CCCメディアハウスの本

Pen 2017年 9/1号

Pen 2017年 9/1号 

カッコイイ桑田さんに酔いしれたいときはソロを聴くことが多い。曲調にワイルドなものが多めというのもあるけど、たぶんやりたいことをやりまくってる姿がグッとくるから。それなのに完成した曲が独りよがりじゃなくて、聴く者に寄り添っているのが素晴らしいところ。2017.9

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兄の終い

兄の終い 村井理子

「一刻も早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」のフレーズに惹かれ、思わず一気読みしてしまいました。読み進めるうち、読み手の気持ちまですっきりさせてくれる消化の良い本でした。

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東西ベルリン動物園大戦争

東西ベルリン動物園大戦争 ヤン・モーンハウプト/黒鳥英俊

これは東西に分割されたドイツの中でさらに特殊な環境にあったベルリンという街だからこその話かもしれない。第二次大戦前から威容を誇ったベルリン動物園もイギリス空軍の爆撃を受け大きな被害を受ける。ナチ党員でゲーリングの友人という園長が赤軍を前に逃亡、当時珍しかった女性の動物学者で一職員が瀕死の夫を抱えながら赤軍に暴行までされてもなんとか残った動物たちを守り抜く。戦後に園長となった彼女は西側に残された動物園を園内でオクトーバフェストを開催して予算を補ったりしながら必死で立て直していく。娯楽の少ない時代、動物園の人気は絶大で一方の東側も「動物園に行く」という名目で西ベルリンに行く国民たちをよく思っていなかったこともあって新たに自領に広大な動物園を作る。タイトルからしてこの東西ベルリンの動物園同士が冷戦の代理戦争をしていたかのような印象なのだけど...直接の争いみたいな話はあまりなく動物園を取り巻く人間たちのエピソード集、といった印象。ドイツ最古の動物園である西側とそれに対抗するために作られた東側、ベルリンのそれぞれの動物園長同士は仲が悪く交流も無かったようなのだけど他の東西ドイツの動物園同士はけっこう交流があったということが意外だった。ベルリンの壁が崩れて動物園同士の競争を世界の変化が追い越していってしまう結末も感慨深い。非常に面白い作品もでした。

やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術

やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術 ドナルド・ロース

アイデアはあるけど、時間がない。結構、根源の問題である。やることを上げまくるのではなく、やらないことを決めてしまう。いや、膨大な中から抽出して集中させる。そしてそれをすぐにやる。こうも簡単ではないにしろ、読んでいて気持ち良くなる時間管理。著者によるアプリも面白い!

アイデアはどこからやってくるのか 考具 基礎編

アイデアはどこからやってくるのか 考具 基礎編 加藤昌治

アイデアは既存の要素の新しい組み合わせである と、言われるものの、既存の要素を使える形に料理出来るようになるまでには、それなりの考え方の訓練が必要。 というわけで、発想法の基礎トレーニング集的なエッセンスが詰め込まれているのが本書。こちらは基礎編らしいので、もう少し整理が出来たら、その先にも進んでみるつもり。

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