実業之日本社の本

とせい

とせい 今野敏

キャリアの警察署長シリーズが気に入ってる作家の別シリーズ。好きなシリーズの新作がなかなか出ないので他のものを読んで場つなぎにしようという思い。そしてタイトルと表紙から反社会勢力をテーマにした作品だと分かったので...浅田次郎の最高傑作がいまだに「きんぴか」だと思っていることもあって楽しみに読んでみた。独立系の弱小やくざの組長が倒産しかけの出版社の社長に収まってしまいそれを元にいろんなドタバタがあるのだけど最後は経営を立て直して去っていく、という読む前からだいたい予想のつく話。唐獅子株式会社というのもあったな...。完全に荒唐無稽な設定なんだけども適度にリアリティも盛り込んであってなかなか面白かった。

モップの精は深夜に現れる

モップの精は深夜に現れる 近藤史恵

シリーズ2作目 相変わらず清掃作業員として夜中や早朝の会社に出没するキリコ そこで出会う様々な人の悩みや不可解な事件の謎を解明する そんなキリコの家でも悩みの種が… 家事や夫と義父の世話、おばあちゃんの介護、清掃の仕事 全てを一生懸命頑張っているのに おばあちゃんにちょっと何かあると 叔母に責められ 兄夫婦に陰口たたかれ あんまり手伝わないやつに限って口出してくるのよね 毎日の頑張りがどれだけ大変かわかりもせずに そもそも他人に身内の世話させといて文句を言うなんてどういう事 お前がやれよ って沸々と怒りが湧いてきます 文句一つ言わないキリコは偉い

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5時過ぎランチ

5時過ぎランチ 羽田圭介

ランチもマトモに食べられないほどブラックな仕事をしている各々三人。それぞれに絶体絶命な事件に巻き込まれても。やっぱり仕事好きだーって思っちゃう人達。 アルバイトの女の子が頑張る「グリーンゾーン 」が好きだ。

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日本ビール検定公式テキスト

日本ビール検定公式テキスト 日本ビール文化研究会

「とりあえずビール!」 こんな身近な存在なのに、何も知らない。 なんかもったいないよね。 原料と製造方法から味の違いを知り。 歴史を知ることでビールの世界が広がり。 おいしい飲み方から生活が豊かになる。 基本的なビールの知識とテクニックを覚えるだけで、ビールがこんなに美味しくなるなんて! 読めば、もっとビールが飲みたくなる。 「とりあえずビール!」って!

少女たちは夜歩く

少女たちは夜歩く 宇佐美まこと

城山と森の周辺で起こる不思議な事柄。短編で綴られているけど、これは短編ではないです。 其々の話は、 気配を感じて、少し空いているドアの隙間から廊下を覗き見る感じの気持ち悪さ、不安定さ、緊張感が共通してある。 途中で時系列を考えることを諦めた。 かといって後味が悪いかというと、そうでもない。 みんな死んでしまうから。

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フーガはユーガ

フーガはユーガ 伊坂幸太郎

きっと、誰もが誰かの正義のヒーロー。 正義のヒーローは罪悪感から生まれるのであれば、正義のヒーローはすごく儚い存在だと思った。 何一つとりこぼさずに読み切りたいと思うのはやっぱり伊坂さんだからかなと思ったり、 早く続きが読みたいと思ったり。

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筒井康隆漫画全集

筒井康隆漫画全集 筒井康隆

筒井康隆が、漫画をかいていたことを知っている方は少ないのではないだろうか?本人が描いた漫画の全集。1970年代初頭に、小説サンデー毎日で連載していたらしい。 小説の世界観はそのままに(絵にすると小説以上にぶっ飛び感が伝わってくるけれど)、SFはもちろん、シュールでナンセンスで混沌とした内容となっている。今なら絶対掲載できないようなキワドイ無秩序ネタが満載。 良い意味で漫画の型にハマっておらず、スリリングな読み応えのある一冊。

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文楽のすゝめ

文楽のすゝめ 竹本織太夫

大阪出張を前に読了。ただ、7月公演は出張とかぶらない。世話物を見に行きたい。本の中で出てくる。「文楽は死の演技が最高」だと。人と違って本当に死を演じられるから。その死を見つめた大阪の人たちの死生観はどんなものだったのだろう。商いの街の人生はまた違う角度で見つめられるね。そしてそのためには人には物語が必要なんだな。

三人屋

三人屋 原田ひ香

美味しいご飯が出てくるご飯がもともと好きなのですが、あらすじを読んだら「朝昼晩で3姉妹がそれぞれの時間帯にそれぞれ違うお店を出している」という面白そうな文句に惹かれて、読んでみました。一つ一つはなんてことない素朴なご飯なのにとっても美味しそうで、ご飯の描写が上手です。登場人物についても実在しそうな弱くてひねくれててそれでも優しさを求めてしまう人ばかり。嫌な空気を纏う回もありますが最後は人の大きな優しさを感じる物語でした。

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メロンが食べたい

メロンが食べたい 安西水丸

似てないようで似てる似顔絵とか、色気があるようでないようなイラストとか、ちょこっとズレた感じのお話とかがあって、なんとなくいいなぁと思ってしまいます(^^)

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知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎

知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎 浅井建爾

戦前、明治、時には藩政時代にまで遡り、現在の都道府県境界を定めるに至ったさまざまな因縁を紹介していく一冊。 都道府県境界は、通常河川や、山の分水嶺を起点として定められるが、歴史上の各種経緯により、びっくりするような例外事項が生まれている。 ネタ的に面白さの白眉は、幅1メートルの県境が新潟県と山形県の間に突き刺さった、延々7キロ以上も続く福島県の盲腸県境だろう。これは盲腸県境の末端にある飯豊山神社が古来から福島県側の信仰対象であったことによるもの。 地理好き、地図好きな方なら楽しく読める雑学本だと思います。

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