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乙無涼 主に文芸専門。 |
平行世界が存在し、それが証明された世界。1人の男の子は1人の女の子と出会い、彼女のことを愛し、そして不幸にした。でも、果たして本当に彼女は不幸だったのか?自分の愛する人がすべてを投げ打って、自分のためだけに生きてくれた。自分のためにすべてを捧げてくれた。それだけで彼女は幸せだったのではないだろうか。そして、彼が彼女を愛し、助けようとする姿を横から二人三脚で手助けしたあの彼女の幸せはなんだったのだろうか?別の世界では彼は彼女のものではなく、私のもの。私のこの気持ちはこの世界では報われない。そのことを彼女は知っていたのだろうか。『僕が愛したすべての君へ』を読もう。