コメント
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やな 本業はシステムやウェブ、紙モノな… |
とにかくびっくりした。
読んでいて、ヤバイヤバイナニコレヤバイと、のたうちまわる感覚のまま読み切った。
前日譚となる『グリフォンズ・ガーデン』よりも先に読んだので、IDA-10がどんな格好をしているのか想像もつかなかったけれど、さらには削除という概念がないというバイオ・コンピュータの概念もよくわからなかったけれど、それでも仮想世界が現実世界を凌駕していく危うさは理解できた。というより、現実世界がどれほど危うく脆い世界なのか、ということを意識させられた。
「めったにない何度も読みたくなる作品」の一つに仲間入りした。