新潮社の本

東海道新幹線開業50周年記念 世界最速「車窓案内」

東海道新幹線開業50周年記念 世界最速「車窓案内」 今尾恵介

「世界最速車窓案内」今尾恵介著新潮社、東海道新幹線の車窓から見える風景を2.5万分の1地形図で読み解く、65枚に及ぶ地形図を1冊にまとめ、解説や写真、イラスト地図で補足。特に写真は地形図に表されている記号からの読解を易しくしている。(P.14川沿いに並ぶ上和田団地など)。人口好きにはイラスト地図下部の市町村人口が嬉しい。 相鉄線西谷駅付近から見る新幹線高架橋(すぐ下に住宅地!)や高座渋谷駅の下を爆音で通過する切通しなど馴染みの風景も地図で確認。 好きな車窓はサントリー山崎工場と奥に広がる団地と反対方向には丘の上に広がる住宅地です。

サンセット・パーク

サンセット・パーク ポール・オースター/柴田 元幸

「脳にはつねにまだもうひとつの物語、もう一冊の本、もう一本の映画を受け入れる余地がある。」 快適な椅子で楽しむことで最大限そんな風に思えそう。 快適な椅子は本に出てくる。わたしも欲しい。

旅のつばくろ

旅のつばくろ 沢木耕太郎

居心地の悪さ、対象との距離感、偶然性への信頼、永六輔の記憶。

神とさざなみの密室

神とさざなみの密室 市川憂人

最近、民主主義の限界を感じていて 個人的にはすごく面白かった 昔から多数決が正義と言われて いつも肯定出来なかったが 数式で説明された内容に納得 民主主義も社会主義も理想がベースなのね そろそろどこかの天才が 第三の思想でも発表してくれと思う ミステリとしては斬新に留まり 他作品より優とは言い難い 好まれる傾向かアレコレくっつけてまとめる 作家さんに読み飽きたので これだけ引っ張って最後は全然知らん行きずりかよとか 異世界抜きの壮大過ぎるわって話を期待したい 数少ない贔屓作家さんなので応援してます

オルガ

オルガ ベルンハルト・シュリンク/松永 美穂

個人の葛藤と世代的トラウマが折り重なる。 苦痛と困難の時代。 世界大戦、戦間期、再びの大戦、戦後。 近代から現代へ急速な変貌、それはオルガにとっても、彼女の世代にとっても苦痛と喪失を伴うものだった。 この物語に言うべき言葉はあまり見つからない。 喪失を乗り越えるために必死に生き、届くはずのない手紙を送るオルガ。 歴史は語られるものであって、読み解かれるものになる。 翻訳あとがき(松永美穂氏)の引用『「シュリンクは不愉快な問いを投げかけることを忘れない」』 まさしく、葛藤とは直面化したくないものだ。 しかし、その葛藤から洞察を得たいと思うのも健全な人間の文化だとも思う。 物語の構成はゲーテの『若きウェルテルの悩み』のように、語り部が変化する。 そして、オルガの人生の全容が明らかになる。 葛藤への苦しい直面化のために、こうした物語が作られ、それを読む事ができることに感謝。

処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな

処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな 葵遼太

2020年99冊目。なのだった。が頻出するのが気になったけど、途中で忘れて夢中で読めた。流行りそう。映画にできそう。「不思議だね、自分を嫌いなまま、ひとは、それでも世界を、うつくしいと思えるんだよ。」「夜のなかを歩みとおすときに助けになるのは、橋でも翼でもなく、友の足音なんだ。」「なにかがはじまりそうなときには、はじめてみること。」 / 20200624

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パーマネント神喜劇

パーマネント神喜劇 万城目学

2020/06/19 読了 一気読み! 「神喜劇」とはいいながら、最後はホロリと…。我々人間の小ささを思い知らされました。でも、だからこそですね(^。^) この神様、シリーズ化してほしいなぁ。

新宿二丁目

新宿二丁目 伏見憲明

風俗史、都市論としても面白い。

カラスは飼えるか

カラスは飼えるか 松原始

0208 2020/07/01読了 著者の言っているとおり、カラスに限らず鳥についての雑学が知れて科学を楽しめる本。著者の文章も親しみやすいので読みやすい。 カラスは賢くて怖くて害獣というイメージがあったが、とぼけたところもあるみたい。本当にそうなのかな?と町のカラスを観察したくなった。 第5章の「やっぱりカラスでしょ!」から、カラスへの愛が伝わる。 付録も面白い。

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城をひとつ

城をひとつ 伊東潤

戦国時代の北条家に仕えた調略を得意にした、大藤一族の物語です。 完全なノンフィクションかと思いながら最後まで楽しみましたが、実在の人物とのこと驚きました。

1ミリの後悔もない、はずがない

1ミリの後悔もない、はずがない 一木けい

R-18文学賞読者賞受賞とのことで確かに性描写は所々でみられるが、それ以上にかつての複雑な恋愛感情を煽る素晴らしい作品だった。 思春期の恋愛だけでなく、大人になってからの正解の分からない感情や陰鬱な部分も描かれており、読者としてその起伏にのめり込んでいった。 個人的には「千波万波」での幸太郎と安伊子さんの振る舞いに心温められた。

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ただしくないひと、桜井さん

ただしくないひと、桜井さん 滝田愛美

短編集。すべてただしくないひとたちの話。しかし、ただしくない事によっていろいろなバランスを取っている。さみしさや不安から。

共感障害

共感障害 黒川伊保子

エビデンスに乏しく、筆者の想像が書かれている本です。 後半以下の記述があり、衝撃を受けるとともになぜか納得がいった。 「思考の実験であり、医学的に証明されたことではないので、ご了承ください。」

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山本有三

山本有三 

人類の進歩につくした人々