中央公論新社の本

四捨五入殺人事件

四捨五入殺人事件 井上ひさし

そうきましたか!というのが正直な感想です。最後の大どんでん返しが醍醐味かもしれません。

よその島

よその島 井上荒野

主人公が 蕗子 同名なので親近感が湧きあっという間に読了

R帝国

R帝国 中村文則

今の政治について考えさせられる。私達は戦前なのでは?

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任侠シネマ

任侠シネマ 今野敏

だんだんわかってきた。このシリーズは失わせそうな文化を守る話しというわけか。

綴る女

綴る女 林真理子

映画でしか内容の知らない作家だが、不幸な出自を題材にしながらも優れた文才のある人だったよう。読んでみようか。

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愛のようだ

愛のようだ 長嶋有

学生の頃好きだった長嶋有、久しぶりに読んだらだいぶ文がおじさん臭くなってた。昔はあんなに爽やかだったのに…。自分が10歳年取ったら長嶋有も10歳年取ってるんだなぁ、当たり前だけど。

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エリザベス女王

エリザベス女王 君塚直隆

まだ存命中なのに伝記が出来てしまうことに驚きました。エリザベス女王の人生がそのままイギリスを中心とした世界の近現代史として勉強できてしまう良書です。またコモンウェルスとして多くの国の女王陛下であることにもその大きな権威を感じ、この優れた女王の跡を継ぐ後継者の未来への責任の重さにイギリス王室の報道を見る目が変化が起こること間違いなしです。

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たおやかに輪をえがいて

たおやかに輪をえがいて 窪美澄

2020年111冊目。すごく好き。誰しもに思い出があって、でもその日々を美しいままに保つってむずかしい。思い出の日々から地続きのはずの今なのに、大事にできなくなるの、不思議だけどよくわかる。 「私はね、機嫌よく死にたいのよ。ただ、それだけ。この世からいなくなるときに、あんなことしておけばよかった、こんなことしておけばよかった、なんて、後悔したり、誰かをうらんだりしたくはないの。やりつくしたー、生きたーって思って死にたいのよ。」 「何か特別なことをしなくちゃ、人は生きてたらだめなのかな?」0707

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勝負師

勝負師 坂口安吾

坂口安吾による囲碁・将棋のルポルタージュや対談を編んだ作品集。棋士たちの勝負にかける苦悩や人生を敗戦直後の日本に重ね合わせて描く。安吾の観戦記を読みながら、実際に将棋盤に駒を置いてみる。『勝負師』という作品の95ページ8行目「木村、四十九分考えて、」は木村ではなく塚田名人の誤りではないか。

四神の旗

四神の旗 馳星周

藤原不比等を取り上げた前作が面白かったので手にとってみたこれは不比等の息子たち武智麻呂、房前、宇合、麻呂の俗に言う藤原四兄弟の話。偉大な父親の遺志を継いで権力を掴んでいく過程を描いている。四兄弟の祖父にあたる中臣鎌足が蘇我氏を倒してくれたあとなので大物と言えるのは皇族たち、特に長屋王だけで彼といかに対峙しどう排除したのか、という物語。武士が主人公の歴史モノと違って貴族による闘いなのでどうしても陰険というか...腹のさぐりあいであったり讒言であったり、というじっとり感は拭えない。そこが面白い、と思える人であれば楽しめるのかな、という気はした。長屋王から藤原四兄弟~橘諸兄~恵美押勝~藤原氏の復権という権力闘争の流れだとかその前の次代、大化の改新と壬申の乱ではじまる飛鳥、奈良時代の歴史は実はかなりの激動でもっと掘り下げていくと楽しめるかな、という気がしている。ちょっと残念なのは主人公が4人いるような感じなのでちょっと散漫になったところと結末が少しバタバタと蓋閉められちゃった感じなところかな。

コロンビア商人がみた維新後の日本

コロンビア商人がみた維新後の日本 ニコラス・タンコ・アルメロ

タイトルに惹かれて読んでみたんだけどこれはかなりインパクトのある内容だった。作者はシモン・ボリバルが解放し独立したばかりの南米コロンビアの初代財務大臣の息子ということで要は富裕層の息子。商人として主に中国を相手に活動していたのだが維新直後(明治5年くらいらしい)の日本に興味を持って日本を旅行してみました、という内容。起点がニューヨークで鉄道でサンフランシスコまで行ってそこから船で横浜に渡って日本国内は東京から中山道で京都まで、京都から大阪に出て汽船で東京に戻る、というルート。紀行文学としての期待で読んだのだけど残念ながらそういうところは殆どなくどこで聞いたのかなんだかところどころ怪しげな日本の歴史についての説明が半分以上を占めている。そして日本についての印象だけどこれが物凄くて、当時の日本と日本人は彼の目には「狡猾で模倣だけは上手く教養と知的好奇心に欠ける民族で家具が殆どない貧相な家で床で直に寝る動物のような暮らしをしていてその音楽は三味線しか楽器がなく調子外れで音痴であり貧相な寺院では境内で縁日などをやるうえに混浴を日常的にする野蛮でどうしようもない国」という風に見えたらしい。百田某とかが読んだら激怒しそうな中身(笑) 褒めてたのは焼物、漆器、女性くらいでほぼ罵詈雑言のオンパレード。正直、自分も不愉快だったのだけど、最近は世界で褒め称えられている日本とか、昔からすばらしかった日本という本が多いように思うけど実は当時の殆どの外国人はこういう風に見ていたのではないかな、と思った。最近の日本がどう見られているのかも遍く確認したらあながちこんな感じなのかも。ちなみに作者が中国相手にやっていた仕事というのがクーリーの買い付けでいわば奴隷商人なわけであとがき読んだら日本で奴隸船を摘発されて罰せられたらしくその辺りの感情も織り込まれているのかもしれない。日本人なら間違いなく不愉快になるのであまりお薦めはしません。

もぐら

もぐら 矢月秀作

もぐらシリーズ 相変わらずハードボイルドで内容も読み応え有り

佐藤栄作

佐藤栄作 村井良太

後世の私にとってみれば小笠原・沖縄の返還を成し遂げたリーダーシップに感服します、。