集英社の本

パレオマニア : 大英博物館からの13の旅

パレオマニア : 大英博物館からの13の旅 池沢夏樹

大胆で浪漫ある、著者ならではの小説。 その都度展示品の写真がついているので、読者としても臨場感が高まります。 博物館や美術館に行く時の作品の観方が柔軟になり、より楽しめるようになりました。

異国の客

異国の客 池澤夏樹

一番笑った池澤夏樹作品。 こんなに笑えるのがあるなんて意外でした。 池澤氏が楽しそうに執筆されている姿が思い浮かび、こちらまで楽しくなります。あれもこれも描きたい、そんな気持ちなのだろうかと思いながら。 電子書籍化されているので、ぜひ。

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明日ちゃんのセーラー服 6

明日ちゃんのセーラー服 6 博

今巻も明日ちゃんの無垢で、真っ直ぐで、それでいて芯のある、世界のふわふわとした優しい綿のようなものをありったけ詰めた言葉に、仲良しの女の子達が心解されていくシーンが印象的だった。 日常を切り取り、本当に彼女たちがそこで暮らしている情景が伝わってくる、という筆画がとても好きなのだけれど、今回はお話も含めて感情移入(主人公である明日ちゃんには自分は絶対にこれが出来ない)をした。 最後まで読み、まさかと思い表紙をもう一度見ると、また涙が溢れてくる。良かったね、と心から想える。 追記 これを書いた後作者の6巻インタビューを見つけた。(https://media.comicspace.jp/archives/13281)上は勢いで書いてしまったのだけれど、大体この中に書いてあって恥ずかしかったのと、ちょっと嬉しいのとであいまぜ……

ポバティー・サファリ イギリス最下層の怒り

ポバティー・サファリ イギリス最下層の怒り ダレン・マクガーヴェイ/山田 文

生々しく臨場感をもって 「貧困」と呼ばれているコミュニティの実際が語られている。とにかく飾り気がなく淡々として筆致が諦めに似たような心情を炙りだしているよう。 労働者階級と中流階級の間に横たわる大きな隔たり。実際のところ 国や官が行う「中流階級」的支援が地域のコミュニティから尊厳や考える力を奪っているのではないか。そしてそれはある種の「貧困産業」であるわけで、貧困が存在するからこそ労働が確保されているという社会の仕組みとして予定調和というか支援事業が存在することがパラドックスのようになってしまっているのかもしれない。 本当のところの地域再生は、それを成す地域のコミュニティが生み出さずにはあり得ないのでは と考えさせられる。

レディ&オールドマン 8

レディ&オールドマン 8 オノ・ナツメ

懲役100年の囚人が出所してから運び屋をやり、自分の運命と向き合う話(と書くとちょっと大袈裟かも)。この巻で完結。 絵柄によって実は重たいエピソードも軽く見えてしまうのは、この漫画家の優れているところでもあり、欠点でもある気がする。実写映画にでもなったら、全然印象が変わってしまいそう。 この物語の登場人物はみんなどこかに孤独を抱えているけど、大きさや重さの差はあれ、それは誰もが持っているようなものなのではないか、なんて考えたりした。

SPY×FAMILY 2

SPY×FAMILY 2 遠藤達哉

遂にアーニャがエリート名門学校に入学。 これまでは「スパイの父」と「殺し屋の母」との関わり合いが全てでしたが、学校に行くことによって同い年の子と関わり、アーニャの世界が広がっていきます。 子供にも色々あるようで、学校生活編も楽しめそうです。 そして、ヨルさんの弟が黄昏の天敵という…! こっちの関係も見所です。 よくありそうな設定だけど、でもスパイ×殺し屋×エスパーの家族関係の行く末が楽しみに思います。

彼方のアストラ 全5巻セット

彼方のアストラ 全5巻セット 篠原健太

テレビアニメ放送中に見ていてどハマりし、全5巻セットで買った。5巻という短さということもあり、アニメも原作をベースに終わらせている。短いのでサバイバル部分が然程過酷でなかったり、犯人探しのミステリ要素も然程深くない印象。広く浅くという感じだが、篠原先生のメッセージは読み取れた。宇宙(+カガク)に、世界の動きに、政治に、そして歴史に目を向けることの大事さを本書では語っている。"Aye,year!"という掛け声もまた印象強く残っている。

復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する 1

復讐を希う最強勇者は、闇の力で殲滅無双する 1 坂本 あきら/斧名田 マニマニ

ー愚かであれば奪われる。 優しくあれば利用される。ー これは、ある1人の勇者の言葉である。 魔王を退治し国へ帰還。 王女の誘いを断ったら、村も仲間も皆殺しにされ、自らの命も奪われた。 “顔”だけの、身勝手なクソみたいな王女をはじめ、裏切った奴らに復讐するために、地獄の淵から蘇った勇者。 その怒りは烈火の如く、だ。 勇者は民を救うモノ? …いいや、それは“当たり前”の事ではない。 勇者だって人間だ。 「殺したい」と思って、何が悪い。 そんな地獄絵図みたいなバトルが繰り広げられるマンガ。 こういうのも悪くわない、…ね?

後宮の烏 3

後宮の烏 3 白川 紺子/香魚子

前回わりと急展開だったので、今回はどうなるの?と気になってたけど、さらに風呂敷を広げてきた。30万部も売れてるしなー。 今回から周辺の地図もついて、長いお話になりそうな予感。 ヒロインと帝の関係は、どう見ても「友」の領域からはみ出してる気がするけど、この先どうなるのか。プラトニックなまま進むのか。 帝が他の妃とは、ちゃんと関係築けてるのか、世継ぎ産まれないとヤバいのでは?下世話な事が気になるわたくし。綺麗な後宮を描くのは難しい。

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