コメント
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hitomi.oidaira.13 |
人間の感情と脳の仕組みについて、分かりやすく噛み砕いて説明してくれた本でした。
たしかに分かりやすかったけれど、節々を切り取って色んな人たちの「言い訳」に使われなければいいなという印象。ただ、社会を生きづらいと感じる人にとっては救いになるかもしれない。
リスクを孕みつつも、面白い1冊でした。
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hitomi.oidaira.13 |
人間の感情と脳の仕組みについて、分かりやすく噛み砕いて説明してくれた本でした。
たしかに分かりやすかったけれど、節々を切り取って色んな人たちの「言い訳」に使われなければいいなという印象。ただ、社会を生きづらいと感じる人にとっては救いになるかもしれない。
リスクを孕みつつも、面白い1冊でした。
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Takuya Matsuda(Yamamoto) 島根県/双子/社会福祉法人(支援… |
日本人に空気を読む特性が強い人が多いのは理由がある。不安傾向が強い日本人は幸福度調査でも上位に食い込むことはいまのところない。
幸福度が低い=不幸せというイメージがあるが、真面目な人ほど長生きし、陽気な人ほど長寿ではないという調査もあるとのこと。
なにをもって幸せと感じるのは、その人の考え方によるところが大きいのではないか。自分なりの考えを持つ為にも、自分自身(脳の機能)を知り、たくさんの人の考え方に触れる機会を持つことも大切になってくるのだと思う。
最後の解説が良かった。
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とーちん 普通のサラリーマン 年間 |
雑学として読むレベル
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13人 |
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人は、なぜ他人を許せないのか?
他人を許せなくなる背景には、文化や習慣によって生まれた内集団バイアスという脳のクセによるものがある。この思い込みは前頭前野の衰えが関与しており、是正するためには食事、睡眠、メタ認知がkeyになる。また、現状維持バイアスからの脱却も必要になるだろう。
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悪の脳科学
人の気持ちが揺さぶられるのは脳が他の体の機能と比べて完全にできていないから。進化する為に必要な余白部分を喪黒福造は攻めてくる。 漫画が差し込まれ、文書も読みやすかった。 数々のホルモンが人間の身体や考え方にどのように影響するのか随所に書かれており、自分をコントロールすることは脳をコントロールすることと等しいんだなと思った。
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生きるのが楽しくなる脳に効く言葉
脳科学者の中野先生がわかりやすいシンプルな言葉で、生きるヒントをくれる。 いくつになっても脳って騙せるんだな。 |
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ヒトは「いじめ」をやめられない
結束力・団結力が強固な集団ほどいじめ発生リスクを孕んでいるということが、とてもわかりやすく書かれている。とくに脳の発展途上にある子供は、理性や道徳のみでは歯止めが効かず、深刻化しやすい。続く後半は具体的な対策例が挙げられている。 どうやら人は、いじめ(バッシング)によってドーパミンを放出し、快感を得ているらしい。 子供に対してはどう教え諭すか、大人の自分自身はどういう心がけが必要か、ただ「いけないこと」として言い聞かせるのでは、これまでと同じ。誰も(サイコパスは除いて)が加害者になり得る可能性があるならば、時々自分を客観的に、偏りのない視点で振り返る必要があると感じた。
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