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イスラム世界の最果てで「信仰戦士(ガーズィー)」をまとめ上げた始祖オスマン。 アナトリアを統一した稲妻王バヤズィト1世。 ビザンツの帝都コンスタンティノポ... 続き

コメント

世界史とってなかったこともあって知識がまだらなので第一次世界大戦の敗戦国のうちにオスマン・トルコが含まれていることを知ってちょっと驚いてその歴史に興味を持ったので。日本だと鎌倉時代から明治にかけて実に36代、600年続いた王朝の通史を新書にコンパクトにまとめたものなのでかなり大雑把ではあるけれどかえって大きな流れが理解できてよかった。まずタイトルがオスマン帝国とあるけれどそれはオスマン家という実は出自のはっきりしないトルコ系の遊牧民が王様(スルタン)を務めてはいたものの政権の中枢を担っていたのはアルメニア人やクルド人など多岐にわたる民族であってトルコ帝国とはいえないということらしい。更には宗教もイスラム帝国でありスルタンはいつしかイスラム世界の教皇であるカリフをも名乗るもののかなり寛容でキリスト教徒やユダヤ教徒も多少イスラム教徒に劣後はするものの長い間共存していた社会であったのだそうだ。長く続いた秘訣はこの宗教面での寛容さと権力闘争を極力排除したシステムにあって特に後者は、有力な豪族の力を削ぐ、王が即位するとその兄弟は殺してしまう(後年はハレムに閉じ込める)、そして外戚ができないように外国の有力者とスルタンや王子が結婚しても子供を作らせないという徹底(殆どのスルタンの母親が奴隷身分だという)ぶりにあった。それにしてもローマ帝国以来の版図を誇った大帝國が近現代になって識字率の向上、各言語での出版物の出現により民族主義が芽生えた結果、帝国がゆるく抑えていた地域のほうぼうで離反が相次ぎクリミア戦争でボロボロにされ第一次大戦の敗戦で完全に崩壊していくところはなんとも物悲しい。そして領土も分割されてしまうところを盛り返して現在の共和国の形を作ったケマル・アタテュルクとはなんとも凄い男だな、とも思った。

読者

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よみがえる天才1 伊藤若冲

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付喪神

基本、何でも読みます

2020/10/20 読了 スゲ〜! 色々と若冲の絵を見てきたけど、そうだったんだ〜。いや〜、ホントに天才と言おうか、この絵に対する情熱に脱帽します。 宝蔵寺、先日行ってきました〜。次は石峰寺かなぁ。 でも、付喪神図が出てこなかったのは心外だなぁ〜。

1日前

理科系の作文技術 (中公新書 (624))

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Tomoko

こんにちは

「私の考えでは、日本の学校における作文教育は文学に偏向している。遠足についての作文は、「どこに行って何をし、何を見たか」がどれほど正確に、簡潔に書けているかによってではなく、書いたこどもの、またその仲間の心情の動きがどれだけ生き生きと描かれているかによって評価される。」(10ページより) 「しかし、論文は読者に向けて書くべきもので、著者の思いをみたすために書くものではない。」(87ページより)

17日前

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