幻冬舎の本

縄紋

縄紋 真梨幸子

校閲の大変さを地でいくような話しです。 途中まではよかったんだが、終わりがなんともなじまない。

10
明け方の若者たち

明け方の若者たち カツセ・マサヒコ

クリエイティブなことをしたくて、会社に入って幻滅して、自分が他の誰とも違う特別な存在でないことを認識して、仕事や会社に飲み込まれて、おまけに彼女にフラれて、それでもこの時代の若者もそして何となく共感できた僕も明け方の東京で必死にもがいている。

57
東京改造計画

東京改造計画 堀江貴文

賛否はあるけど、ホリエモンが都知事になれば、すごく日本が変わるだろう。 渋滞&満員電車対策、電子マネー、早く実現してほしい。 1時間でテンポ良く読めます。

すべての始まり

すべての始まり 吉本ばなな

メルマガをまとめたもの。もちろん今までもエッセイなども読んではいたけど、元々有料のメルマガだからか「え!そんな事があったなんて!」等、びっくりする事も書かれていた。途中お腹も空きます。

のまえで

のまえで 原田マハ

想い重なる思いがあり、想い馳せました。 美術館に行きたくなった。

13
リベラリズムの終わり

リベラリズムの終わり 萱野稔人

哲学的視点からの考察、素晴らしかった。見方が幾重にも広がって、自分のためになりました!

遅いインターネット

遅いインターネット 宇野常寛

最初、ネット系の本だと思ってたのは秘密です(笑 行き詰まっている、現代の民主主義や、ネットの閉塞感をどうすれば変えていけるのか?的な内容。 脳内の未開拓の荒地をガシガシ耕されてる感じがします。刺激的。

11
ほんとはかわいくないフィンランド

ほんとはかわいくないフィンランド 芹澤桂

図書館本。特にフィンランドに興味があったわけではないが、図書館でたまたま見かけたので借りて読んでみた。結婚してフィンランド在住になった女性のエッセイ。彼の地を旅行してみたいと思って読むとアテが外れるかも。結婚して出産する辺りの話がメインになっているので。国によって事情が異なるのでそこらへんは興味深く読めた。タイトルの言いたいことはわかるけど、全体的に薄味ですね。次回作に期待。

8
ピカソになれない私たち

ピカソになれない私たち 一色さゆり

0205 2020/06/17読了 芸大(書籍内では東京美大として出てくるが)の油画科の学生の話。 自分と向き合うことは怖いこと。 自分は今までにこんなにも向き合ったことがあるだろうか?怖くてできないかもなあとも思う。 芸術の世界の厳しさを垣間見ることができた。現実はさらにシビアなんだろうなあ。

食のほそみち

食のほそみち 酒井順子

わたしが日頃読む「食」に関するエッセイは、日常の食事のありがたみとか特別な会での食事だとかをつらつらと書き連ねていくタイプのものなのですが、酒井順子さんの鋭い洞察力にかかると、日常の食生活はこんなにも「その人そのものを表すもの」と化してしまうのか!と驚きました。 たったそんなことだけで?!と言いたくなるけれど「…たしかに」と妙に納得してしまう説がたくさんありました。そして、名付けの面白さ。笑 「無駄海老」って安直そうだけど、一番的確に表現しきってますし。 わたしの何気ない「食事」にも、わたしを表すあれやこれやが滲み出ていて、もしかしたらそんな所から私は相手に何かしらを感じ取られてるかもしれない…そう思うと、日常に接している食事って、自分を作り上げる要素として切りたくても切り離せない存在なんだなあと痛感しました。 とりあえず、作者の酒井順子さんの観察力には感服します…!

茶聖

茶聖 伊東潤

個人的にはいわゆる歴史小説の作家の中では当代一と思っている人の利休ものとあれば手に取らざるを得まい、という感じで。歴史ものだと最近はあまり人が取り上げないニッチな人物や時代を取り上げる人が多い印象でこの作者も初期は後北条家ものが多かった気がするがここに来てかなり骨太にいわば手垢のついた人物を取り上げられているように思う。利休なんかもそうで特にその死にざまが異様なだけにいろんな解釈の作品がある中で果たしてどんなふうに描いているのかという興味があったのだが...いやもう流石ですという他ないですね、史実はこうだったのでは、とすら思わせられた。革命的な天才である信長が武士の世の次を見越していわば文化で世を統べようと思い立ったその推進役として、また信長の思想をいわば丸パクリした秀吉の別の顔として活躍し自らの理想に殉じた男としての利休を見事に描いている。見事でした。面白かった。