光文社の本

ひとんち 澤村伊智短編集

ひとんち 澤村伊智短編集 澤村伊智

短編8篇。 個人的に長編の方が好きです。長編の方がらしさを感じます。 だからといって短編が劣っているわけではありません。 十分気持ち悪かったです。いやーな話が8個も。。。「死神」が嫌すぎて良かったです。 日常のほんの少しの隙間にある、黒い隙間を覗き込まないように生きていきたいです。引っ張り込まれないように気をつけなくては。

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さよならは明日の約束

さよならは明日の約束 西澤保彦

主人公たちの"推測"だけで展開されていく謎解き。 あー、なるほど?!というワクワク感も、えー、そっち?という少し騙された感じも、どちらも楽しめました。私にこの謎解きは無理かなーwww

象の白い脚: 松本清張プレミアム・ミステリー

象の白い脚: 松本清張プレミアム・ミステリー 松本清張

1969年頃、ベトナム戦争時代。 隣国ベトナムでの東西戦争に翻弄された時代のラオスの様子が緻密に描かれていて、松本清張と言う人の取材力に驚かされる。今や十数人しかいないと言われている少数民族ピー・トング・ルアンの話なんかも出て来て、ちょっと前に私も読んだベルナツィークの『黄色い葉の精霊』なんかもちゃんと読んで、相当研究しているのが分かる(ストーリーの中ではさして重要でもない要素にも関わらず)。これはミステリーと言う物語じゃなくてノンフィクションなんじゃないの?と錯覚するし、ラオス人の気質や国を動かす上層部のお役人の体質の描写は、最近のラオスの話ですか?と思ってしまう。もちろん、パテトラオなんかは今は鳴りを潜めているし変わっている部分もあるけれど。もちろん私自身この国の本当の姿なんてごくごく一部しか知らないけれど、うんうん、そうだよね、ラオスってそう言う部分あるよねと頷いてしまう。 日本の原風景が残るのんびり癒しの場所、資本経済の影に我々が失った大事なものがある場所、そんな陽なお花畑でない、陰なラオスの顔を知りたい人にオススメ。

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恋愛制度、束縛の2500年史 古代ギリシャ・ローマから現代日本まで

恋愛制度、束縛の2500年史 古代ギリシャ・ローマから現代日本まで 鈴木隆美

「恋愛」に制度!? 現代を生きる自分には、正直ピンとこないタイトル。 古代ギリシャから現代日本に至るまで、「〜だと思わなくちゃいけない」という 心理的束縛が存在し、恋愛の制度化という罠が常にあることに対して著者は警報を鳴らしている。 "正しい"「恋愛」は、人生を豊かにするうえで欠かせないドラマ。 恋愛感の歴史的展開やヨーロッパと日本の比較から、自分なりの「恋愛」の答えを再確認してみては?

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其角忠臣蔵

其角忠臣蔵 小杉健治

読書中。「松浦の太鼓」などの忠臣蔵モノにも登場する宝井其角。其角の目から見た赤穂事件かと思ったら、そういうことでもないらしい。

十津川警部 幻想の信州上田

十津川警部 幻想の信州上田 西村京太郎

上田で真田で六文銭だから、思わず買ってしまったのですが、すごく衝撃を受けました。私の知っている小説とは、違う。設計図か、指示書か、ト書きか。テレビドラマ、ありき、なのか。足で稼ぐ刑事ドラマ。きっと映像になれば名所を織り込んで綺麗な画が撮れるんだろう。

リリース

リリース 古谷田奈月

ストーリーとしては面白いが、文体に癖があり、やや読みにくい。 カバー画は気に入らないが、最近流行りの帯広告の様なカバーに惹かれて購入しました。

能面殺人事件 新装版 高木彬光コレクション

能面殺人事件 新装版 高木彬光コレクション 高木彬光

資産家の当主が、寝室に置かれた安楽椅子で死んでいた。現場は完全な密室状態で、死体には外傷がなかった。傍らには呪いを宿すという鬼女の能面が残され、室内にはジャスミンの香りが妖しく漂っていた。デビュー第一作にして、新趣向に挑み、絶賛された第三回探偵作家クラブ賞受賞作。同時期の短編「第三の解答」「大鴉」を収録。