ラクに達成する技術、というよりは、
達成するためのプロセスを楽しむことができるようになる技術、
だと感じました。
各章ごとに気になった箇所をピックアップします。
まずは、Plan。正しく目標を立てること。
ここで特に大事だと思ったのは、
人から与えられた目標も自分のモノにすることです。
僕らは仕事において、グレードに応じて会社が決めた目標を追ってます。
これ自体は自分で目標を立てたとは言えないかもしれませんが、
その目標を達成するためにやるべき行動の目標は、自分で決めることができます。
決められた目標を自分自身で噛み砕いて行動目標を立てることで、
やらされ感・受け身ではなく、自責で行動ができるってことです。
この思考法、些細なことだけどすごい難しいし、
逆に言うと、これができる人は強いなと思います。
次に、Do。行動をし続けること。
特に大事なのは、
・○○しない、という否定的な行動じゃないこと
・数字を入れるなど具体的な行動をすること
・何かの「ついでに」やること
僕、たまたま最近、日経新聞を読み始めたんですが、
ちょっとゲームみたいにして読んでるんです。
これが、本書で書かれてたこととすごく一致してました。
■ルール
1, 毎朝の通勤電車で読むこと
2, 記事を5〜6個選ぶ
3, 自分が選んだ記事が執行役員の新聞ピックアップに選ばれてるかチェック
ここ2週間前くらいに始めたんですけど、
たぶん、ただ「毎日新聞を読む」って目標だったら、
3日も続かずに終わってると思うんです。
何かのついでにやるとか、具体性を持たせることで、
こんなにやる気って変わるんだなって思いました。
3つ目の、Check、経験を振り返ること、では、
「反省と内省の違い」というのが印象的でした。
反省:自分の失敗や過ちを改めようとすること
内省:自分の経験を深く振り返ること
筆者は、できたことこそしっかり振り返ることが必要だと言ってました。
どう振り返るかと言うと、
・まずは、できたことを認めて自己肯定感を持つ
・果たして本当にできたと言えるのかを考える
・もっと上手くできるのではないかと疑問をもつこと です。
これはかなり響きました。
僕、できたことに満足してすぐ調子乗っちゃうタイプなんです。
それで大体、次のタイミングで痛い目にあうんですね。
現状に満足せず、今月は達成したけど、
来月もっと達成するためには何が必要か、どうすればいいのか、
それを自然に考え続けられれば、
毎月ラクに達成することができるんだと思いました。
4つ目は、FeedbackのFです。
周囲の人といい影響を与えあって、学び合うことです。
まず、フィードバックをしてもらうためには、
自分の行動とか目標を、声を大にして言うことが大事だと思いました。
例えば、「5キロ痩せたい!」って言ってる人が
間食をしようしてたら、
「そんなんだから痩せれないんだよ…」って言いますよね。笑
この状況を作ることが必要なんです。
逆に、人にフィードバックをしてあげるときは、
ブーメラン式で、「自分はどうか」ということを考えることが大事だそうです。
最後はAction。自分の軸を見出すこと、です。
この章で一番胸に響いた箇所を掲載します。
--------------
毎日の行動は、派手さはなく地味な活動が多いもの。
でも、その地味な活動が大きなものにつながっていると考えながら
仕事をするかどうかによって、見る目も大きく変わってきます。
--------------
たしかに、日々行う再提案とかリリアタとかってめっちゃ地味。。
けど、それがいずれ内定につながり、入社につながり、
企業の成長につながり、世の中のためになってるんだ、って
改めて考えさせられました。
このほかにも、共感できるポイントや、すぐに実践できることが
たくさん載ってます。