朝日新聞出版の本

自分の言葉で語る技術

自分の言葉で語る技術 川上徹也

実はとあるところから寄稿文の依頼があって、 公なモノに文章を書くなんて生まれてはじめてだったので、 引き受けたのはいいものの、 緊張と不安でいっぱいになり、 藁にすがる思いで読みました。 物書きを生業にしている人はどうかわからないのだけど、 元々「書きたいこと」というのがあまりなく、 あってもTwitterのように短い文章しか書けなくて、 どこかよそよそしい、「借り物の言葉」みたいなのになって、 しかも字数が余りに余って恐怖でした。 けれどこの本を読み進めたら、 とても背中を押された気持ちになり、 無事に書き上げることができました。

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ぼくがきみを殺すまで

ぼくがきみを殺すまで あさのあつこ

戦争の始まりは、知らないうちに始まる。少しの非難悪意を刷り込まれ利用される。 自分で考えろ!考えることを放棄してはいけないのだ。 牧歌的な少年の日々は、戦争とは身近にあるものだと思わせてくれる。 「ファルド」は希望だ。 「言葉」の授業は、心に刻みたい内容だった。 本棚に並べよう。

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茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける

茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける 諏訪宗篤

朝日時代小説大賞受賞作品。 焦りながらページをめくって、家康のお供になったかの如く焦って読んでしまった。「家康の伊賀越え」は、有名な話です。何の説明もなくても大筋は掴めているので、後はただ読み進めるのみ!笑 知らない人は、ちょっと調べてから読んだ方が話に没頭出来るかも。調べなくても理解できます。 策略巡る戦国時代。信長の死は、想像が尽きないです。

私小説

私小説 市川拓司

なかなか大変な人生を送ってる作者 食べれない物や飲めない物がたくさんあって(アレルギーとかではなく 体調を維持するために)身体も痩せて弱くすぐに体調を崩す 睡眠障害もあり こだわりもたくさんある 本人にとって生きにくい世の中だけど 自分で工夫しながらうまく付き合っていってるので 自分なりに幸せを感じているならいいのかな

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路上のX

路上のX 桐野夏生

過酷なサバイバル生活の発端はあまりになさけない親達の過ちからであった。

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物語のおわり

物語のおわり 湊かなえ

人の数だけ物語がある。とはよく言ったものですが、この本はまさにそれを体現しています。未完の短編小説ひとつをとっても、三者三様の解釈があり、それらは読み手の人生経験に基づいてがらりと表情を変えていました。各章ごとに主人公たちが『空の彼方』を要約して説明するくだりが含まれるのですが、それもまた作中の読み手でまったく異なって、こんなにも違って見えてしまうのかと興奮を覚えました。 自身を投影して、小説の結末を想像し、そして自分の悩みに何らかの終止符を打つ、なんて力強いお話なのでしょう。全体を通してそう感じました。出した答えが必ずしも正解とは限らない、それでも今の自分にとって最善であると信じて前を向く主人公たちの姿に、ちょっぴり湊かなえさんらしくない、未来への希望を感じさせる1冊だったと思いました。

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オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組つくってます

オンエアできない! 女ADまふねこ(23)、テレビ番組つくってます 真船佳奈

本物のテレビ東京のADが描いているということで若干話題になったコミック。 全然素人が描いたとは思えない感じに話はまとまっていて面白い。 (絵はそこまで上手いとは言いづらいが…) ただ、テレビ局ということもあって、どれだけ自虐されても、でもお前給料高いし安定してるじゃん…という穿った見方をしてしまうのは私だけだろうか。 昨今の本当に厳しい状況にある人が書いたとびきりの自虐エッセイが多く出版される中においては、そういう意味でちょっとインパクトに欠けるコミックという印象。 勿論、描かれている大変さや、中々公開しづらい内部事情を公開するように会社を説得したりと、大変な中でよくこのクオリティのコミックを出版できたな。 この点において、尊敬以外の何物でもない。

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天才はあきらめた

天才はあきらめた 山里亮太

自分がどんな人間なのか理解していないと、なりたい自分を目指す時、どのような努力をすれば良いのか分からない。山里さんの悩み間違えながらも自分がするべき努力を見つけ出し、行動する姿には心動かされた。 努力って曖昧な言葉ではあるけど、この本には1つの努力の形が示されている。 オードリー若林さんのあとがきにも愛を感じる。

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半年だけ働く。

半年だけ働く。 村上アシシ

面白い考え方。日本が今、新しい働き方を模索している中、一つの示唆ではないか。単価が上がっても同じだけ働いて収入を増やすというのが唯一の正解ではないということ。ミニマムな生き方を志向する上で、ここまで振り切れないけど、参考にはなります。

消えた21億円を追え ロッキード事件 40年目のスクープ

消えた21億円を追え ロッキード事件 40年目のスクープ NHKスペシャル取材班

ロッキード事件が毎日報道されてたのは覚えてるんだけどいったいどういう事件だっのかちゃんと覚えてないな、ということで手にとってみた。当時はまだ子供だったのでロッキードが飛行機を売るために田中角栄に賄賂を渡した話、というくらいの認識だったのだけど…その後、アメリカの陰謀とかいろんな説があったのは知ってるのだけどそもそもなんだったのかな、と思って。この本はNHKのテレビ番組を作る過程の覚書みたいな作りなのでコンパクトで分かりやすかった。結論としてはロッキードが全日空に旅客機を売り込むために政治家に献金した、ということで事件を畳んでしまったのだけど、実際は軍用機の売込みが本当の問題点、ということが分かる。軍事に関わることなのでアメリカも日本でも証拠が集めきれずまたあまり表沙汰にすると安全保障上もまずい、ということで無理矢理畳まれた事件だということが分かった。いくら仕事とはいえ政治家にわけのわからない金を包んだりとかそういう世界と無縁でほんとに良かったな、と思いました。 面白かった。

ゆるい生活

ゆるい生活 群ようこ

ちょうど身体の変化に合わせて暮らし方の見直しを考えていたので、この本に巡り会えて良かった。 数々の体調不良の兆しから漢方医を訪ね、衣食住(特に食)を見直していく著者の生活の記録は5年以上に及び、すぐに飽きがくる私に喝を入れてくれる。 人間の身体と心は日々の積み重ねによって作られるのだ、安易に時を流してはいけない、という当たり前のことを忘れないようにしなければ。

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本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術

本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術 小飼弾

プログラマー、投資家、ブロガーの小飼弾さんによる読書術 パパッと読ませながら、なるほどなーと思わせる箇所もたくさん 本を読む時間もないほど働いてはいけない 世界の構造が見える数学本の魅力 読書感想文は100年早い などなど 「おわりに」の、本を目方(情報量)で測る発想に思わず唸ります

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セブン-イレブン 金の法則  ヒット商品は「ど真ん中」をねらえ

セブン-イレブン 金の法則  ヒット商品は「ど真ん中」をねらえ 吉岡秀子

最近、コンビニの中でもセブンの商品がおいしい。淹れたてコーヒーも、サンドイッチも、アイスもレンジで温める、ラーメン、冷凍食品も。 セブンプレミアム商品はスーパーでも同じ価格なのでこんな心強いことはない。 そんなセブンの背景にある努力、マーケティングがわかる。

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風神の手

風神の手 道尾秀介

一粒の砂の話が全てだろう。 優しい人達のミステリー、10年以上掛けてとけてくる謎。謎を想像しながら読んでいる自分の上を行く登場人物に驚かされた。 最初の風はどこから吹いてくるのか?私に触れる風は、どうして私の元に届いたのか?この風に触れるためにここにいる私は、人生の綾をたぐらなくてはいけない。普段は考えない。 「歩実」は、その綾の先端を偶然見つけた。すべては、風と共に。

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