ミシマ社の本

日本習合論

日本習合論 内田樹

自分にはまだ何が正しくて間違っているか、はっきり判断する能力がない。だからとりあえず色々な声を聞き上げて、結論は保留し、ストックしておく。20代はそんな日々だった気がする。で、昔よりマシにはなってる気がするけど、相変わらず判断力はついていないので、30代も続けていこう、それがこの本の感想になっていない思ったことである。

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自分と他人の許し方、あるいは愛し方

自分と他人の許し方、あるいは愛し方 三砂ちづる

読後ふと思うのは、母親になる喜びや出産の素晴らしさはあまり世の中に伝えられていないのかもな、ということ 妊娠中の体調不良や出産の辛さ、子育ての大変さを扱ったものはいくらでも目にしてきた たまには、出産も子育ても実はとても素晴らしく、かえがたい体験なのだと教えてくれる(思い出させてくれる)媒体があってもいいなと思った

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胎児のはなし

胎児のはなし 最相葉月

知らないことだらけで面白かった! 人類の神秘からDNA配列、海外と日本の違いなど。フランクな対談形式で読みやすい 「人には寿命があって体はみんな死ぬけれど、太古の昔から、この先もずっと死なずに受け継がれて死なない細胞がある。 --生殖細胞には、ゼロ歳から始めるために寿命をリセットする仕組みがある。」 あと福沢諭吉先生がすごい人なんだと分かった

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生きるように働く

生きるように働く ナカムラケンタ

ナカムラケンタさんに会いに スロージャムでお酒を飲みに 公募ガイドを衝動的に買いに 行きたくなりました。 日本仕事百貨ができるまでに、ナカムラさんが会った人、その人たちの生業と、育ててきた価値観を丁寧に文字にされた本。 力や経験を活かして洗練された仕事をしている人たちが、 枠にとらわれずに考え抜いて生きているところにグッときました。 はやいうちリトルトーキョー行こう。

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日帰り旅行は電車に乗って 関西編

日帰り旅行は電車に乗って 関西編 細川貂々

地元に居ながら、近過ぎるのが災い?してか、阪堺電車くらいしか経験してませんが。日帰りでぷらっと出かける、そんな旅も良いですよね。

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今日の人生

今日の人生 益田ミリ

10月に『2』が発売されるというので、 読んでる途中で積読になってしまっていたのを 読みなおしました。 なにげない日常をミリさんの視点で切り取られていて、 世界はこんなにも愛おしいもので あふれているんだなぁとしみじみ感じました。 映画や芝居をたくさん観て、 自分の世界に「手すり」をつけるという 考えかたは、すっごく腑に落ちました。 知っていること(手すり)を増やすことで、 自分が倒れないように支えをつくる。 そうやって「今日の人生」を生きていく。

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縁食論

縁食論 藤原辰史

「弱目的性」 筆者の造語 『目的をあえて強く設定せず、やんわりと複数の目的に目配せしながら大きく広く構えてみる、という程度の意味である。』 『子ども食堂の「弱目的性」』の項より

イスラムが効く!

イスラムが効く! 内藤正典/中田考

ムスリムの思考の理解に役立った。 分かりやすいところも、対談形式だからこそ、(あまりに口語すぎて)分かりづらいところもあったけど、こんなにイスラム的考え方をわかりやすく説明してくれたものが今まであっただろうか。 彼ら的会社のあり方、生のあり方、病気への対処、その他イスラムとその他の国際関係、などなど。いくらムスリムの友達がいても、彼らは彼らの考え方が当たり前だから、こんなに上手くは説明できない。 ちょっと理解できたところでイスラムを効かせるのは難しいけど、隣のムスリムと上手くやっていく助けには十分なり得ます。

数学の贈り物

数学の贈り物 森田真生

以前に森田さんの講演会に行き、数学者が集まる場では素数の番号から靴箱のカギがなくなるとか、楽しかったのを思い出した。 『数学する身体』の時はたしかお子様が生まれたばかりかその直前だったと思うが、この本では成長していくお子様のそばにいる森田さん、という視点で数学に絡んだ話も読める。 「言葉はもちろんコミュニケーションの道具だけれど、それ以前に自己を編む糸である。〜何かを伝えるだけでなく、世界を生み出すことだ。」 語学も数学も新しい発見があった。

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ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台 vol.4 「発酵×経済」号

ミシマ社の雑誌 ちゃぶ台 vol.4 「発酵×経済」号 ミシマ社

毎号楽しく読み応えがある。 どうしたら、こんな魅力的な執筆陣を贅沢に揃えられるんだろう。 大好物と、よう知らんけど美味しそうなおかずがぎっしり詰まった弁当みたい。 今回は、(広い意味で)発酵がテーマ。

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奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの

奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの 久住邦晴(くすみ書房・店主)

くすみ書房店主、久住邦晴さんによる遺稿です 町の本屋さんとして多くの人に愛されていたくすみ書房 それでも書店経営はとても大変だということがヒリヒリと伝わってきます 店主の死去は悲しい思いでいっぱいですが、学ぶべきことの多い一冊です

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きんじよ

きんじよ いしいしんじ

作家のいしいしんじさんがご家族と住む京都での暮らし、出来事を書いた本。お店に行く、お子さんの行動を見る、京都のイベントに参加するなど色々な出来事を時には緩く、またある時は男前な感じでいしいさんが語ります。不思議でつかみどころが見つからない本ですが、いしいさんたちはごきげんな毎日を送りたい、過ごしたいと思って暮らしているのかなと。感じたり思ったりしたりしていないわけではないでしょうが、いしいさんたちはためいきとか苦悩とかから、かなり遠いところにいるような感じがする。イベントの打ち上げでお子さんが横山剣さんに「GT」をリクエストする話、いしいさんのお父さんが塾をたたみまた塾をはじめる話など読んでいて気持ちがじわじわ盛り上がってくる話が時々出てきます。

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京都で考えた

京都で考えた 吉田篤弘

著者らしく、話はいろいろと跳びまくるのですが、どの一節も、その考え方や事象への感覚に、思わず頷かされたりは考えてみるような感じで、警句集めいてます。1冊の分量としてはそれほど多くないのも(100ページ程度)よいところです。なんとなくいろいろ考えてみたいときに、適当なページを開いてみて、という風にして、長く長く手元に置いておくのもいいかな、と思ってしまいます。

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大阪的

大阪的 江弘毅

この本の最初の方で小説家の津村記久子さんが大阪の観察、考察的なエッセイを書かれていて、その内容の真剣さ、際どさ。深く、ビターな大阪の話を読んで、やられたなーいいところ突かれてしまったなーという気分に。他の部分も大阪とは何なのかという真剣な考察の数々。今までの人生の中で真剣に大阪について考えたことがあったかを読みながら探ってしまいました(多分深くは考えてこなかったかも)。この本を読んだ大阪の人にこの本の感想と大阪について少し聴いてみたい、と思っています。

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