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四人の声で語られる百年の物語。フィンランドの新鋭、衝撃のデビュー長篇。助産師として強く生きた祖母。写真技師だった奔放な母。子供好きで物づくりに長け、若くし... 続き

コメント

これはフィンランドの小さな村に住む、ある家族の物語。
この家には、伝えなかった言葉があり、使われなかった拳銃があり、燃やされた手紙があり、家族にさえ言えない秘密がある。
互いの胸のうちに秘密を抱えたまま、理解できない家族のふるまいに怒ったり泣いたり傷ついたり…それでも、毎日を生きていく。
そんな家族の100年の物語。

本書はマリア、その娘のラハヤ、ラハヤの息子の嫁カーリナ、そしてラハヤの夫オンニの四人の章に分かれている。
数年おきに起きる小さな事件が、時代を行ったり来たりしながら語られる。
違う章で同じ出来事を違う人物が語ると、出来事はまったく違う様相を見せる。
秘密を明かさない故に、寂しさも愛しさもまっすぐに伝わっていないことが読者だけはわかる。
それが本当に、せつない。

ただよく読むと、実は彼らの秘密はいつの間にか次の世代にひそかに伝えられていることが分かり、それはそれで救われる思いがする。
そして、その秘密の最後の継承者が血の繋がりのない嫁カーリナであることが、またいい。
この家の秘密は、血ではなく、それを引き受けられる強さと感受性を持つ者に継がれていくのだ。

読者

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文芸

絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク105

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amaretto

趣味は積読

昔ニュースであった。 引きこもりを集め、社会復帰できるよう矯正する施設での暴行が問題だった。 2分だけ放送されたニュースは、金、暴力、圧力、想像できないほど不幸のどん底を、分かりやすくまとめただけだった。 金儲けの為に底辺を貶める人、痛みは知らないが痛みを与えることは知ってる人。 日本の闇は深い。 次回新作のパパ活も読むのが楽しみだ。

2日前

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