光文社の本

狐と韃

狐と韃 朱川湊人

2021/01/13 読了 『日本霊異記』つながり。もっといえば、「率川」つながりで、古事記異聞から(^。^) 心温まる短編をありがとう。ここから、『日本霊異記』へ進みます。

黒幕 鬼役

黒幕 鬼役 坂岡真

 将軍の毒見役が幕臣一の剣客で仕置人のような位置づけという設定の定期的に読みたくなる時代もの娯楽作品。悪はひたすら悪く、清く正しく生きようとする人が理不尽な目に会い最後に主人公にばっさりやられる、というお決まりのパターンの繰り返しなのだがたまにこういうの読みたくなるんだよね。得に勧めはしませんがけっこう面白いよ。

かきあげ家族

かきあげ家族 中島たい子

そういえば最近ドタバタ家族映画が減っている。なんでもアリ生きていける感じが面白い。

三つのアリバイ

三つのアリバイ 鯨統一郎

なんと20年・9冊!になるシリーズの最終作になります。 なんだか話の本筋からの逸脱がうまくなかったり、妙に多い誤字が目についたり(伏線か⁈と思ったのですが…)、物足りなくしっくりこない消化不良ぎみでもありますが、果たしてどうまとめるか、そして20年に及ぶシリーズをどう終えるのかばかりが、後半は気になりました。 こう来るのか…というところで、まあ納得いくものではありましたものの、果たしてどの段階から作者は話の終わらせ方を考えてたのかな…。 でもやっぱり、登場人物が少なくて発散せず、酒の蘊蓄が効いてて話が適度な長さで中だるみせずにまとまっており、なにより各種の文学作品の新解釈と現実の事件が有機的に結びついてる、シリーズ中盤が1番おもしろかったかな……。

竹林の七探偵

竹林の七探偵 田中啓文

大酒飲みホラ話なのか、面白おかしく生きるための息抜きか.. 良すぎる頭をどう使うかと生きやすさは別の話でして。 虞姫だけが真実を知って翻弄するのは心地よい。

ノーマンズランド

ノーマンズランド 誉田哲也

2020/12/11 読了 しばらくログイン出来ない日が続いたので、読み終えた本が溜まってしまいました。少しずつ、アップします。 さて、久々の姫川ちゃん。相変わらずのスタンドプレー。惚れ惚れします。國奥じいちゃんの気分ですね。話が大きくなりすぎたような気がします。当人にとっては大きな問題でしょうが、そっちへ行きますか? 新キャラの武見、そして勝俣の今後が楽しみです。

失敗しない定年延長

失敗しない定年延長 石黒太郎

残念なシニアを量産しないためには、まずは企業の人事制度の抜本改革は待ったなし。今はまだ数が少ないシニア人材であり目立ったものではないが、今後、加速度的に増えていくことを考えると、企業はシニア人材の有効活用にフォーカスせざるを得ないことは間違いないということであろう。

シネマコンプレックス

シネマコンプレックス 畑野智美

連作短編。シネコンで働く人びとのクリスマスイブの1日の話。なにか凄い特別な事が起こるわけではないけれど、読み進めていくといろんな人間関係が想像できて面白い。

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三毛猫ホームズの心中海岸 新装版

三毛猫ホームズの心中海岸 新装版 赤川次郎

思いつきで借りた本。 あと味がよくない。 登場人物が多いと分からなくなるが、それにしたってあらゆる所から一人の人が出てくるので、色々混ぜすぎではないかと思う。 あまりこういう事を考えるのは少ないのだが、物語を終わらせる為に無理やり最後に辻褄合わせをしたような感じ。 結婚しろ、と言ってた割にすごくあっさりすすむかと思えば、ひどい終わり方だった。 人に勧める気もあまりおきない作品だった

AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争

AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 庭田杏珠/渡邉英徳

 著者の先生にご紹介頂いた本、月並みな言い方しかできないが、祖父母の時代だからそう遠くはないけど実感がわかなかった過去をカラー化することにより歴史は地続きであり身近であることを認識する1冊。「溶接作業に取り組む女子挺身隊員」師範学校から川西航空機に勤労奉仕にいった祖母の姿を重ね合わせた。もっと話を聞きたかったな。 また日系の方々をとらえた写真の画質の良さ、(おそらくフィルムの質が全く違うのだろう)と服のセンス及び素材の良さに国力の差というものを実感した。これもカラー化したことによってより分かりやすくなっている。

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侵略者

侵略者 福田和代

福田さんの久々の、飛行物。あれよあれよと、引き込まれて、最後の最後まで目が離せず読破しました。続編を期待したいです。

酔ひもせず

酔ひもせず 田牧大和

うーん、なんだろうな…。この作者、振り幅が大きい…。今回は残念な方向に振り切れてる。とても煩い語り口に辟易し、何度本を置いたことか…。何とか読み終えたが、スッキリしないわ。 奥付頁には『テンポの良い展開と生き生きとした人物描写に定評がある』とあるんだけどね