講談社の本

数学的思考法―説明力を鍛えるヒント 講談社現代新書

数学的思考法―説明力を鍛えるヒント 講談社現代新書 芳沢光雄

現代の数学教育の問題点。数学的能力が必要になったと言うようになったけれど、相変わらずいかに早く計算するかという点で論じ、やり方の暗記を強行に主張。大衆もそれをありがたがる。必要になった「数学的能力」とはなんぞや。数式は出てこないし、コラム形式でとても読みやすい。

蜃気楼の犬

蜃気楼の犬 呉勝浩

連作の警察小説で、一つの街で起きる事件の短編と短編の出来事や人物が連なる事により、世の中広いようで狭いと感じさせてくれる。 主人公の嫁がどうなったのか?が知りたいので続編を期待する。

雑談衣食住

雑談衣食住 永井竜男

本当に文字通りの雑文集。六つの章に分けられ、〈四季雑記〉〈世間雑記〉〈応答一束〉は鎌倉での日々の暮らしを綴った文章が並びます。かなり気難しいなあという印象。〈東京の昔〉は関東大震災や東京オリンピックの開会式についての文章のほか、大正時代の神保町の様子が細かく描かれています。毎晩、万年筆屋や記憶術などのあやしい夜店が通りに軒を連ね、街角で演奏する演歌師に看護婦が群がっていたという神保町の様子はなかなか魅力的。〈文学雑記〉〈人と作品〉は当時の文壇楽屋話。

夫のちんぽが入らない

夫のちんぽが入らない こだま

一気に読み終えた。 ここまで赤裸々なエッセイも小説も私は知らない。 どんな人にも人の目を気にして取り繕ったり偽ったりする気持ちはあるはずで、どんなに「赤裸々エッセイ」と謳っていてもどこかよそいきな雰囲気があるものだが、この私小説にはそんなものは全くない。 清々しいまでに潔い。 「普通でなくていい」と口で言うのは容易いが、ここにはそう信じて前を向く作者の姿がある。 最後まで楽しく読んだ。

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ピエロの ニノ

ピエロの ニノ エリック・バトゥ-

名作「たびだちのとき」の作者の本。 みんな孤独な1人なのに、交わっただけで1+1以上の安心感が生まれるのって、よく考えると不思議。 2018.8

襲来 上

襲来 上 帚木蓬生

日蓮聖人を敬う若い漁師見助を通じて、蒙古襲来を描こうとしているのか?日蓮の事が細かく描写され過ぎて物語にハマれない感じです。 蒙古襲来に興味があったのですが。。。

江戸しぐさの終焉

江戸しぐさの終焉 原田実

昭和末期に”創作”されたマナー集「江戸しぐさ」の真相に迫った「江戸しぐさの正体」から二年後に書かれた続編。 前作の内容もある程度踏まえているので、単巻で読んでも問題はないかと。 ネットでもさんざん叩かれ、「江戸しぐさの正体」の刊行も決定打となり、人並みにリテラシーがある人々からは完全にトンデモと認識された感のある「江戸しぐさ」だが、今やその最大の普及者が文科省になっていることに衝撃を覚える。 親学思想と結びついた「江戸しぐさ」は、都合の良い道徳観を流布させるための道具として存続し、現在も機能しているわけで、このあたりなんとも暗澹たる気持ちにさせられる。EM菌とか、水からの伝言とか、この手のデマは、善意に絡めていくところがたちが悪いよね。

泣き虫しょったんの奇跡 サラリーマンから将棋のプロへ

泣き虫しょったんの奇跡 サラリーマンから将棋のプロへ 瀬川晶司

自伝小説。 道なき道を切りひらいた先駆者です。 作家さんではないので、ぼくとつとした文章です。 天才ではなく、普通の人がプロ棋士を目指して奨励会で頑張る姿がリアルで新鮮でした。 奨励会を退会してからプロ試験を受ける過程は、端的に語られています。 映画化という事で手にとってみました。

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悪魔と呼ばれた男

悪魔と呼ばれた男 神永学

「男女コンビの刑事シリーズ開幕」と、いう話ではないし、神永さん特有のポップな感じもない。全面シリアスだ。 初め、時間軸がズレる場所があるので、頭の中で整理整頓させられて、話に没頭させられた。章の中に過去が混ざっている。 「悪魔と呼ばれた男」という題名と作中の「悪魔」。 天使と悪魔を見極めて、涙しながら読み進めるか。ただ没入して、読み進めるか。読者の自由です。

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とんがり帽子のアトリエ(4) 通常版: モ-ニング

とんがり帽子のアトリエ(4) 通常版: モ-ニング 白浜鴎

ついに4巻目。ちょっと不思議ちゃんなリチェのお話が少し出てきた。リチェがどんな子か少しだけ。アガットは周りの子にいい影響を受け、受け入れていける柔軟性が見えてきてるには、成長の証かな。 みんな少しずつ、迷いながら進んでる。

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