PHP研究所の本

私のことはほっといてください

私のことはほっといてください 北大路公子

タイトルに惹かれて買ったのですが、タイトル通りすごい破壊力のエッセイです。 紹介文に「小説とエッセイが地続きになっている」とあるのだが、まさにどこまでエッセイでどこまでが脳内世界なのよ!?という感じ。そしてそれがなんとも心地いい。 中でも『お風呂が遠い』には共感しすぎて悶絶しました。 ぬるいエッセイに飽き飽きしてる方にオススメです。

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龍が哭く

龍が哭く 秋山香乃

英雄か、大戯けか? 人それぞれという事か。 「それでいい」継之助ならそう言いそうです。 幕末の動乱を少し離れたところで、話が進んでいきます。妻のすが子さんの様子や、中枢ではない小藩の状況を描いていることで、渦の外で幕末動乱を感じる事ができました。 「戦ってはいけない」と奮闘していた継之助が長岡を灰燼に変えてしまうことになる。自分の命を正義と信じて生き、正義の裏の負もちゃんとわかって涙を飲んだ様子が読んでいて辛かったです。

クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち

クラッシャー上司 平気で部下を追い詰める人たち 松崎一葉

「はじめに」を読んでゾッとした。 部下を潰す上司の下にいたら、会社に行くのが怖くなるだろう。重い気持ちになるので、途中で中断。 重いよ〜〜。 人間不信になってしまいそう。 社会人を20年ほどしているのに、いまだに会社の人付き合いがうまく出来ない。

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人生が楽しくなる「因果の法則」

人生が楽しくなる「因果の法則」 斎藤一人

「こんなに平和的な発想があるのか」というのが率直な感想。正直賛同しかねるというか、検証のしようがない事も書いてあるけど良い事も書いてあるのでとりあえず読了。 腐らずに、今を一生懸命に他人にも自分にも優しく生きていきましょうって事かな。

人形たちの白昼夢

人形たちの白昼夢 千早茜

12話からなる短編集 なんだか短い話ばかりだから すぐ忘れてしまいそう 記憶に残りそうなのは ちょこちょこ出てくる 青いリボンくらいかも

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書店ガール 6 遅れて来た客

書店ガール 6 遅れて来た客 碧野圭

シリーズ作品ではあるけど、特に前作の続編の色彩が強い。駅ナカの本屋、ラノベの作家、静岡のパン屋。このシリーズのほんわかする感じが、とても好きです。今回の終わり方は、静岡編を期待させるし、アニメ化の結果も気になるし、『書店ガール7』が楽しみですね。

一行怪談

一行怪談 吉田悠軌

本当に一行だったし。笑 一行だからこそ、不気味だった。 想像力かきたてられます。。。

今年の春は、とびきり素敵な春にするってさっき決めた

今年の春は、とびきり素敵な春にするってさっき決めた .

何だこの最高の展開集は!!! 女の子がみんなかわいい。世の中の女の子はみんなこんなにかわいいのか!?やばい、1ミリも真似できる気がしない〜。涙 好きな人がほしくなりますねぇ。恋がしたくなりますねぇ。 そして最後の現実的なコメントがいいスパイス。笑

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7日間で突然頭がよくなる本

7日間で突然頭がよくなる本 小川仁志

一週間ではさすがに無理か?(笑)ただ、考え方というか、頭の中のゴチャゴチャを整える一助になるヒントはあります。哲学ってどうしてもとっつきにくいですが、少しは身近に感じられました。

ダンゴムシに心はあるのか

ダンゴムシに心はあるのか 森山徹

タイトルがいい。 内容もいい。 スピリチュアルな感じじゃなくて、心をしっかりと定義して、実験で心に迫っているのもいい。 理系じゃないけど、おもしろかった。

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怪物商人 大倉喜八郎伝

怪物商人 大倉喜八郎伝 江上剛

「大成建設」とかの、元を作った方の自伝本です。 江戸明治大正昭和を生き抜いた人。昔は突出した天才が、充分実力を発揮出来る社会だったのだと思いました。本人のガッツも並大抵ではありませんが。 近代史をおろそかにしていた私にはとても勉強になりました。筋金入りの人物でした。 近代史で登場する人物は、もっと注目されて良いと思うのですが、やっぱり戦争抜きでは語れないので、難しいのでしょうか。悪いこともしたのかもしれないし、でも、良いことも一杯したのだと思います。

俳句で日本を読む―なぜ「古池の蛙」なのか--日本人の美意識・行動様式を探る (二十一世紀図書館 (0013))

俳句で日本を読む―なぜ「古池の蛙」なのか--日本人の美意識・行動様式を探る (二十一世紀図書館 (0013)) 李御寧

P75 俳諧史的な意味を別にしても、宗鑑が和歌の空間に閉じこめられていた蛙を、自由な言語空間に生かしたのは否定できない。芭蕉が『曠野』のなかでも引いているほどこの句が有名になったのは、山吹の影に隠れた蛙の姿を引っ張り出して光を当て、その真実の姿を復権させたからである。いわば、もう一つの蛙が発見されたのだ。

楊家将〈下〉

楊家将〈下〉 北方謙三

北方謙三さんの作品は高校生の時に三国志シリーズを読んで以来だった。当時、三国無双という三国志を舞台にしたゲームに熱中していた私は北方謙三さんの三国志にどハマりした。二回くらい読んだ。たくさんいる登場人物たちもゲームによって完全に覚えているので、いちいち人物紹介の所など読まずにスッススッス読めた。 そして今回、久しぶりに北方謙三さんの描くカッコイイ男たちの生き様に触れてみたくなってこの楊家将を手にとった。 私は楊家将という歴史小説を初めてしった。本場中国では人気の作品らしい。物語は楊家軍という楊家の家族による軍隊と、そのライバルにあたる遼国最強の騎馬隊の武将耶律休哥を軸に描かれる。 楊家の父楊業、長男延平、二郎、三郎、四郎、…七郎、それから遼国の武将の耶律なんやらとか耶律かんやら………。登場人物紹介をみた瞬間、こんな似たような名前のやつら覚えらんねーよって、耶律なんやら多すぎだよ、とか思ったが全く心配することはなかった。一人一人とても個性が強く、楊家将の事前知識がない私でもすっと覚えられた。 序盤は無敵の楊家軍の強さに爽快な気持ちになる。ライバルの耶律休哥もとても魅力的な人物で、北方謙三さんは人物をそれぞれ描くのが本当に上手なんだなぁと思った。終盤に迎うにつれて、こんな素敵な男達も戦場で戦っている以上死んでしまうんだろうなぁという気持ちで切なくもなる。 終盤の戦いのシーンは本当に熱くなる。一気によめた。 続編もあるらしい。絶対に読もう。