KADOKAWAの本

経済ヤクザ

経済ヤクザ 一橋文哉

個人的2017年のベスト3に入る本。経済界の歴史を表裏両方から読めて興味深かった。いわゆるアングラ系ではなく、有名な企業の黒歴史も知れる。

北北西に曇と往け 2巻

北北西に曇と往け 2巻 入江亜季

待ってました!2巻!!三知嵩との壮絶な探り合いの共同生活の始まりだー!?と、あれ。うん?1話見逃した?いつの間に引き離されたんや。と回想もなく三知嵩フェードアウト笑。でもそんな事関係なく今回も面白い!一冊まるごとアイスランド観光のオビに偽りなく巡ってます。はー素敵。アイスランド素敵。澄んだ空気に食、文化、自然。とても丁寧に描写されてます。こんなガイドブックを各国作ってほしい!この本のおかげで目標がまた一つ増えました。アイスランドいくぞ!!!

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紅霞後宮物語 第七幕

紅霞後宮物語 第七幕 雪村花菜

ついに小玉が戦さ場に立った。どんなに準備しても、必ずコトが起きる。 戦さ場で、朝廷で、後宮で、3つの舞台それぞれで思惑が絡み合って、もつれ、解けて、また絡んで。 まだはっきりとは示されない謀の中を、文林と小玉はどう泳ぎきるのだろう。 今回の悲しい別れは、あまりにも見事すぎる別れでした。 文林にしかわからない恋文も、とても良かった。 そうそう、今まで名前だけの登場だった小玉の甥っ子丙が登場です。

メルカトル

メルカトル 長野まゆみ

長野まゆみらしい、ノスタルジックな港町が舞台。街の描写はほとんどないけど、ノスタルジックに感じるのは、主人公リュスが住むアパートがおんぼろなのと、職場が聞き慣れない場所だからかもしれない。 新しい街で、新しい生活を始めたばかりのリュスは、大人でもなく子どもでもない、少年でも青年でもないお年頃。境遇のせいか、人との距離の取り方は遠めで、他人への関心が薄い。 周りを取り巻く人たちも、不思議で不可解で謎めいた人が多くて、所謂普通の人はリュスの職場の上司だけかも。 不思議ー、変なのー、と思って読んでいくと、途中から「あれ?」と思い始めて、最後にちゃんと「不可解」の理由が明かされます。 ミステリ…ではない、謎めいたお話。

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甘木唯子のツノと愛

甘木唯子のツノと愛 久野遥子

ああ、まるで映画みたいだ。線で描かれたキャラクターたちから躍動感を感じる。そしてストーリーの繊細さ。何度も読み返してしまう。キャラクターたちの「意図」を追ってしまう。素晴らしい短編集だと思います。いつでも読めるように、生活の近くに置いておきたい本。

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ゆりっぺの大喜利オペレーションブック

ゆりっぺの大喜利オペレーションブック 仲村ゆり

Angel Beats!もあと2年で、本放送から10周年なる。その間にコミックやゲーム、ビジュアルファンブックとかも出てたが、長いことG’sマガジンで大喜利のコーナーをやっていたとは、全く知らなかった。お題に落語家ではない読者の投稿に、凄いなぁ……って。投稿者のみなさんに座布団1枚づつ持ってきて!

怖い顔の話

怖い顔の話 工藤美代子

日常で出会うちょっと不思議で怖い話、奇妙な話を集めたエッセイ。 怪談話にありがちな恐怖心を煽るような表現は一切なく、どの逸話もまるで近所の花壇や昨日のお天気を話すような軽快な語り口で綴られている。 そして驚くのは読めば読むほど「そういえば…」と似たようなこと確かにある!と思ってしまう事だ。 日本的な情緒というのはこういった「陰」の部分にこそあるんだろうと思う。 読み終わった後トイレに入るのもお風呂に入るのも怖くないのでオススメです。(笑)

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オリジン 下

オリジン 下 ダン・ブラウン

カーシュから発表するはずだった研究成果。カウントダウンのウズウズ感。暗号を解くラングドンの頭の回転の速さ!運動能力を過信した無謀な活躍にドキドキ。是非映画化してください。 先人の名言の引用は物知らずな私を鞭打って、別の意味でマーカーを引きたくなった。カーシュ好い人だ。 細やかな謎を残して、騒動は終結します。そして、その謎こそが人間の心に届けたかった事なのではないかと私は思います。ラングドンと共に最後に衝撃を味わって下さい。

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凶犬の眼

凶犬の眼 柚月裕子

狐狼の血の続編。 史上最大の暴力団抗争と呼ばれる『山一抗争』がモデルとなっており、日岡と兄弟分になった国光(元一和会常任理事の石川裕雄がモデル)の男気が凄くかっこいい。実際に今でも石川裕雄は旭川刑務所に収監されていて、キャラクターもほとんど同じ男気のある人である。どんどんガミさんのようになってくる日岡が頼もしい。 一気読みだった。第3弾が待ち遠しい・・・

後宮に月は満ちる 金椛国春秋

後宮に月は満ちる 金椛国春秋 篠原悠希

どんどん自分から深みにハマってゆく遊々。そばにいる明々はさぞハラハラしたでしょう。 我儘で気難し屋の公主付きになったり、玄月が胡散臭かったり。 ゆるゆると進む物語は秘密と疑惑がごちゃまぜになって、読み手も何を信じたらいいのかわからなくなっていく。 遊々、遊圭の焦りも高まっていくというのに、結局まだ後宮からは出られない… 次もまた波乱です。

一華後宮料理帖 第六品

一華後宮料理帖 第六品 三川みり

なんだか、どんどん朱西が拗れていく。反対にショウヒは澄んでゆく。理美自身は揺れに揺れて、最後には美味宮としてそこにいる。四夫人たちは…やっぱりブレない。揺れるし未熟だけどブレはしない。 いいなぁ、彼女たち。応援したくなっちゃう。 拗れた朱西の行方がどうなるか。楽しみ。

オリジン 上

オリジン 上 ダン・ブラウン

「我々はどこから来たのか」「我々はどこに行くのか」この謎解きは、宗教の根幹を揺さぶるものだった。発表する前に殺されてしまったカーシュ。 読者も知りたい!ラングドン博士と共に追う! 聡明で美人な相棒は、いつものことだけれど。。。 人工知能のウィンストンとの掛け合いも楽しい。今のところ、登場人物全てが怪しい、というところでしょうかー。

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乙嫁語り 10巻

乙嫁語り 10巻 森薫

カルルクの男修行。冬に向かう厳しい季節に草原で暮らすのを心配してアミルが何度も会いに行くのがいじらしくて可愛い。カルルクの焦りも、アミルの思いも、「ご馳走さま!」感がいいなぁー 後半は、スミス話。当然といえば当然だけど洋装が似合う。ちらっと瞳が描かれたりして、本来はこちら姿なんだった、と思ったりして。「異邦人スミス」の間って瞳が描かれないから。 最後の方で「よかったじゃないかスミス!!!!!」と。今度はこっちの二人が気になるぞ。アリくんがやりにくくなるか…?!

私の頭が正常であったなら

私の頭が正常であったなら 山白朝子

京都へ向かう電車の中で読んだ。私はこの作家さんの世界観が、文章が好きだ。登場人物は、悲しい出来事があっても悲観的になりすぎず、むしろいつも前向きで、少し非現実的な感じ。気軽に読めるけど、ふいに感動する瞬間もあって、面白いなんて一言で片付けられない。この人の文章で私の読書人生が始まったと言っても過言ではない、そんなすごい人の最新本でした。

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