど、当時の人たちはどう考えていたんだろう?吉郎が軍需工場のことをさらっと話しているのをみるとドキッとする。 大団円でいいのかな〜?!というラスト。

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死体は誰のものか

死体は誰のものか 上田信

自体の扱いが宗教や文化によって異なることが明らかにされておりとても面白かった。特にキョンシー(見たのはだいぶ前だけどうろ覚え)がなぜああなのか、それが理解できただけでも有意義

ドライブイン探訪

ドライブイン探訪 橋本倫史

不思議な読み心地の本。最初、著者の橋本さんの文章からはドライブインを研究しようとか、取材して何かを追いかけようという野望、野心が見えず、何がしたいのかがいまいちよく分からず。本への感情移入が難しいなと思いましたが、もしかしたら橋本さんは純粋にドライブインを取材して、取材したことを記録に残そうとしているのではないかと。本の中の情報量、お店やお店がある地域の歴史や出来事の量が半端じゃない。それも記録するためなのかと。橋本さんの行動を少しでも理解できれば無茶苦茶面白くなる、濃厚な旅とドライブインの本。

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大人が愉しむウイスキー入門

大人が愉しむウイスキー入門 輿水精一

「ウイスキー」の語源は"命の水"。 そんな神秘的な魅力を持つお酒、ウイスキーをもっと知れば、新しい経験が得られるに違いない。 ウイスキーの特性、工程、歴史、愉しみ方などが、丁寧に説明されていて分かりやすい。 特に、著者の"ものづくり"の想い! この"ものづくり哲学"は、全ての"ものづくり"の原点と言える。 極上ウイスキーと同じで、何十年と熟成されたプロのメッセージとして胸に刺さりまくる! やっぱりウイスキーは大人のお酒だ!

男女のしかた―江戸・明治の艶学

男女のしかた―江戸・明治の艶学 夏目房之介

著者のおじいちゃんはあの夏目漱石。それはともかく、江戸・明治の性愛術を色っぽい漫画とともに解説?手ほどき?する。この時代、今よりずっと官能的。今はほら、なんでも簡単にネットで見られちゃうから、感動が少なくなってしまうもの。

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使える!「国語」の考え方

使える!「国語」の考え方 橋本陽介

2019/02/28 読了 「すべての事実は物語られる」 なんだか違うなぁと思いつつ読み進めた。「使える考え方」が出てこない。でも、「ストーリー化」この一点が全て。 『一番伝わる説明の順番』を、買ってきた❗️