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コロナに脅かされる首都・東京の命運を担う政治家・小池百合子。女性初の都知事であり、次の総理候補との呼び声も高い。しかし、われわれは、彼女のことをどれだけ知... 続き

コメント

よくあるオッさん向け週刊誌、(いや今は読者層が高齢者になってしまい中づり広告も出さなくなってしまった)の虚実皮膜を漂うスキャンダルものかと思いきや、徹底した取材により、現都知事の実像を冷静にあぶりだしていく

成り上がる為にはどんな手段でも使う。共感力が著しく欠如しているのだろうか。経営者には向いてるタイプ。オッさん社会だからこその存在感ともいえる。
「小学5年生の弁論大会で優勝した題材は嘘も方便」だとか阪神淡路大震災のマニキュア事件や拉致被害者の記者会見での忘れ物事件などとんでもないエピソードも多数あり。

「彼女は「敵」を作り出して攻撃し、「敵」への憎悪を人々の中にも植えつけ、その憎悪のパワーを利用して自分の支持へとつなげていくという手法を何度となく駆使している」p.423

既視感あると思えば、大阪の名前だけは勇ましい地域政党がよく使うパターンだ。

先週「カイロ大学」より正式に「卒業」しているとの発表があったが、本書を読んでいれば当然の回答ともいえる。

その他のコメント

どんな人が政治家になればよいの?

小池百合子現都知事の生まれから現在に至るまでを徹底的に調べてあげたノンフィクションルポ。学生時代、国政時代、都政時代と辿り、本人の言動や行動、周囲の人々等の言質を集めて記される。
「周囲の人々」と記される人々のコメントには"小池百合子が嫌いである"というところをベースに集められたものも多く、"媚を売っている""ミニスカートを売りにして"等、政治とは関係なく、本論とはズレる主旨の批判も目立つ。特に本の前半は一方的な視点に基づき集めまれた批判集の様な側面もあるが、都政に関わり始めた本の後半からは情報が集めやすかったからか、本人の言動と行動のファクトを比較する側面が多くなり、やや公平性を取り戻す。
都知事選の前に多くの人に読んでもらい、小池百合子票を無くす目的で出版されたのであれば長すぎる本だが、政治に興味がある人は一読の価値がある。政治家たるやこの本で批判されている、人を騙す力、メディアや大衆を煽る力を持っていて然るべき力であると感じるが、その力をどのように、なんのために使うのか、が重要なのだろう。

読者

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