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Koppepantaro 身の丈五尺八寸、中盛無料と戦う日… |
まさかの戦国名探偵、牛一現る(72歳)
消えた信長の遺骸を巡るミステリーを、高齢隠居翁がかなりアグレッシブに探る、というお話。
信長公記の作者である太田牛一が主人公で、織田政権から豊臣政権へと時代を移しながら、歴史の本道をちょい外れて、実はあの時…のような裏話的エピソードも少々。しっかり書かれた歴史ミステリーではあるけれど、牛一にそこまで魅力を感じられず…。下巻まで読み終わって、何故か無性に司馬遼太郎先生が恋しくなりました。