文藝春秋の本

てらさふ

てらさふ 朝倉かすみ

2018/01/15 計画からして面白かった 設定はよかったけれど、内容がちょっと薄っぺらかった

噂は噂 壇蜜日記4

噂は噂 壇蜜日記4 壇蜜

壇蜜さんの書く文章が好きだ。ネガティブさにびっくりはするけど、言葉の選び方がいつも面白いなと思う。登場する人が誰か想像したりして。2017/2/9 、10/2 10/28が好みだ。

惑いの森

惑いの森 中村文則

掌篇集なので、少しづつ読めるけど、つい一気読み。著者史上もっともやさしい作品集とあるが、もっともだと思った。今までの作品が苦手だった人でも読みやすいのではないだろうか。

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円谷英二の言葉―ゴジラとウルトラマンを作った男の173の金言

円谷英二の言葉―ゴジラとウルトラマンを作った男の173の金言 右田昌万

最近、映画『シンゴジラ』を見た流れから、その産みの親とも言える円谷英二氏の言葉にふれてみたいと思い、手にした。 特撮の神様の173の言葉たち。 そこから感じられたのは、映画作りに対して妥協を許さない姿勢、新しいものに対する欲求とそれを手に入れるための経済観念のなさ、そして志を同じくするものに対する家族愛にも似た深い愛情。 日本が世界に誇れる文化がこうして出来上がり、だからこそ跡を継ぐものも出てくるのだろう。

その犬の歩むところ

その犬の歩むところ ボストン・テラン

完全な覆面作家で年齢も性別すらも分からないというこの作家。「神は銃弾」「音もなく少女は」という二作品がとても良くて新作が出るたびに極力読むようにしてるのだけどなかなかこの二作品を凌駕するものが無くて。 今回の作品も犬が主人公?と半分疑いながら読んでみたのだけどいい意味で裏切られた。ギブ、という名の二代の犬に関わる人々の物語、911、ハリケーン・カトリーナ、移民の問題、負け組の白人達、イラクの戦争、など今のアメリカの負の問題をこれでもかと詰め込んでおきながらこれだけいい話が書けるというのはやはりただ者ではない。一気読み必至のとてもいい作品だったと思う。面白かった。

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赤眼評論

赤眼評論 椎名誠

日常生活でふと思うことが勢い良く書かれている。ボールペンは途中で書けなくなって使いづらい!!それに比べて万年筆は〜 のように笑 たしかに!と思うようになってどんどん読み進めてしまう作品

閉店屋五郎

閉店屋五郎 原宏一

「明日仕事に行きたくないーと思ったことがある人必読」という帯に惹かれて買ったが、この程度のほっこりでは癒されませんでした。うむ…。

悪いうさぎ

悪いうさぎ 若竹七海

読みやすくて、続きが気になって一気読み。登場人物もサクサク頭に残る特徴があるせいか、すんなりと読み進めたくなる。また、ほかの作品も読みたい。

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自動車会社が消える日

自動車会社が消える日 井上久男

生き残るには、変化し続けしかない。 ルールの中で勝ち続けるだけでなく、勝つためにルールを作り続ける必要がある。 世界の第一線で戦い続け、勝ち続けるってそういうことなんだと少しわかった気になる。 自動車産業が大きく変わる。

その日のまえに

その日のまえに 重松清

「死」と関連する連作集という感じでしたので。悲しい話が続くのかと思っていたのですが。登場人物は、以外に逞しかったりします。悲しみは、激しいばかりでなく、静かに深いものでもありました。それは、残された人々にも当てはまり。「死」と正面から関わった人の人生にも深く染み込んでいくものでした。 ただ悲しい話だけではない事に、ウルウルと涙が滲んできてしまいました。

真空管

真空管 甘糟りり子

なんかよくわからないというか、特に何も残らなかった。つまらなくはないけど、読んだあとの感動だとか、そういうのはなかった。

13・67

13・67 陳浩基

香港警察きっての敏腕刑事クワンの刑事人生を追った華文ミステリ。タイトルの「13・67」とあるように2013年から1967年までの6つ事件を年代をさかのぼって書いている、つまり話が進むごとにイギリス統治下のグラデーションが色濃くなっているのが興味深い。 手に汗握る突入劇と驚くべき真相の「テミスの天秤」1989年、風景や派遣されたイギリス人家族が居住するマンションにYoutubeで見る色あせた過去の香港CMと重ね合わせてみる「借りた場所に」1977年、が印象に残る。 翻訳は「歩道橋の魔術師」「台湾海峡1949」の天野健太郎。 ウォン・カーウァイが映画権取得。 冒頭「警察の威信が損なわれた最大の原因は、警察の事件対応に「ダブルスタンダード」があったからにほかならない。警察には当然「政治的に中立」という原則があり、どんな場合においても公正な対応をしなければならないのだが、実際には政府に近い組織にはまるで目に見えぬ抑圧があるように、かつてのような効果的な捜査ができなくなっていた。市民の間からはこんな批判の声が挙がった-香港にのしかかる巨大権力はとっくに香港のフェアネスをむしり取ってしまった。警察はもはや政府の犬と堕ち、偏った法の執行者として官衙の悪事を見逃す、政治のためのサービス業に成り果てた・・・」2013年 P9 東アジア的権威主義は共通。

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クレンジングをやめたら肌がきれいになった

クレンジングをやめたら肌がきれいになった 北島寿

人から頂いて読了。 1冊まるごとメイクモデルが安達祐実。 帯コメントどころではなく、紙面に使えるっていうのが凄い。文春にこういう本のイメージあんまりなかったなあ。 さすがに石けんオフメイクに変えるのはちょっとハードル高いけど、成分のことなど知識としておもしろく読めた。本のつくりも綺麗。

青春を山に賭けて

青春を山に賭けて 植村直己

学生時代に夢中になって読んだ本。 「淳子のてっぺん」を読み終わったら、なんだか無性に読みたくなり購入して読みました。 学生時代の時とはまた違った感慨がありました。 他の植村直己さんの本も読もうと思います。

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侠飯4 魅惑の立ち呑み篇

侠飯4 魅惑の立ち呑み篇 福澤徹三

今回も美味しそうだったー!柳刃さんはどこにでも出没するなー このシリーズの嬉しいサービス、」前の巻の登場人物が出てくる」は最後に来ました。「わ!」って嬉しくなる。 今回は主人公が無傷で済むのかどうかが怖いところでしたが、いいところ着地できたのかな。よかった。 読んだタイミングが衆議院選挙直前で、今の永田町もこんな暗いことがあったりして…と思っちゃうオマケつき。作り話とわかっていて楽しめるオマケのような感覚で、その部分も含めて楽しかったです。