Btn appstore Btn googleplay
9784167912901

平野啓一郎のロングセラー恋愛小説、ついに文庫化!たった三度出会った人が、誰よりも深く愛した人だった――天才ギタリスト・蒔野聡史、国際ジャーナリスト・小峰洋... 続き

コメント

喜怒哀楽 全てを見せられた様な感覚。
切ない。それだけでは無いのだけど。
恋愛小説でありながら人生観について考えさせられる。
過去は変えられる。その言葉が胸に刺さりました。
過去を変えながら未来を変えずに居られるのか。
それは最後の2人へのメッセージだと思います。

その他のコメント

読み終えた一言目は、なんてロマンティックなんだろうと思った。シチュエーション、街、背景そしてクラシックギタリストとグローバルに活動をするジャーナリストの出会いと恋。二人が実際に会っている間は話がどんどん進み、それぞれの心の中の描写では知的で大人の人間性だと思った。この本の中に描かれる世界に憧れ、恋をした。こんな風に思った本は初めてであったし、読み終えた後は深いためいきと形容し難い余韻で包まれた。

時々ツイッターなどで見ていた作家だ!と思って、何の知識もなく借りてみたら、おもしろくて、エェッ!どうなるの?とやきもきさせられた。ちょっとメロドラマっぽくもあるけど、ギターや文学の専門的な話も出てきて、とても研究熱心な作家だなとも思った。
過去は変えられる、ほんとにそうだな、と教えられた。これからの時間との向き合い方も。

読者

Cd086107 8dc6 4d0d 8cf0 4c84f7ee2382Dd68cf61 1373 422d b23d ecb993c4a24c7d574782 709d 4e7e 877c 5b99bcb2cbd494924667 d317 460d 9514 16b4e91e8ecf743b9593 b409 4abe b6c1 e420eae4686d5a60022c de50 48da 9397 2f4b2b1a45eaDa7ed40f 2e85 4d0f b348 238216b8aa92E4cbd0fe 281d 4ee6 b985 81e456ad4b55 62人

平野啓一郎の本

ある男

ある男

Picture

渡辺洋介

神田村経由専門書版元

亡くなった夫は全くの別人であった。夫はどこの誰なのか。物語はその謎に迫るべく進んでいく それがあくまでも軸となっているが夫婦とは何か?一緒に暮らしていても実は解らないことだらけであり、そもそもわかり合うことは不可能であるということを突き付けてくる。 また中年男性の都合の良い願望(あくまでプラトニックなのが肝)を通してエンターテイメントの枠内で反差別を唱えている。ストレートに語っても通じにくいこともあるが物語というフィルターを通すことで伝わりやすくする手腕にうまさが光る。 「そう、そういうのが強調されると、その人の持っている他の色んな面が無視されちゃうでしょう?人間は、本来多面的なのに、在日って出自がスティグマ化されると、もう何でもかんでもそれですよ。悪い意味だけじゃなくて、正直僕は、在日の同胞に、俺たち在日だしなって肩を組まれるのも好きじゃないんです。それは、俺たち石川県人だもんな、でも同じですよ。”加賀乞食”なんて自虐ネタをフラれても、そういうところがある気がしないでもないけど、何かにつけて言われるとね。 ………弁護士だろう、とか、日本人だろう、とか、何でもそうですよ。アイデンティティを一つの何かに括りつけられて、そこを他人に握りしめられるってのは、堪らないですよ。」P.146

約1年前

94cadf74 dc2a 4988 95c4 c61ee3309d44A1db962e dcd5 4b3c a3cb 41158eb4e2a8Icon user placeholder 102
日蝕・一月物語

日蝕・一月物語

5dbe0e4b bc3f 440a b73e c5fedd4f340f

cobo

昔の記録に

「決壊」を読んだので、上手いとは思うのですが、もう少し痒いところに手が届くように、私が好きな作家さんになりうるのかどうなのか?を判断するために処女作を読む事にしました。私はたいてい最初の作品にその作家さんの何かが出ていて、それを読む事で好みや傾向が分かる気がするのです。これ以上追いかけるに値(もちろん私の嗜好にとって、という事ですが)するか否か?という点を判断するのには1番売れた作品よりも、最初の作品なのではないか?と考えます。 で、感想と致しましてはこれ以上強く追いかけたいとは思いませんでした。またオススメではないのですが、私の感想を。 15世紀のフランスを舞台にある一人のカトリックの僧がフィレンツェを目指す途中で立ち寄った村で錬金術師と出会うのですが...という滑り出しなのですが、古い漢字か、当て字なのか分かりませんが全編古い字を使ったことで情緒は出ていますが、読みにくい。時代感溢れる演出ですが、もう少し上手く出来ないものか?とも思います、読みにくいことだけが良くないのではなく、読みにくさがあったとしても得られる何かの方が大きければ何の問題もないのですが、私にはデメリットの方が多く感じました。また、どうしても「薔薇の名前」が頭をよぎる構成といいますか、展開でして、「なんかどこかでみた」とか「似たような展開を何かで憶えてる」とかを感じさせます。意図したものではないかも知れませんが、そんなちょっとした違和感や演出がどうしても「読ませたい物語」よりも「びっくりしてくれた?けっこう上手いでしょ、私」的なる自己顕示欲に見えてしまう(もちろん私にとって、です)のです。これは技術的問題で、最初から上手い人はいないのでしょうけれど、その加減が私には鼻につく作家さんである、という傾向を感じ取れたので、しばらくはもう良いかと。でも、誰かからススメられると読んでしまいそうではあります。特別毛嫌いする程、耐えられない程ではありませんが、2作品だけで私の中の平野さん桶の中には水がいっぱい溜まってしまった感じです。 なんとなくこうして自分の文章にしてみると、「決壊」で感じた違和感がここでも感じられるのは自分でもびっくりです。引き寄せるチカラ、読ませるチカラは間違いなく上手になっていますし、文体もまるで違うにも関わらず。でも、もしかすると、ただの私の好きな幅が狭いだけなのかも知れませんけれど。そうだと嫌なので、できるだけいろいろなモノを読んで行きたいと考えていますし、せめて読んでから批判したいとは考えていますが。 特にオススメではないのですが、「薔薇の名前」の世界が(映画でも、本でも)お好きな方に、ヤヤスメ(ヤヤ、オススメの略ということで)します。 ところで、帯に『三島由紀夫の再来』って形容されているのですが、それって凄いですよね、やるな、新潮社!と思いました。売りたいぜ!って鼻息が感じられます、ストレートで凄い。 2008年 10月

約3年前

Icon user placeholder728e27e6 ab0c 4e98 bde1 a064ea5f8b92Icon user placeholder
決壊〈下〉

決壊〈下〉

4fba8f39 a492 4087 9784 74dbe1042f73

tooo

本が好き。 最近は電子書籍が多め

20170121 コメントはまたゆっくり。

約3年前

728e27e6 ab0c 4e98 bde1 a064ea5f8b920107fc93 5315 4e72 9f9b 52cbc63bd2850a084b3e 3ba9 498b 88f5 64a4294c18fe 9
ウェブ人間論

ウェブ人間論

8b21d536 8a5d 457e ae55 24cd1f5026d4

marz

漱石→三島→小林→聖書

「生まれた時に放り込まれたコミュニティ」で交わされる言葉や価値観と同時に、ネットの世界のあらゆる場所の人々と交流する言葉や価値観に影響されながら、成長してゆくことになる。どこに住んでいても考え方が均一化されていくのは怖い。突き抜けるチカラを磨き続けなければ〜

約3年前