東洋経済新報社の本

一俗六仙

一俗六仙 川村隆

「生きがい」と「やりがい」の定義にはっとした。組織人としての過ごし方、あり方に悩む時にページを捲りたい一冊。

TIME SMART

TIME SMART アシュリー・ウィランズ/柴田 裕之

本書では、「幸せになるための時間戦略」について書かれている。 お金に対して時間の価値が過小評価されているという出発点は、”タイムプア”(わずかなお金を節約するために多くの時間を犠牲にする)の特徴が多く当てはまる自分には気づきがあった。 本書では、まず自分が何にどれくらい時間を使っているのか可視化したうえで、①ストレスに感じる時間をいかに減らすか、②空いている時間をいかに有意義に使うか、という大きく2つのアプローチが紹介されている。 単なる方法論の紹介ではなく、自分がお金と時間のどちらを重視するタイプなのか、時計時間型人間なのか事象時間型人間なのか、といった、自分の価値観を振り返りながら読み進められるので納得感もあるし、自分ごととして考えやすい。個人的に、楽しくないと思う活動を外注することで時間に投資する、という発想はこれまで希薄だったので、実践してみたいと思った。 ワークとライフの視点、個人と社会組織の視点、様々な切り口で書かれているので、何度か読み返すことで理解も深まると感じた。

起業の天才!

起業の天才! 大西康之

個人的な関心もあってすごく読んでみたかった作品。自分は1990年から社会人を始めたのだけど江副さんが逮捕されたのが1989年。ちょうど自分が就職活動をしていたタイミングがリクルートという会社が世間からめちゃくちゃに叩かれていた時期だった。まだバブルの尻尾くらいの時期で売り手市場だったので面白半分といっては怒られるけどもいろんな会社を受けたのだけどリクルートも受けていて、当時も超人気企業で例年だったらすぐ落とされちゃう自分みたいな者にも内定をくれたのだった。結局、製造業志向だったこともあってIT会社を選択したのだけれどそういう因縁もあって非常に興味深く読んだ稀代の起業家である江副浩正の一代記。アメリカのベンチャーの話を読んだ時に世の中にあるべきなのに無いものを俺が作る、という起業でないと成功しない、とあってなるほどな、と思ったのだけど正にそういう起業の物語。帯にジェフ・ペゾスの上司だった、とあるけどこれも本当でペゾス(さらっと触れられているけどやっぱり優秀さが尋常ではない)が勤めていた国際決済のベンチャー企業をリクルートが買収した時期があったらしい。求人情報から始まり様々な情報を商売のネタにして会社を拡大したところは実はGoogleのかなり先を行っていたし、大型の電算センターを作ってAWSのかなり先を行っていた、というあたり稀代の起業家の名に恥じないだろう。また、創業期の社員たちの〜時には今ならアウトだろみたいなことも含めて〜活躍も読んでいてすごく楽しい。製造業志向ということともう一つ、自分にはリクルートで活躍できるバイタリティが無いな、と思ったことも選ばなかった理由の一つ。そして…入ったら金融関係を…と言われていたがこれを読んでやめといて良かったとつくづく思った(笑) 後半のリクルート事件について作者の見立ては既得権益を奪われたマスコミをはじめとする古い体制に半ば嵌められたという印象なのだがそれが正しいとすると自分も同感。周囲の敵意に気がつかず不用意に脇腹を晒してしまったところが失敗なのだろう。読んでも何があれだけの人を有罪にした犯罪だったのかいまいち分からない。そして本筋ではないが検察の取り調べが酷い。まるで古い映画に出てくる特高警察そのものでこんな取調べがまだ行われているのなら後進国そのものではないかと思った。江副さんのDVみたいなこともきちんと書いてあって公平な評伝といった印象。とにかく面白かった。おすすめです。そういえば俺の中内功の評伝借りたまま返してない奴いるな…ということも思い出した(笑)

ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である

ブレイン・ルール 健康な脳が最強の資産である ジョン メディナ/野中 香方子

脳に大切なのは何か、そもそも脳の構造ってどうなってどんなアルゴリズムなのかというのが齧った程度に記述されて実際の事例である研究や実験を挙げたり、身近なもので分かりやすく表現しているので敷居が高いと思ってる人でも手軽に読めると思います

戦略の創造学

戦略の創造学 山脇秀樹

デザイン思考を、すんなりこれまでの戦略策定のステップにいれる、考え、方法を説明。 わかりやすく、ただこれを確実に実行することが大切。

マンガでわかる東大読書

マンガでわかる東大読書 西岡 壱誠/小野 洋一郎

学校で教えてくれない5つの読み方を漫画で分かりやすく解説している。装丁読み、取材読み、整理読み、検証読み、議論読み。今までは受け身で読んでいたが能動的に本を読む事の重要性が少しは理解できた気がする。

文系AI人材になる

文系AI人材になる 野口竜司

文系でもAI人材になれる! AIが普及すれば無くなる仕事も出てくる。 しかし、その逆に新しく出てくる仕事もあるはずだ。 AIは確かに人間の仕事を奪うかもしれないが、 逆にAIの世話をするための人材が必ず必要になる。 大切なのは、時代の流れを先読みして備えておくこと。本書では技術力を持たない文系人間が、どうすればAI人材になれるかが示されています。 併せて、AIとは何なのか?何ができて何が出来ないのか?基礎的な部分を学ぶためにも良書かと思わます。

超加速経済アフリカ

超加速経済アフリカ 椿進

何かと話題になっていたので。 現在のアフリカの経済や医療など、特記すべきトピックスについて学ぶことができた。 おそらく話題性のある、皆が興味を持つような部分をまとめてあるので、アフリカの「一歩目」としては良いかと。 本当の『現在のアフリカ』について学びたいのであれば、少し役不足かも。

QRコードの奇跡

QRコードの奇跡 小川進

QRコードという、日本が世界に誇る発明を、ドラマチックに描いたとても感動的な本だった。 敢えて焦点をモノではなく、開発者たちに当てているのが、臨場感があった。 意外にもこの本で、トヨタ生産方式の生々しい当時の現場を知ることができたのもお得だった。

世界最高の話し方

世界最高の話し方 岡本純子

「話し方」の様な書籍を読むと定性的に解説されてる本が多いなぁと感じる事が多かったのですが、本書は実践に活かしやすい内容でした。 個人的に『仕事はできるがマネジメントが苦手』とご自身を評価している人ほど読むことをオススメしたいです。

在宅HACKS!

在宅HACKS! 小山龍介

環境作りから、行動管理、コミュニケーション、メンタルや健康の維持管理、副業に至るまで。 在宅で働くためのお役立ちTips集。コロナ禍の現在だから出来るノウハウが多数詰まっていて役に立ちそう。 もちろん全てを取り入れる必要はないので、使えそうなものだけと試してみれば良いかと思います。

シリコンバレーのVC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか

シリコンバレーのVC=ベンチャーキャピタリストは何を見ているのか 山本康正

おっと驚く新しいことが並べられているわけではないが、大切なことが書かれている。 シリコンバレーの最新を知ることというより、日本人、日本企業の変わるべきポイントが書かれている印象 忘れずに、また早くトライして、実行することが、実は出来ない。 変わりたい、でも変わろうとしない。それが日本。

8
豊田章男

豊田章男 片山修

イミテーション(模倣)とインプルーメント(改善)を重ねる先にイノベーションがあるというトヨタ式イノベーションが興味深い。

10年後に食える仕事 食えない仕事

10年後に食える仕事 食えない仕事 渡邉正裕

AI化とそれに伴って淘汰される仕事については様々な書籍が出されているが、この本は、具体的にどのようにすれば良いかまで踏み込んだ内容になっていると思う。機械が強みを発揮する3条件と人間が強みを発揮する5業務を2軸4象限で表現し論点としている。今一度、業務のあり方について考えさせられる一冊。

楽しくなければ仕事じゃない

楽しくなければ仕事じゃない 干場弓子

「最初に、今、世の中で解決が求められていることを挙げていく。次に、それについて、自分なら何ができるかを考える。すると、それが、その生徒の「好きな仕事」になり得るという。」(97ページより)