筑摩書房の本

私の箱子

私の箱子 一青妙

家族だけど分かり合えないこともあるし、亡くなってから分かることもある。 大切な記憶を収めた箱子を自分も作ろうかな。

百年と一日

百年と一日 柴崎友香

何事もなさなくても、世間は変わるし暮らしも変わる。 小さく切り取られた人の1ページがやけにいとしく感じられた。

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世界哲学史5

世界哲学史5 伊藤 邦武/山内 志朗

ライプニッツのモナドロジーがいい。 アリストテレス主義を継承しながら普遍的な方法を追求する姿勢。宇宙から個体までの動的な能動、受動をモナドロジーとして導き出す。美しい。 スコラ哲学/モナドロジーをもっと知りたい。

その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。

その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。 山本 貴光/吉川 浩満

やさしい『嫌われる勇気』か…?! 古代ローマの哲学者、エピクテトスの教えを現代に置き換えて考えてみよう!という本書。一番最初に語られる権内、権外を見分けることの大切さなんて、まさに「課題の分離」と同じでは…。いや、確かに古代ローマの方が古いかもしれないけど…まぁでも、知識人の行き着くところは皆同じなのか〜と思うと、この考え方は結構的を射てるのかもな。 分かりづらいエピクテトスの考えを丁寧に繰り返し教えてくれるので、とっても優しい。だが少し、優しすぎると感じる人もいるかも

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世界哲学史1

世界哲学史1 伊藤 邦武/山内 志朗

最初は読むのが苦痛だった。 知らない専門用語に付箋を貼り、後で調べてまた読み直すの繰り返し。 用語と歴史を吸収してからは、広範囲な文化の哲学を掻い摘んで学ぶことが出来て、結局は読んで良かったと思えた。 ソクラテスとサンスクリット語とナーガセーナは、これから深堀したい。知りたい。 自分の学びたい哲学の方向性が分かった。

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評伝 獅子文六

評伝 獅子文六 牧村健一郎

0175 2020/01/28読了 娘と私、また各小説のあとがきや解説などで何となく知ってきた獅子文六の半生を知れた。「昭和」という時代も知れる。 今のところ私が読んだ作品は再評価後に人気になった作品が多いぽい。戦中・戦争直後の作品の方が当時は人気だったようだ。 まだ読んでない作品もどんどん読みたいし、映画も観たい。

本屋、はじめました 増補版

本屋、はじめました 増補版 辻山良雄

本屋さんにちなんだ本を買う癖がありまして、、これもその一冊。あの空間が好きだから、本屋さんをずっと応援したいと思っています。

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ことばの教育を問いなおす

ことばの教育を問いなおす 鳥飼 玖美子/苅谷 夏子

毎日会話しているようで、実は極端な省エネモード(摩擦を起こさず通りのよさそうな言葉で間に合わせ、かんたんに共感しやすい短い言葉を多用する)を繰り返す日々を過ごしていることを実感。 思考力を鍛えるためには、小さな違和感を大切にして使う言葉を丁寧に選びたい。

変半身

変半身 村田沙耶香

読みました! 何と表現したらいいのか分からない… 一番しっくりくる言葉は 「ファンタスティック」

マタイ受難曲

マタイ受難曲 礒山雅

クラシック音楽は好きだが、キリスト教の音楽は所詮、僕には理解出来ないだろうと思っている。それでもいずれちゃんと通して聴き、曲の成立した時代のことや作曲家のことなど知る必要がある。と考えて、ならばもうバッハのマタイしかないだろうということになった。おかげでシュッツのマタイも聴くことが出来た。 あー、生で聴きたい。

父が子に語る近現代史

父が子に語る近現代史 小島毅

父が子に語る日本史の続編。 聖徳太子や推古天皇、源平合戦よりも身近であり 今も色濃く影響を受けている近代について考えさせられるかもしれない。割と辛辣かも

アフガニスタンの診療所から

アフガニスタンの診療所から 中村哲

「白々しい文句だと思った。美しくかざられたことばより、天をあおいでさけぶハリマの自暴自棄のほうが真実だった。この非常時に患者たちを二週間以上もおきざりにするわけにはいかなかった。が、このペシャワールの状況を日本側に伝えるのは至難の業でもあった。無駄口と議論はもうたくさんだ。最後通牒のような「出席命令」を力をこめて引き裂いた。私は催しものと議論ずくめのわりに中身のない「海外医療協力」と、この時決別したのである。」(104ページより)

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次の時代を先に生きる

次の時代を先に生きる 高坂勝

前作「減速して自由に生きる ダウンシフターズ」より、過激とは言わないが、とんがった感じがした。ワタシ的には、痛い所を突かれたということではなく、文字通り痛みを感じた。今はまだ、著者の領域まで振り切れていないということか。とは言え、近頃は迷走しているのが分かる。高坂勝氏の本から、悩みではなく迷いを受けて、考えているのだ。次の時代、か。そこに居場所があるのだろうか。

やっさもっさ

やっさもっさ 獅子文六

0170 2020/01/15読了 限定デザインの崎陽軒デザインカバーがかわいい。 元のカバーの束芋さんのイラストも、読み終わった後に見るとなるほどなあと。作品を要約したようなイラストが素敵。 ドタバタ喜劇。戦後の横浜の暮らしがわかる。喜劇だけど、横浜の戦後現実がリアルで大変な時代がこの街にもあったんだなと改めて思った。獅子文六自身が出身であり、住んでいたこともあって、横浜の街並みの描写が細かい。他の作品よりも風景がたくさん出てきて細かいなと感じる。 登場人物もみんな愉快。左右田寧もっと出てほしかったな! そして女性が力強い。亮子はもちろんだがいわゆるパンパン達や園長など、女性キャラが強くてたくましい。

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どこからが病気なの?

どこからが病気なの? 市原真

とても読みやすく、(月並みな感想ですが)病気についての難しい事を分かりやすく書いてくれている本だと思いました。「複雑系」…言われてみればまさにその通りの事なのですが、確かに人は物事を単純化したがる傾向がありますよね。多分それについて理解しようとしたり、深く考える事がめんどくさいのだと思います。しかし、このタイトルを見てこの本を読もうと言う方は、少なくとも病気について理解しようと言う気概がある方だと思うので「複雑系」な病気の世界に触れて、自分で今まで抱いていた病気のイメージとの違いを、是非楽しんで欲しいと思いました(・ω・)

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世界最強組織のつくり方

世界最強組織のつくり方 國井修

その辺のビジネス書とは一味違うマネジメント論理。何せ、この組織はHIV、結核、マラリアの三大感染症を相手に、公的私的を問わず資金を集めてきて闘う国際組織。そこでは、徹頭徹尾実践的な「マネジメント」が求められる。医療福祉という結果が数字で読みにくい分野で、どのように目標を設定するか。説明責任(accountablity)と実行責任(responsibility)との差異。組織の目的と、個々人の働きをどう結びつけるか。ステークホルダー全員を動かして、プロジェクトを遂行するという断固たる意志と行動力に支えられて彼らは今日も任務を遂行する。組織論としても大変示唆に富む内容。