毎日新聞出版の本

お徳用 毎日かあさん 3+4巻

お徳用 毎日かあさん 3+4巻 西原理恵子

男の子の母です。 母親から見た男児の意味のわからなさがものすごくツボです。 そしてそれだけじゃなくて、子育ての中で忘れたくない大事な事や、夫婦の姿も。 涙がわいてでました。

ライト マイ ファイア

ライト マイ ファイア 伊東潤

「よど号」ハイジャック実行犯に公安がいた!その謎をめぐって過去と現在が交錯する設定の妙もさることながら現在から考えると無駄に熱い当時の雰囲気を追体験した。 数ある登場人物の中でもそこまで登場することもないが重要なカギを握る上昇志向の強い地方出身者で最終的に東京に飲み込まれ時代に取り残された石山が何故か印象深い。 同著者の「横浜1963」でも登場した打越、山元町と当時のハマの風景を思い浮かべる町小説としてもおもしろい。 おそらくフェリス女学院の場所が架空の雄志院大学のキャンパスなのだろう。そして震災復興建築のデザインを色濃く残すえんじ色が印象の打越橋を渡るときは前後に注意せねばと思った次第。表紙に教育大全共闘の旗。

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あなたが消えた夜に

あなたが消えた夜に 中村文則

よくもまあ、ここまで不幸な境遇の人達が集まったなと思う。やはりこの世の悲劇の原因は、大半が生まれ育った家庭環境にあるのではないかと思わずにはいられない。中村さんの作品は3冊目だけれど、狂気を描くのが抜群にうまい。終盤の書記には、恐怖を通り越して哀しみを感じた。 何故不幸になるために生きなければならないのかと疑問を感じるけれど、本当の絶望を知らなければ、理解することは難しいのかもしれない。

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カットバック 警視庁FC2

カットバック 警視庁FC2 今野敏

「隠蔽捜査シリーズ」好きなので、大森署の新署長を拝見することができて嬉しい。戸高刑事も大好きです。 極力ややこしいことはさけたい楠木巡査は、めんどくさいなぁと思いながら毎日仕事をしている人。それでも、警察で働くのは、悪くないと思っている。戸高刑事とどう絡むのか楽しみでしたが、やはりコンビもどきになっておりました!戸高刑事も、実はボンクラ頭でない楠木巡査に一目おいています。サスペンスほどでもなく、どこまでも軽い警察ものです。

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おもかげ

おもかげ 浅田次郎

寝たきりの意識不明の方達が、こうやって自由に(といっては、語弊があるが)意識を飛ばしているとすれば。私達は、心せねばならない。これは、奇跡の話だ。竹脇だけが知っている。誰も知らない奇跡。戦後の人生を隠して生きた男の、復活の話とでもいったらいいだろうか。

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満月の泥枕

満月の泥枕 道尾秀介

小学生の猛流の相談でアパートのみんなや姪の汐子や菜々子と池をさらうことになった二美男 出てきた頭蓋骨を猛流の祖父に奪われた関係で 猛流の祖父や父までをも巻き込むこととなる 頭蓋骨に関係があるのではと思われる猛流のおじさんを探しに岐阜まで行って みんなが危険な目にあい知り合いの警察官に危機一髪で助けてもらって 無事東京へと帰り着いたが 今までの騒動は一体なんだったのか 過去に辛い経験をした二美男は自堕落な生活をしながら 姪の汐子と暮らしている 汐子が二美男に放った「幸せになってもええねんで」の一言で幸せはいつも側にあったんだなと思う

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