双葉社の本

みつば君はあにヨメさんと。(1)

みつば君はあにヨメさんと。(1) イトカツ

21歳の日菜子と9歳の義弟みつば君 旦那さんが仕事が忙しく いつも一人で寂しい思いをしていた日菜子にとって 喘息のため東京から来た義弟と一緒に暮らすのはいいこと 持ち前のコミュニケーション力であっという間にみつば君と仲良くなって 一緒に買い物に行ったりピクニックやドライブにも行ったり みつば君がいい子すぎて 自分の弟にしたいくらい 気遣いもできて素直だし いい子のまま育ってほしい

夏の魔物(1)

夏の魔物(1) ノムラララ

オメガバースというかふたなりというか、両性具有の少年少女のジュブナイルもの。

青に、ふれる。(2)

青に、ふれる。(2) 鈴木望

相貌失認の神田先生と太田母斑が顔にある青山さん 2人のコンプレックスは人生を変えてしまうほど本人たちが背負っているもので 中学時代 青山さんが不登校になる原因を作った大橋くんが高校生になって突然現れ謝ってくれたことで はっきりと口に出して 自分が傷付いたと言えた青山さん 神田先生にとっては「ズルい」という言葉が傷付く一言 なぜ先生が今までズルいと言われ続けるのかわからない 青山さんは治そうと思えば消せるアザだからまだ救われるけど 先生の相貌失認は生まれつきのものだから一生付き合っていかなければならないもの これからもずっとズルいと言われ続けなければならないのか

隣にりんごが届きました(1)

隣にりんごが届きました(1) にたもと

高校2年の春好くん 隣りに引っ越してきた警察官の凛伍(りんご)さんとベランダ越しに話すようになり 彼氏のことを相談してみた 上手く解決できたから これからどんどん頼るようになっていくのかな 春好くんの兄の秋美はなかなか鋭そう おそらく春好くんが男と付き合っていることに気付いているかも

乙女戦争 外伝I

乙女戦争 外伝I 大西巷一

15世紀中央ヨーロッパで起きた宗教反乱フス戦争の顛末を描いた『乙女戦争』。 その前史となる「プラハ窓外放擲(放出)事件」を描いた外伝的な作品。本編に出てきたキャラクターがたくさん出てきて嬉しい反面、相変わらず容赦なくエグい話なので読み手は選ぶ作品。

なきごえ聞かせて? かなでさん(1)

なきごえ聞かせて? かなでさん(1) ななつ藤

小学生と32歳の人妻が田舎でちょっとアブない日常を過ごしていく。 叩いたり、散歩したり、無邪気に責めている小学生。 時折見める、Sに目覚めたような表情は今後が楽しみな感じ(笑) 対して、いいように扱われている人妻は、一人で悦に浸っていて、新たに目覚めさせられた感じ。 …確かに、これはSMコメディだ。 青年誌でよくここまで表現できたなぁと思ってしまう。 多分、人妻が“女”になった表情を描くのが上手い気がする。 逆に、どこまで描けるかが楽しみにです。

夏の魔物(2)

夏の魔物(2) ノムラララ

彼らの脳や臓器は一体どうなっているのか気になって仕方がないのであーる。 どういうホルモンが分泌されているのか?とか染色体のかたちはどうなっている?とか。 それは、わたしが残念な読者だからでしょうか。

探偵になんて向いてない

探偵になんて向いてない 桜井鈴茂

「探偵物語」(工藤俊作の)に憧れる雇い主から突然「ゴンちゃん、探偵にならない?」と強引に探偵にされてしまった権藤研作。 彼は「向いていない」とボヤきつつ、探偵として依頼人のために怒り、悲しみ、喜び、のめり込み、汗を流し、走り回って…。 まず看板や名刺で「探偵」という入れものを先に作って、後からその入れものに合わせて「探偵」らしく振る舞うというゴンちゃん。 しかしどんな仕事もその人の人間性が反映されるもの。 バツ2で無職でホームレス寸前だった彼の仕事は、どれもドラマや小説のカッコいい探偵とは違った終わりかたになってしまう。 ただゴンちゃんには、自分自身の情けなさを自覚している人特有の優しさがあって、読者も最後には依頼人同様、彼が好きになってしまいそう。 依頼人も関係者も死なない、そして不思議と誰もが前より幸せになってしまう探偵物語。 本家よりずっと好きだなあ。

隣にりんごが届きました(2)

隣にりんごが届きました(2) にたもと

春好くんの彼氏の安藤くん ちょっとウザい 春好くんのこと すごく好きなのは伝わるけど 試すようなことしたり 相手の都合とか全然考えられないみたいだし 春好くんも安藤くんのこと好きだったけど あんまり面倒くさいと気持ちが冷めそう その点凛伍さんは大人だから春好くんみたいな未成年には良く見えるんだろうな 頼れる感じするから 兄の秋美さんも案外弟思いのいいお兄ちゃんだった

青い孤島

青い孤島 森沢明夫

2021/09/05 読了 『海を抱いたビー玉』以来かな? この作者。 ぐいぐい引き込まれて一気に読んでしまった。そして滂沱。ダメ社員の小島佑の再生物語。

なきごえ聞かせて? かなでさん(2)

なきごえ聞かせて? かなでさん(2) ななつ藤

2巻で完結とは…短かったですね。 ギリギリラインだからかな(笑) 個人的には、奏さんコンビより高野先生コンビの方が主従関係感じました。 成長した姿も見てみたかった気もするので、完結がちょっと残念です。

こいぐるみ(2)

こいぐるみ(2) たなかのか

“ネコミン”というキャラを通じて、恋が動き出す! 男からの好意に自分も「好きだ」と自覚し頑張ろうという決意から、直ぐに急展開するのは斬新だなと感じた。 恋には、大人も子供も関係ないんだな…と。 でも甘過ぎない感じで、仕事もちゃんと大事にしているから、社会人には共感して読みやすい内容になっているんじゃないかと思います。

エレジーは流れない

エレジーは流れない 三浦しをん

2021/06/30 読了 怜が自分の生い立ちを知る場面に涙。題名の意味はラストで明らかに。 自分の高校時代を思い出しながら読了。プライベートのない田舎で、仲間達とバカなことをやりながらさしたる目的もなく大学受験。その結果として今ここにいる。さて、高校生の自分に何と声をかけようか。 「迷惑なんてかけあえばいいってことだよ、うん」